小湊・いすみ余話

このところDRFCイベントで盛り上がっている。このような時期に拙稿はどうかといささか躊躇していたが、意を決してデジタル元祖青信号[24168]ぶんしゅう旅日記さんの久留里線、いすみ・小湊鉄道撮影日記の追加を余話として報告したい。ぶんしゅうさんは中国、台湾、アフリカに続き、最近は赤道直下インドネシアの砂糖キビ輸送の蒸機を独特のカメラ・アイ、文章で発表されており、この調子で行くと日本の鉄道への興味はどんどん薄れていくのではないかと懸念していた。しかし、9月30日の房総3非電化鉄道撮影ではそのような心配は全くなく、内外ともに鉄道撮影への意欲倍増中とお察しした。

この日お約束した小湊の春・夏の風景やいすみの国鉄木原線時代を発表させていただく。

世の中便利になり過ぎてその弊害も指摘される昨今である。どなたか名前を忘れたが、その方が総理大臣になられた時のキャッチフレーズが「美しい日本」であった。私は簡易トイレはあるが、自販機もない不便この上ない上総大久保駅に何か忘れかけた「美しい日本」を感じた。 美しいとは勿論「風景」だけではなく「心」のこともいっていると思うが。

2011年4月10日 小湊鉄道上総大久保駅 養老渓谷行きキハ210 ↓

昔の日本の夏は朝晩涼しく、朝顔を眺めたり、午前中に夏休みの宿題をしたり、ほたるをとってきて蚊帳の中に放したり、それなりの風情があった。今は、特に都会では終日暑苦しくインドネシアの方がずっとしのぎやすいとのこと。上総大久保駅から五井方向に5分も歩けば大カーブが見えてくるが、夏の時期ご老人の撮影は熱中症予防に水や塩の用意はお忘れなく。

2011年7月16日 上総大久保~月崎 上総中野行きキハ211 ↓

小湊からいすみへの乗換駅上総中野。読者諸兄にもお馴染みのポイントであろう。

2012年9月30日 上総中野駅 左いすみキハ202、右小湊キハ204 ↓

1982年晩秋の同じ風景。大原からのキハ3557から小湊キハ212への乗り換えが終わった頃。左側の大きな木は少し育った感じだが小湊のキハはあまり変化はない。

1982年11月28日 上総中野駅 ↓

いすみの新車キハ300形クロスシート車。来年にはキハ350形ロングシート車が登場するという。

2012年8月19日 国吉~上総中川 大原行きキハ301+キハ302 ↓

新車より興味を引くのは、同社がキハ52125に続いてJR西日本よりキハ282346を導入し、10月21日には大多喜駅でボンネットバスとともに顔見世興行が行われることである。キハ52+キハ28はもう一つどうかなと思うが、またまた行かなくてはならない。続いて国鉄木原線時代の国吉駅でのキハ351、確かこのトップナンバーは総本家さんがどこかに発表されたと思うが、同社ではキハ30の導入の噂もありどうせならゆかりの車両を再現してもらいたい。

1982年11月28日 国吉駅 大原行きキハ351 ↓

最後に9月30日、国吉~上総中川間で大原行きキハ52125を迎撃するぶんしゅう旅日記さんの激写スタイルで締めくくりとさせていただく。↓

8 thoughts on “小湊・いすみ余話

  1. 準特急様 
    いすみ、小湊の美しい光景拝見しました。ちゃんと「手」も出ています! ぶんしゅうさんのお導きのお蔭でしょうか(逆に私は「手」が出なくなりました)。小湊と言えば、さくらの季節も魅力的ですが、これから銀杏が色づく季節も見逃せません。毎年行きたいと思っていながら、行けていませんが、今年こそ、行きたいと願っています。また、ご指導、よろしくお願いいたします。

  2. KAWANAKAです。
    準特急先輩の写真を見て、また行きたくなりました。現住所が千葉なのに大阪で仕事をしていて中々訪れることができません。
    今年の秋はどうも無理みたいです。先輩の写真を待つことにしましょう。
    それと、「また来てね」の海士有木の中村おばさんはどうしてるかな、と少し気になっています。行ってみたいとは思いますが・・。

  3. 総本家青信号特派員様
    早速有難うございます。いすみ・小湊は昭和の風景が残っており総本家さんの腕前なら春夏秋冬OKだと思います。小湊は桜のころになるとライトアップする駅もあり、日没後も遅くまで夜間撮影にトライするつわものもおります。小湊の駅と言えばT-KAWANAKAさんの名作「また来てね!」が生まれた場所でもあります。
    銀杏も結構ですし、いつぞや菜の花満開、桜つぼみでしたね。是非リベンジして下さい。
     デジ青の投稿写真の拡大ができずに悩んでおりましたが、青森の夜、ホテルでぶんしゅうさんから様々なご教示をいただき、特に縮小専用の指定の範囲を1024×1024にするように言われました。その結果拡大を表す手のマークがでるようになりましたが、もう一つうまくいかないのはオプションのファイルサイズ50KByteに指定チェックを入れるとどの写真も手のマークが出たのですが、JPEG量子化率に指定チェックを入れるとファイルサイズが200~450KByteくらいになり、400KByteを超したものは手のマークが出ませんでした。因みに最初の上総大久保駅の桜と菜の花が入った写真は422KByteでした。
    お世話になりました写真展終了後の宴会前にご一緒した夜の青森駅も手のマークを出せるようにして投稿してみます。

  4. KAWANAKA様
    失礼しました。時間差があり、私のコメント作成中にKAWANAKA様のコメントが先にあり、申し訳ありませんでした。実は青森から夜行バスで戻った時、快晴でしたのでそのままKAWANAKA様邸宅のある佐倉市白銀の少し手前、物井~佐倉の定番スポットで残り少なくなった211系の特に2丁パンタを狙いました。順光の千葉よりはクハ210でパンタはなく、お目当てのクモハ211は銚子よりで終日逆光気味で難しかったです。
    青森写真展ではアンケートをとっており、KAWANAKAさんのC612は特に女性の票が多かったように思います。総本家青森実行委員長が人気投票の結果を把握していると思います。

  5. 準特急先輩が拙宅の中庭?に来られていたのですね。大阪にいてお一緒できなかったのが残念です。
    211の2丁パンタほど不細工なものはないと思いつつ、ワン公の散歩しながら拙宅下の線路脇で何枚か撮っています。中々見られなかった旧NEXのすれ違いも狙いましたので、そのうち・・。
    青森の写真は早朝の駅蕎麦(カラー)などあったので面白かったのですが、何処へ行ったか分らずあまり提供できませんでした。変なところでお詫びです。
    小湊は機会がある毎に訪問したいと思っています。

  6. 準特急 様
    青森では、お世話になりましてありがとうございました。
    昨夜遅くにようやく帰宅しました。復路は、五能線を撮りながら日本海沿いに3日間をかけてのゆっくりとした鈍行列車の旅でした。東能代駅では、C61のイベント準備運行が行われていまして、急遽途中下車して眺めてみました。聞きますと5回の練習運転が行われているとの事。沿線の踏切には、各2名の警備員が配置され本番さながらの警戒体制がひかれていました。既にたくさんの鉄ちゃんも各ポイントで撮影準備中でした。
    暦では秋本番になりましたが、車窓から紅葉は見られず、これからといったところでしたので、もう一度チャレンジしたいと思いました。帰りには小湊、いすみ鉄道も寄ってみたいです。イチョウが色づく頃は、また違った絶景が見られるでしょうね。楽しみができました。
    上毛デハ101のチャーターの件ですが、日程は12月2日(日)になりました。参加希望を伝えておりますので、返事が届き次第にご連絡させていただきます。
    また、よろしくお願いします。

  7.  準特急様

     素晴らしい日本の叙情を感じる作品の数々思わず見入ってしまいます。

     日本は美しいことを再認識しています。

     残念ながら小湊鐵道やいすみ鉄道には乗ったこともなく、近い将来外房にも足を向け、

    KAWANAKAさんの秀作「また来てね」の現場へもお邪魔してみたいなぁーなんて思って

    いるところです。

     締めの写真、「そばの花とぶんしゅうさん」にはぶんしゅうさんのくそ力が伝わってきて,

    思わず笑えました。

     ホームカミングデーには乙訓の大老様から平安会館集合の号令がかかりましたので

    是非とも参加させて頂こうと思っています。お目にかかれることを楽しみにしております。

  8. マルーン様
    ホームカミングデイは行くつもりですが、夜の方は少し迷っています。先約があり、どうしようか迷っております。マルーンさんが来られるとなると是非ご高説を拝聴したいので調整してみます。ところで鉄道風景では何を持って日本的な美しさを言うのか人にもよると思いますが、例えば、マルーンさんの故郷の越美北線は残雪や紅葉の時期等は素晴らしいのではないでしょうか。最近は長野駅にクマが出たようでそういう意味では警戒すべき路線の一つかもしれませんね。

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