2011年 冬から春への中国鉄路の旅 Part2 中国鉄道博物館正陽門館&ハイブリッド路面電車

第2日目 2月23日

①永安里9:45(地铁)→建国門→10:10前門
②前門 11:15(地铁)→建国門→11:40永安里
③ 京倫飯店12:27(Taxi)→12:49北京西站
④北京西14:35(Z55次)→7:23兰州(蘭州)

今日から三道嶺へ向けての乗り鉄旅の始まりです。北京西站発のZ55次発車まで十分な時間がありますのでホテルの部屋に荷物を置いて前門(天安門広場入口)に先日オープンした「中国鉄道博物館正陽門館」を見学に行く事にしました。
▲ ホテルの朝食は、115元(約1500円) もしますので年金生活者には大金です。そんな我々にはホテル裏にある庶民食堂がピッタリします。今日の朝食は、肉包子(肉饅頭)@4元とお粥@2元にしました。これで一人6元(約80円)です。



2010年10月23日にようやくオープンした「中国鉄道博物館正陽門館」。地上3階、地下1階の4層構造になっていて中に中国鉄道史をテーマにジオラマやシュミレーターがあるそうで見るのを楽しみにしていましたが何と入口には2月14日で休館と張り紙がありました。残念!
改装工事が行われているそうですが、まだ約4ヶ月しか経っていないのに不思議ですよねぇ。そう言えば同時期にオープンした「瀋陽鉄道博物館」は、私が見学した後「反友好国の人間は入場させない。」と入場禁止になったそうで、今のところ日本人として見学できたのは私一人と聞きます。今は暖房設備がないため3月7日までクローズされていますが、なんとなく歴史に繋がる物は見せたくないような気がします。折角の立派な展示物ですので、開放して欲しいものです。



前門前の通りはオリンピック前に一旦更地にして昔風な通りに変身しています。約1キロ弱を蓄電池で走行するハイブリッド観光路面電車が2両、これは乗車もできます。マスコンはどこからか持ってきたようで趣はあります。

ブラブラしていますと結構いい時間になってきました。荷物を取りにホテルに戻ってから北京西站へとTaxiで向かいました。 Part3へ続く

2011年 冬から春への中国鉄路の旅 Part2 中国鉄道博物館正陽門館&ハイブリッド路面電車」への4件のフィードバック

  1. ぶんしゅうさん、ご無事でお帰り、あぁー良かった。いくら現地に精通されているとはいえ、時期が時期だけに旅路の平安を祈っておりました。行き先を聞いたときに「大丈夫かいな、老人が今回隔離されたのとは違う内容になったら、救援隊を組織せなあかんぞ!その隊長がまず召し取られたらどないなるのやろ、と老人は思った。それが睡眠不足を呼び、退院後遺症となったが、やっと誘眠剤なしで熟睡できるようになりました。ぶんしゅうを楽しみに、読ませていただきます。

  2.  お帰りなさい。おつかれさまでした。Part1のとおり、ぶんしゅうさんには旅行の始まる前から多大なご苦労をおかけしました。有り難うございました。その後の旅行でも列車の混雑ぶりがよくわかりましたが、日本の高度成長期と比べ、急速に需要が拡大しているようで、供給が追いつかないような感じがしました。佐竹先輩や湯口先輩が山科で大暴れした戦後10年経ったころの東海道線は特急が「つばめ」「はと」、臨時の「さくら」くらいでした。その後、151系電車特急になり、新幹線ができて、今では16両編成で10分おきくらいに走っています。それに比べると中国は経済発展とともに人民(国民)の移動が急拡大しているのでしょうか、車両数が追いついていないようです。このあたりは今回の旅行でたっぷりと経験させていただきましたし、犠牲者(?)も出たようですが、旅日記で語られることと思います。

  3. 乙訓の老人 様
    コメントをいただきましてありがとうございます。
    中国で不穏な動きがあった事は、現地では全く報道されずで帰国してから初めて知りました。過去の騒動は、報道することによって逆に騒ぐを助長されるとの判断があり厳しく規制されているのが現状です。日本のように事件があれば「報道の自由」の名のもとにTV・新聞・雑誌と、何から何まで知らせなくとも良い事まで詳細に報道されるのと比べると天地の差があります。どちらが良いのかは、受け取る個人差にもよりますが・・・。
    今回の旅では、前半がグループで行きました厳寒編、後半が一人旅の早春編で投稿予定です。当初は、足が痛くなったりで準特急先輩にもご迷惑をおかけしましたが、その後は足が軽くなって一日10キロ以上も上り坂を歩けるようになりました。やはり、鉄分補給が効いたようです。
    また当分ホームページを独占するようですが、お読みいただければ幸いです。

  4. 準特急先輩 様
    旅行中は大変お世話になりましてありがとうございました。
    いつもは気ままな一人旅のかわりに不安もあって、寂しさも感じることが多いのですが、今回はご同行させていただきまして毎日楽しい時を持つことができました。
    ウルムチでお別れしてからの長い49時間半の乗り鉄旅は、一緒に帰れば良かったかなと思わずにはいられませんでしたが、寂しさの後には、いろいろと出会いもありました。
    また次回も機会が持てましたらと思っております。よろしくお願い申し上げます。

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