昭和37年3月号が見つかりましたので、お目にかけます。
↑150頁
↑151頁 内容は3月15日時刻改正前です。
昭和29年4月と比較して、府中-下川辺間電車運転廃止直前の福山発着の電車は各30本に増加していましたが、下川辺発着は各3本に減少していました。電車は3往復になりましたが、府中-三次間の列車は差引増加しました。
↓また、巻頭の付録14頁に3月15日からの時刻表が掲載されていました。
福山発17時04分発の713Dは、なんと三次からそのまま広島まで行きます。列車番号は芸備線でも713Dのままです。現在でしたら福山から広島まで乗り通す酔狂な客がいるかもしれません。
廃線や営業廃止でなく、府中-下川辺の単に電化をやめたという事例は、たいへん珍しいことです。