木次線ツアーご報告

4月8日、9日にDRFCクローバー会木次線ツアーが催行されました。参加したのは’56年度生から‘85年度生まで、30年の世代を超えた17名です。皆さん思い思いのルートで新見に集まってこられ、備中神代から乗車されたYさんを最後に全員が予定の列車に乗車しました。この日は桜のシーズンで、青春18きっぷの使える最後の土日という事もあり、1両の芸備線の列車は、つり革が埋まるくらいの立ち客でにぎわっていました。列車は順調に走りましたが、東城を出たあたりでしょうか「備後落合から木次線に乗り継ぐ方はおられますか?木次線は落石のため備後落合と出雲横田の間で不通になっています。」との車内アナウンスが入りました。その後代行バスを手配するとのことで、一安心して備後落合に到着しました。
↑ 備後落合にはこの時間三方向から来た列車が集まるはずのところ木次線の列車は姿が見えず。

     ↑ 備後落合で代行バスを待つ乗客、待合室にも10数人の乗客

備後落合に待っていたのは2台のタクシーと2台のジャンボタクシーだけでした。木次線に乗り換える客はざっと40人、これでは乗れるはずがありません。車内で木次線乗り換え客に手を上げさせて数えていたはずでしたがどうしたのでしょうか。我々以外の乗客は先に準備してあったタクシーで出発し、我々のためには別のバスが手配されました。
    ↑ 他の乗客が先発した後、対応に当たっていたJRの職員にシャッターを押してもらってまず記念撮影

当初30分かかると言っていたのが意外と早く、15分くらいで大型バスがやってきました。↑ 迎えのバスに乗り込むクローバー会会員、なぜかバスのフロントガラスには児童送迎中の札がかかっていました。

代行バスは不通区間の出雲横田までのはずでしたが、文句も言わず終始紳士的な態度で接した我々の為に、木次駅まで送ってもらえることになりました。当初の予定では備後落合発14:41、木次到着16:42のところ、車の手配等で代行バスが備後落合を発車したのは15:10過ぎ、ところが木次には途中寄り道したにもかかわらず16時30分過ぎに到着しました。すでに駅にはC56108保存会副会長様が待っておられ、入浴施設で汗を流した後、C56108号の保存場所に案内していただきました。
↑ 我々の為に、先週の桜祭りでの公開用に取り付けられていたタラップをそのままにしていただいており、キャブにも乗り込んで内部の様子を見学することができました
      ↑ 保存会副会長様と一緒に記念撮影
              ↑ 宴会、宿泊した天野館、明治24年創業の老舗旅館


↑ 宴会には保存会副会長様にもおいでいただき、C56108号保存のいきさつ、苦労話などをしていただきました。こちらからは蒸機活躍時代に会員の方が撮ったC58108号、木次線沿線の写真をフォトブックにまとめたものを進呈し、プロジェクターでも披露しました。
↑ 桜越しに正面に見えるのが天野館の宴会場、夜の花見客からは多分宴会の様子が丸見え。

ところで旅館の裏手は斐伊川堤防の桜並木で、丁度満開の桜が宴会場からも見ることができます。この桜並木は日本の桜百選にも選ばれており、今年初めての花見を楽しむことができました。
           ↑ 堤防の桜並木
                 ↑ 木次駅の正面も桜並木です。

当初2日目に予定していたC56108号の見学を前日に終えたので、翌日は、おろち号乗車、一畑電鉄訪問、三江線訪問等皆さん思い思いの行動で、何人かの方は前夜の宴会疲れも物ともせず、始発から撮影に励まれました。
今回木次線不通、代行バスというハプニングがありましたが、学生時代の合宿もそうだったように、始めから終わりまで団体で行動するのではなく、自主性の元、個人または小グループで行動するのがDRFCの伝統で、みなさんそれぞれに楽しまれたことと思います。そして何よりもC56108号保存会副会長様の格別のお取り計らいで保存機を見学させていただき、いろいろなお話をお聴きすることができたことが何よりではなかったでしょうか。今回限りのお付き合いではなく、今後も保存会の皆さまと交流させて頂ければできればと思います。副会長様には大変お世話になりました。改めてこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

6 thoughts on “木次線ツアーご報告

  1. 大津の86様 早速の木次線ツアー報告、ありがとうございます。木次線不通で一時はどうなることかと心配しましたが、JR西木次鉄道部のいい対応で我々以外の多くの乗客の方も何とか無事に木次方面へ向かうことができました。対応されたJR西の社員の方ありがとうございました。宴会では保存会副会長の方からC56108の保存に至ることをお聞きして、地元の方のC56108に対する気持ちが並々ならぬものであることも知りました。会員の写真を映写した際に、神様のようにおもわれていた機関士の方が偶然にも写っていることがわかり大変有意義な宴会だったと思います。翌日はそれぞれ思い思いのところへ行かれました。私は備後落合でおろち号を下りて、以前にクモハ73106東ウラさんのカラー復元した写真を撮影されたところでおろち号を撮影しました。民家は廃屋となっていて、橋だけが丈夫な橋になっていました。しかし、雰囲気は当時の感じが残っていました。今回の一番の目的のひとつが達成できてうれしく思っています。天候を心配したのですが、寝ている間に雨が降って、朝から天候が回復してほっとしました。とにかく、ハプニングがありましたが、無事に終わってほっとしております。
    保存会副会長様には大変お世話になりまして、ありがとうございました。
     追伸 大津の86さんの本文で「備後落合から乗車されたYさんを」は 備中神代です。Yさんが備中神代まではどのような行動をされていたのかは定かではありません。

    • どですかでん様
      コメントいただきありがとうございました。Yさんの乗車うっかりしていました。備中神代でしたね。Yさんは米子からきて備中神代で降りたと言われていました。修正いたしました。
      この2日間雨の予報で心配しましたが、幸い傘をさすほどの雨は降らず、撮影も楽しむことができました。ハプニングのバス代行、スイッチバック乗車はできなかったものの、並行する道路から線路を見られたのも一つの収穫でした。道路は整備され備後落合から木次まで鉄道では2時間かかるところ、バスでは1時間余りととても太刀打ちできません。知らなかった木次斐伊川堤防の素晴らしい桜、沿線のそばなど観光資源はいろいろあるので鉄道利用の観光客の増加につながればと思っています。

  2. 大津の86様
    ブギウギです。今回も大変お世話になりました。昨年に引き続き中国山地の奥深さを、満開の桜、由緒ある日本旅館とともに堪能させて頂きました。私は蒸気引退後の世代ですが、山間部を力行するディーゼルカーもなかなかの魅力があると感じています。ぜひ今のうちに記憶にとどめておきたいものです。日曜日は、木次から山陰線、因美線、姫新線とJR西のキハ47、126、127と楽しむことが出来、退屈することがありませんでした。ありがとうございました。

    • ブギウギ様
      年度初めの忙しい折に参加いただきありがとうございました。列車本数が少ないのでなかなか撮影行はできませんでしたが、あの後宍道から出雲市経由、一畑で松江に出て京都まで7回乗り換えて各停で乗り鉄を楽しみました。中国シリーズもう一度くらい計画してみたいと思いますので次回もぜひお越しください。

  3. 同志社大学鉄道同好会OB会の皆様、この度はようこそ木次線にお越しになりC56108に会っていただき誠に有り難うございました。当初、4月8日には例年ですと葉桜になってしまう事が多いですが、今年は皆さんがお越しになる事を待ちわびたように当日は満開となりました。ちょっとしたアクシデントで備後落合~木次間を完乗出来なかった事にはお断り申し上げます。当日、拝見させていただきました大変貴重な木次線の写真といくつになっても鉄を介した心の繋がりに感動させていただきました。微力ではありますが、C56108を何時までも守ってやり、何時までも木次線が走り続ける事を願っています。

    • おろち様
      このたびは大変お世話になりありがとうございました。
      雨との予報だったのが何とか降られずに済み、思いがけない桜の満開も見ることができましたが、アクシデントで出雲坂根のスイッチバックは体験できず、我々の日ごろの行いがよいのでしょうか、悪いのでしょうか。精進して次回また再挑戦したいと思います。
      きれいにお化粧されたC56108を拝見して、皆様の熱い思いに感動いたしました。

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