2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part7 ブカレストその5 トラムに乗っての街散策 前編

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DSCN8455_100家にいる時は食事の支度は私の役目、海外に参った時は変わった食材がないか見るのが旅の楽しみの1つです。今回もトラム車窓から市場を発見したので直ぐ降りて探索です。
その市場で明るく元気よく野菜を売っておられるお姉さん、並べられた野菜たちもより新鮮に見えます。左下には初めて見る白い人参が積まれていました。
でもこれはパースニップと呼ばれるセリ科の二年草で、似てはいますが人参ではありません。風味はニンジンに似ており糖分多く、甘みが濃厚だそうで煮崩れしないため、ポトフやシチュー、ボルシチなどの煮込み料理に使われているそうです。古代ギリシャの時代から地中海周辺で作られており、食用だけではなく薬用としても使われて日本でもネットの八百屋さんで売ってはいます。

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2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part6 ブカレストその4 ブカレストのメトロ

DSCN842332 【ブカレストメトロ】
1979年11月16日に1号線6.2キロが開通、その後も順次開業が進み現在4路線、51駅の約70キロが営業、トラム・バス・トロリーバスとは異なるメトロレックス(Matrorex)が運営しています。車両はルーマニアのアストラ・ヴァゴアネ・カラトリ (Astra Vagoane Călători)が1978年~1993年に製造した国産車両が1・3・4号線に、またボンバルディアが2002年~2008年に製造した車両が2号線に投入されていますが、老朽化車両については順次置き換えが進んでいます。 上の写真は1号線Dristor駅ホームで折返し発車を待つボンバルディア製の新車です。 続きを読む

2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part5 ブカレストその4 ブカレストのトラムに初乗車

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【ブカレストのトラム】
ブカレストの路面軌道は1871年開業の馬車軌道から始まり、1894年に電化されて最初のトラムが走りだしました。その後新路線が建設されて最盛期の1980年には351キロにもなりましたが、トロリーバスに置き換えられたりメトロの開業もあって現在の営業路線は24系統・約143キロに縮小されています。ゲージは1,435㎜、低床式トラムを含む128両が在籍します。
運営はRatb(Regia Autonomă de Transport Bucureşti)によって行われ、多くが専用軌道を走り、最高速度は65km/hとストレスを感じさせない都市交通機関です。

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