まだまだ続くよ、台湾鉄路への遠征その3

翌1月12日は、前半が九曲堂で撮影、後半はひたすら移動となる。九曲堂では、レンタサイクルで約10分、高屏渓で鉄橋を渡る列車を撮る。戦前は東洋一の長さだったという下淡水渓橋梁からひたすら撮る。元の鉄橋は一部が水害で流されて、一部しか残っていないが公園の施設として残されている。この区間、九曲堂―六塊暦は、西部幹線と南回り線の優等列車が頻繁に走るので飽きることはない。

九曲堂にて 莒光501次

自強167次 EMU1200型 九曲堂ー六塊暦

自強111次 プユマTEMU2000型 九曲堂ー六塊暦

EMU500型 通勤車だが転換クロスシートに改造 九曲堂ー六塊暦

莒光554次 荷物客車3両連結 九曲堂ー六塊暦

通勤電車から莒光号、自強号、EMU1200型の自強167次、荷物車3両を繋ぐ莒光554次も撮る。駅前から使用したレンタサイクルは、高雄市公共自転車、Cバイクで高雄市内の主要駅前、観光スポットに貸出ステーションがあり、元の場所まで返さなくても、貸出ステーションならどこに戻してもよい。30分以内なら無料なので、貸出ステーション間の移動だけならほぼ無料で使用することができる。30分以上経つと60分までなら5元。それ以上は、観光サイトなどをご覧いただきたい。貸出前には、使う時間に関わらず、クレジットカードを登録しておく必要があり、これがなかなか曲者である。端末上でカードを登録して、すぐに自転車の鎖錠を外さないといけないのだが、なかなか抜けなかったり、ずっと借りたままのような状態になっている?ことがあった。端末は中国語と英語で案内されるのだが、貸出ステーションは無人のため、イレギュラーなことが少しでも起こると閉口する。ずっと借りっぱなしになっていて高額に課金された請求書がきたら?と心配になることもあったが、帰国後結局課金されていなかったようだ。九曲堂に戻り、14時23分発の莒光707次に乗り、台東まで3時間ほど乗り通す。

莒光707次 潮州までは電気機関車牽引 日台友好の藍武士E213

今回は、南回り線での撮影はスルーし、台東以北での撮影にした。これまでは、非電化区間の撮影にかなり注力してきた。潮州―枋寮間までなら、南州の跨線橋や東海で養殖池を背景に入れた写真をよく撮影した。枋寮―台東間なら達信の海や枋山郷をバックに暑い中長いこと粘った。秘境駅枋山付近では山中で放し飼いの大きな犬にビビったのも思い出だ。金崙や太麻里などで、南回り線で唯一残る普快3671次、3672次をはじめ、莒光号、ディーゼルの自強号と多くの列車を撮ってきたのは思い出深い。過去形のようだが、南回り線は近い将来、電化が完成し、電車の自強号と普通が中心になるだろう。その時、雑型客車そのものといってよいファンに人気の普快3671次、3672次はどうなることか、と思うが、台湾の人たちが決めることだ。莒光554次は台東に17時25分に着き、18時発の自強443次に乗り換え、1時間少し瑞穂まで乗る。

E1000型 親子車廂

E1000型 親子車廂

自強443次は、E1000型だった。E1000型は、今の台湾鉄路では最大勢力445両で、主力ともいえる電車列車である。日本にはない動力集中、プッシュプル方式の列車なので、電車というより客車に近い感覚である。前後の機関車は南アフリカ製、客車は大韓民国ロテム社製と台湾車両製という。指定の車両は親子車廂とかで写真のように目新しいしつらえになっていた。瑞穂温泉の宿は、駅まで車で迎えにきてくれたので何とも助かった。台湾の大きな楽しみの一つに温泉がある。各地に温泉が点在しており、台東周辺でも、有名な知本温泉をはじめ、金崙温泉や今回の瑞穂温泉など日本とは違う趣のある温泉がある。翌朝も朝が早いにも関わず、テイクアウトのサンドイッチとバナナ、コーヒーの朝食をつけ、駅まで送っていただいたのでとても有難かった。

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まだまだ続くよ、台湾鉄路への遠征その3」への6件のフィードバック

  1. ブギウギ様
    野犬なのか放し飼いなのかわかりませんが田舎では野犬の群れに出会います。私も龍港から好望角に行く途中で3,4頭の犬の群れに囲まれて怖い思いをしたことがありました。確かに枋山にもいましたね。一人ではやはり不安で最近はこのあたりでの単独行は避けるようにしています。
    秋になると南廻線も大分様子が変わっているのでしょうね。ポールも立ち並んで、撮影よりも乗って景色を眺める方に対象が変わりそうです。

  2. 大津の86様
    コメント有難うございます。台湾では放し飼いの犬が多いのに閉口します。もし噛まれでもしたら、と恐怖で列車が撮影出来なかったこともあります。電化完成後は、電化に応じた新たな楽しみを発見せねば、と思っています。

  3. ブギウギさま
    内獅~枋山の七里渓バス停を降りて、線路を俯瞰できるマンゴー畑の中でしたよね。シェパートがまとわりついてきて、こいつに噛まれたら死ぬかもしれないと考えると無茶苦茶怖かったです。また、達信では、前足が1本ない犬にも絡まれました。
    台湾は好きですが、犬を放し飼いしているところは、好きになれません。
    飼い犬なのか野良なのかわかりませんが、黒い犬が多くどれも結構、栄養失調なのか?痩せてますね。

  4. デカンショまつり号様
    マンゴー畑で、黒光りする大型犬が間近に迫って匂いを嗅ぎに来た時は、恐怖で固まりました。その時、台東へ向かう急行が走り去っていきました。犬は繋いでおかなければなりません。

  5. お邪魔します、10年程前に同じく古荘から大武まで歩き、同じような体験をしたものです。
    地方の放し飼いは、強盗よけの番犬を兼ねているという話もあとで聞き、似てはいるがやはり異国と思いをしました。

    ぶんしゅうさまの旅日記もお待ちしています、自分も海線の日式駅舎めぐりをし残してしますので、また気軽に台湾へ行ける時の早いことを。

  6. D511162様
    コメントありがとうございます。台湾で残されている古い木造駅舎はなかなか味わい深いですね。台湾へ早く行けるようになれば、と同じ思いです。

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