▲ 乗車したIR1642列車の1等寝台の2人用個室です。ベット幅もいつもの中国鉄路の軟臥と比べると1回り大きく、重厚感ある木造の室内は天井が高く十分な広さです。ただ私のベットは上段ですので、重いキャリーケースは上の置き場へは持ち上げ不可能です。下に置かせてもらって、他の持ち物は上に置きました。
部屋の相棒は後から来た若いドイツ人です。挨拶を済ませてから上段に上がって寝る体制を整えましたら、彼は友人の部屋に空きベットがあるのでそこに移ると言って出て行きました。おかげで一人個室となりましたので大満足、寝場所を下段に移してのゆったり旅が始まりました。
続きを読む
「ブカレスト」タグアーカイブ
2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part8 ブカレストその6 トラムに乗っての街散策 後編
▲ 17:23 夕暮れが近づいたブカレスト郊外の専用軌道を快走するタトラの重連。ブカレストのトラムも最後の撮影です。今日はブカレスト北駅、メトロ、トラムと朝から乗り鉄・撮り鉄旅を堪能しました。人口約200万人の広い町ですのでとても一日では回りきれません。最新の低床車も走行しているそうですが、残念ながら見られずじまいでした。しかし最盛期に比べると縮小されたとは言えトラムが元気に走り回っている姿は堪能できました。次回は街路樹に若葉が茂る頃に来たいと思いました。
続きを読む
2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part7 ブカレストその5 トラムに乗っての街散策 前編
家にいる時は食事の支度は私の役目、海外に参った時は変わった食材がないか見るのが旅の楽しみの1つです。今回もトラム車窓から市場を発見したので直ぐ降りて探索です。
その市場で明るく元気よく野菜を売っておられるお姉さん、並べられた野菜たちもより新鮮に見えます。左下には初めて見る白い人参が積まれていました。
でもこれはパースニップと呼ばれるセリ科の二年草で、似てはいますが人参ではありません。風味はニンジンに似ており糖分多く、甘みが濃厚だそうで煮崩れしないため、ポトフやシチュー、ボルシチなどの煮込み料理に使われているそうです。古代ギリシャの時代から地中海周辺で作られており、食用だけではなく薬用としても使われて日本でもネットの八百屋さんで売ってはいます。
2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part6 ブカレストその4 ブカレストのメトロ
【ブカレストメトロ】
1979年11月16日に1号線6.2キロが開通、その後も順次開業が進み現在4路線、51駅の約70キロが営業、トラム・バス・トロリーバスとは異なるメトロレックス(Matrorex)が運営しています。車両はルーマニアのアストラ・ヴァゴアネ・カラトリ (Astra Vagoane Călători)が1978年~1993年に製造した国産車両が1・3・4号線に、またボンバルディアが2002年~2008年に製造した車両が2号線に投入されていますが、老朽化車両については順次置き換えが進んでいます。 上の写真は1号線Dristor駅ホームで折返し発車を待つボンバルディア製の新車です。 続きを読む
2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part5 ブカレストその4 ブカレストのトラムに初乗車
2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part3 ブカレストその2
毎日朝から夜まで動き回っていますので中々投稿が出来ず進みません。昨日も中朝国境に続きセルビア国境に近い枝線を乗り鉄後、Oravita駅に列車から降りた途端に待ち構えていたポリスに職務質問されてポリボックスまで連行されました。取り調べはニコニコ笑顔で終始続けられて直ぐに解放されましたが、普段は滅多に来ない東洋人は目立ったようで、この時節がらですので仕方ありません。滞在2週間を過ぎてルーマニア鉄道の切符の購入や乗車にもようやく慣れてきました。毎日何回もあちこちでは一緒に記念写真を撮らせて欲しいと土地っ子やコマネチさん達に囲まれての旅になっております。
▲ 18:06 ブカレスト駅で発車を待つフランスからの中古DC4連。コマネチさんとは違って武骨な重厚感があります。ルーマニア鉄道ローカルDC列車の主役です。
切符も無事購入、ホテルもチェックインを済ませて夜になった駅構内での撮り鉄です。