昨日約束していた通り8:30にタクシーがやってきました。ドライバーは古さん、娘さんが高校生だと言っていたので40代後半でしょうか。もと観光バスの運転手をしていたそうで、そのためか安全運転で対応も大変丁寧、停車するとすぐに運転席から降りて後部のドアを開けてくれます。いちいち開けなくてもよいよと言うのにこの習慣は最後まで続きました。
ホテルを出るとまず台東駅に行き、朝早く高雄を出られたクモハ73106東ウラさんとデカンショまつり号さんをピックアップして途中Kさんから頂いた撮影地ガイドを逆にたどって確認しながら玉里に向かいます。途中池上の駅弁博物館に寄って昼食の弁当を買い込みました。台東から玉里まで約80km、1時間40分の道のりを寄り道しながら、11時ごろ最初の目的地玉里の南、超有名撮影地赤い鉄橋のところに着きました。すでに車が何台も停まっていて50人位いたでしょうか、待っている間にもどんどん増えて最終的には100人くらいが到着を待ち受けました。
↑ 台湾の鉄道迷(鉄道ファン)は結構女性が目につきます。
11:30玉里発の莒光号が時間過ぎても通過しないので遅れているのかと思っていたところ、40分頃莒光号に続行するような格好でCT273が牽引する寶島号がやってきました。この区間日本では見られない単線並列区間だったようです。
↑ 6両編成で電源車の後ろに日本製35SPK32700形に冷房装置をつけた35SPK2300が5両、R100ディーゼル機関車が補機に付きます。
ここは有名撮影地らしく陸橋の上は人がいっぱい、陸橋上にも車やバイクが駐車していたのを時間前に警官が来て排除しました。この辺りは日本の撮影地と同じような感じでしょうか。真夏の撮影では煙はあまり期待できませんが、撮影者がたくさんいるところでは意識して煙を出してくれるようです。
朝から追っかけを繰り返し、都合7か所で撮影、17時過ぎにホテルに送ってもらい、充実した1日でした。スムースに行動できたのはドライバーの古さんのおかげもあり、明日も頼みたいとお願いしたところ快く引き受けてくれました。今日の成果と明日の撮影に乾杯、早めに寝ることとしました。
お疲れさまでした。玉里の鉄橋は、煙がスカだったのが残念でしたが、7回もの追っかけ、充実した一日でした。玉里の翌週は爆煙だったとか。先週の第3回目の運転は、台風直撃のためウヤ。我々のときは幸いに好天に恵まれ、相当日焼けしましたが、楽しいときを過ごせました。また、ご一緒させてください。台湾は、EMU700の京急カラーが10月12日までですので、それまでに再訪しなければ。行李列車も併せて。
クモハ73106東ウラ様
コメントありがとうございました。
K様からいただいた撮影地ガイド、どこもよい場所で、追っかけにも最適のスケジュール、7回も撮影できるとは思ってもみませんでした。
海外鉄分欠乏症のご様子、治療に行かれるときはご一緒させてください。