9月4日(水)
佐伯 6:18 ― 2761M 延岡行き → 延岡 7:23
延岡 7:35 ― 731M 西都城行き → 宮崎 9:09
宮崎 14:48 ― 6885M 西都城行き → 都城 15:58
都城 16:02 ― 6955M 鹿児島中央行き → 鹿児島中央 17:38

1日1本しかない佐伯発延岡行きの普通列車は、特急型の787系による運転。
間に宗太郎峠を挟む佐伯~延岡間は18きっぷ旅行においても難所として有名です。下りは朝の一本しか普通列車が走っていません。6時に駅前のホテルをチェックアウトし、駅前のコンビニで朝食を調達して改札に入ります。ホームには4両編成の787系が停車中ですが、乗車できるのは1番前の1号車のみ。とはいえ、それほど混み合っているわけではありませんでした。1号車の前寄りにはグリーン車もあり、車内でグリーン券も販売されていますが、普通席も充分すぎるくらい豪華なので普通席に座ります。

乗車できるのは先頭の1号車のみ。

秘境駅として有名な宗太郎。

早起きは三文の得。
列車は峠を越えていよいよ宮崎県に入ります。山間の区間はまだ少し薄暗い印象でしたが、時折、下を流れる川を朝日が照らし、幻想的な風景です。朝から豪華な車内で絶景を堪能しました。
延岡からは817系の普通列車。こちらは通勤通学客で混み合い、普通列車が日常的に使われていることがよく分かります。宮崎リニア実験線の高架や土々呂駅と、この区間の有名な景色を堪能しながら進みます。

延岡駅の駅名標のイラストに五ヶ瀬川と鮎が描かれている。かつては、高千穂線が分岐していた。

メイ「トトロ!あなたトトロっていうのね」
反対列車の遅れもあり、宮崎には少し遅れて到着しました。このまま進んでも良いのですが、少し宮崎周辺を観光することにしました。隣のホームに停車する日南線に乗って青島へ行くことに。先ほどの西都城行きから乗り継いだ高校生も多くいました。公式試合があるようで、途中の運動公園で下車していきました。運動公園の次が青島です。観光地ですが、自家用車での来訪が多いようで、駅舎はこぢんまりとしていました。駅から10分ほど歩き、青島観光を楽しみました。

宮崎から日南線に乗り換えて青島へ。

青島神社。良いご縁がありますように。

鬼の洗濯板。

こぢんまりとした駅舎だが、駅前の雰囲気は南国を感じさせる。
再び日南線で宮崎駅に戻った後は、宮崎空港線を往復。やって来たのは、私が大好きな所謂かぼちゃ顔の713系電車。「SUN SHINE MIYAZAKI」のニックネームがあり、真っ赤な塗装に、一瞬アルゼンチンの国旗を思わせる太陽のマークが描かれたデザインが南国を感じさせます。座席はドア間のクロスシートが485系で使われていたものに換装されており、リクライニング機能も残っています。こちらもかなりの贅沢仕様でした。(続く)

宮崎空港線の普通列車は713系。

713系の車内。

空港に直結する宮崎空港駅。構造は1面2線と小ぶり。







