京沪高速铁路(北京~上海) 今年6月開業

遅くなりましたが、皆様、明けましておめでとうございます。
本日の新聞にも掲載されておりますが、中国鉄路今年の目玉、首都北京と経済発展都市№1の上海を結ぶ「京沪高速铁路」全長1318キロの開業が 、昨日開催された全国鉄路会議の席上において、劉鉄道大臣より6月とすると正式発表が行われました。今までは、10月1日の国慶節開業が有力と言われていましたが、3ケ月以上の前倒し開業となります。1番乗りをしたいものです。

現在、北京(北京南)~上海間は、在来線を最短9時間59分(昼間)で走行していますが、「京沪高速铁路」では次世代高速車両のCRH380A、380Bを使用して、最高速度380km/h、所要時間約4時間、平均速度は何と330km/hで結びます。過去10年間に開業した中国の高速鉄路線は、全長8,358キロと世界最長で、2015年には16,000キロにもなります。そして中国鉄路の全営業キロは約12万キロと全盛期を迎えます。

昨年12月28日、海南島に東部幹線が開通し、島内初めての高速電車CRH1が最高速度200km/h走行を開始して海口~三亜間は90分(以前は最短3時間13分)で結ばれました。12月30日にはカシュガル(喀什)とホータン(和田)間488.27キロも延伸開通(当面は貨物扱いのみ)しました。今年1月11日には、 太中銀鉄路が開業し、全国ダイヤ改定が実施されます。中国鉄路の全線乗車を目指しておりますが、相次ぐ開業に追いつけません。

太中銀鉄路は、北京からウルムチ方面に向かう短絡線で、北京西からウルムチ行きのT69の所要時間は、約40時間から約8時間も短縮されます。2月末頃に中国の辺境に残るSLを訊ねてウルムチ方面に行く予定ですが、これでかなり行きやすくなりました。

早く身体を健康体に戻して、今年も早々に出かける予定です。それにしても行く所が増えました。