夏休み日本縦断の旅 7日目① 山陽路を西へ

9月2日(月)

京都 8:30 ― 3421M新快速 姫路行き → 姫路 10:08

姫路 10:09 ― 957M 播州赤穂行き → 相生 10:28

相生 10:29 ― 1313M 岡山行き → 岡山 11:38

岡山 12:53 ― 1735M 糸崎行き → 糸崎 14:26

糸崎 14:54 ― 327M 岩国行き → 岩国 17:09

岩国 17:17 ― 2237D 徳山行き → 徳山 18:36

徳山 19:03 ― 3343M 下関行き → 新山口 19:48

旅もいよいよ後半戦。京都駅6番のりばよりスタート。

1週間ほど自宅で英気を養い、京都から旅を再開しました。あまりの鈍足で、当初の予報より大幅に遅れて日本に上陸した台風10号 (サンサン)が温帯低気圧に変わった日でした。まだ関西に居座り続けていましたが、電車は平常通り動いていたので一安心です。

まずは、新快速で姫路まで乗車します。月曜日の朝ということで、車内は混雑していましたが、大阪でお客さんが入れ替わったため着席できました。日常的に利用する電車ですが、京都鉄道博物館や向日町の車庫、明治のチョコレート看板、大阪、神戸のビル群、明石海峡大橋、瀬戸内海といつ見ても飽きない景色が続きます。写真は撮れませんでしたが、ミャクミャクラッピングの環状線にも、大阪駅出発後に遭遇しました。

姫路から播州赤穂行きに乗って相生まで移動。相生からは、115系による岡山行きに乗り換えです。岡山行きは、18きっぷ利用者で混雑していました。

相生にて。両数の関係から、岡山方先頭車は混雑しやすい。

岡山まで乗車した115系の先頭車の車番。

岡山には11時半過ぎに到着しました。そのまま後続の列車に乗り継いでも良かったのですが、せっかく大好きな街に来たので、昼食も兼ねて少し長めの乗り継ぎ時間を設けました。今年8月に開業した、広島駅舎の路面電車のりばが話題ですが、岡山でも2027年の完成を目指して、駅前広場への路面電車乗り入れ工事が行われていました。私がいつも岡山駅に降り立った際に写真に撮っていたピーコック噴水がなくなったのは少し残念ですが、新しい駅前広場の完成は待ち遠しいものです。改札内に戻り、しばらく発着する列車を眺めます。これまで大半が国鉄型でしたが、227系「Urara」や273系<やくも>のように新型車両が一気に増えた印象です。駅前広場と合わせて、岡山駅も大きな転換点にあるようです。(続く)

駅前広場の整備に伴い、山陽新幹線全通の1975年より岡山駅東口のシンボルとして親しまれたピーコック噴水は撤去されていた。

駅前にピーコック噴水があった頃の様子。現在は、環太平洋大学のキャンパス内に移転。(2024年3月19日撮影)

6番のりばで発車を待つ松山行きの特急<しおかぜ>。

3番のりばに到着した113系電車。115系とは前面行き先表示の有無やタイフォンカバーの形状の違いがある。今年10月に引退した。

ホームに並ぶ黄色い国鉄型電車たち。こうした何気ない一コマも、後々貴重となる日が来る。

駅名標の一部は新型の<やくも>に合わせたデザインになっていた。

やくもベンチ。

夏休み日本縦断の旅 7日目① 山陽路を西へ」への18件のフィードバック

  1. 岡山好きの元京都人様

    いよいよ岡山好きの元京都人さんのホームにやってきましたね。岡山は岡山電気軌道や水島臨海鉄道、そして吉備線と乗りたい路線が山積み状態です。

    頑張れば日帰りで行けるので、ぜひ訪ねてみたいですね。

    京都と新山口が同じ記事に並ぶのも新快速さまさまです。

    • 奈良の駅名研究家様
      岡山には魅力的な路線がいっぱいです。岡電、水島臨海鉄道、吉備線、いずれも観光にも便利な路線です。
      在来線で行く場合は、往復で山陽線と赤穂線の両方に乗車できますし、新幹線の場合はこだまでも新大阪から1時間半で着きますので、是非おでかけくださいませ。

      新快速は、速さもさることながら移動距離も長いため、こうした旅では強い味方ですね。

  2. 岡山好きの元京都人様
    1967年12月31日の岡山駅に停車中の「第2つくし」博多行です。
    山陽本線の「姫路」、「福山」、「三原」、「防府」などは時代の流れか地平駅から高架駅に改築されましたが、「岡山」は地平駅としていまだ当時の面影を残しています。いつもこの駅で下車すると在来線と同様の位置関係で跨線橋で繋がった「盛岡」を思い出します。
    岡山駅を歌った鉄道唱歌の山陽.九州編には次の2節が残されています。

    10.播磨すぐれば燒物の 名に聞く備前の岡山に
     これも名物吉備團子 津山へ行は乘かへよ
    11.水戸と金澤岡山と 天下に三つの公園地
     後樂園も見みてゆかん 國へ話のみやげには

    • 快速つくばね様
      貴重なお写真ありがとうございます。当時はまだ、急行列車も大活躍していたことがよく分かります。
      岡山駅は地平ホームであるため、昔ながらの上屋や柱が残っていることも魅力的です。

      今回も『鉄道唱歌』のご紹介ありがとうございます。
      やはり後楽園は外せないですね。きびだんごも当時から岡山名物として紹介されていたこともあり、現在もお土産の定番であることにもうなずけます。個人的には大手まんじゅうの方が好きなのですが、、、

  3. 岡山好きの元京都人さん
    お帰りなさい。
    岡山は私のとっても懐かしい場所です。
    若い頃に撮った写真を見て下さい。
    場所は伯備線で倉敷を出て北へ向きを変えたあたりです。

    • 米手作市様
      貴重なお写真ありがとうございます。急行しんじ でしょうか?まだ電化前ですね。
      この付近は、現在は宅地化が進んでいるため、隔世の感がありますね。

        • 「だいせん」は、京都始発、赤穂線、伯備線経由の米子行で、週末は、姫路まで、中国勝山行、全車指定(2両編成) 準急「やまのゆ」を併結していました。1964年7月21日、京都駅です。

        • 米手作市様
          急行だいせん でしたか。数々の急行列車が走っていたのですね。

  4. 60年前、1965年8月16日の岡山駅(右奥)です。
    岡山電軌は、オール単車でした。

    • 藤本哲男様
      数々のお写真ありがとうございます。
      岡山駅前は、ビルの高さは違いますが、なんとなく現在も面影がありますね。
      115系の2扉と3扉の混合編成は15年ほど前まで、岡山でも見られたようですが、3種類混合とはなかなか珍しいですね。普通列車も80系が走っていたのですね。彼らを置き換えた115系も、227系によって一気に置き換えが進んでいるため、時の流れを感じさせます。

  5. 1972年7月30日、クモハ32000先頭、8両編成の宇野行、4、3、2扉の混合編成です。

  6. 準急しんじ
    宇野線妹尾付近
    この準急は恐ろしいコースで宇野から博多へ参ります。
    さて、どんなコースでしょうか?

    • 米手様、久しぶりのクイズですね。古い時刻表を見たら簡単ですやん。調べてみると、ホンマに恐ろしいコースをたどっていますね。たぶん、S本線の途中で分割され、復活蒸機が走るアノ線を経由し、海峡を目前に控えた駅で再会するという、あれですね。別れたり、よりを戻したり、他の列車とくっついたり別れたり、何か人生の縮図を見るようです。

    • 米手作市様
      紫の1863様

      単純に伯備線、山陰本線経由かと思いきや、かなり複雑な運行経路ですね(さすがに、分からなかったのでネットで調べてしまいました)。さらに分割、併合も複雑で乗車する側も案内する側も大変ですね。

      • さすがのお二人、正解です。
        でも、なんでこんなコースで走る必要があるのでしょうかね?
        見送りカットを乗せます。なつかしい塗り分けです。

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