第2日目 12月13日
5:30 昨夜も早くに爆睡体制に入りましたので今朝も夜明け前に起きました。温泉がありますので早速朝風呂です。ゆっくりと入浴後は冷えたビールで朝酒、至福の時間でした。
朝飯ですが予約したのは安かったAgodaですが朝食(1,500円)が含まれていません。ミスりましたが美味しい朝食とのクチコミがありました。初めて泊まるホテルですので味あってみようと朝食会場のある展望レストランへ参りました。
▲ 東横インのような簡素な朝食ではありませんがドーミーインにはとても及びません。スーパーホテルとの中間ぐらいです。地域色を出すために醤油味の旭川ラーメンがいただけました。
▲ 7:45 旭川駅へと向かいました。51年前には左右にマルイともう一つの百貨店がありましたが両方とも消えてホテル等に変わっています。
▲ ボロボロだった旭川駅にも百貨店が入居していましたが火災発生で焼失しました。駅待合室には平テーブルがあって寝袋に入っての絶好のベットで、いつも利用しました。一番ステホをした思い出深い駅です。
① 旭川 8:35(特急オホーツク1号)⇒12:17網走
▲ 8:09 5番線で発車待ちはキハ40形置き換えに登場したH100形です。旭川から宗谷本線もわずか4駅までの運用です。休日運休ですので通学列車のようです。
▲ 7番線で発車待ちは岩見沢行きの2322M3両編成です。
▲ 8:30 キハ183系4両編成の特急オホーツク号が入線してきました。
1961年(昭和36年)10月1日、初めて気動車特急が石北本線に登場したのはキハ80系でしたが、寒耐雪機能を備えた北海道専用車両としてキハ181系をベースに新たにキハ183系が開発されて1981年(昭和56年)10月1日から投入されました。
道内特急列車の高速化と設備水準向上を実現しましたが経年が進みタイ国鉄に無償譲渡されるようになりました。淘汰により2023年3月にはキハ283系に置き換えられることになりました。
今日は初めての乗車で多分最後の乗車でもあります。
▲ 左は普通席車、指定を取りましたがこのきっぷでは4回指定席を選べます。
50%の乗車率でした。ハイデッカーになっていますグリーン席車も覗いてみましたが3人ほどの乗車でした。少し高めの車窓が楽しめますので余裕があれば乗ってみたいですね。
237.7kmを3時間42分で走り特急にしては遅い、平均速度は64.24km/hです。常紋を越える北見峠があって走行速度もゆっくりになります。急勾配が続き仕方がない走行です。
▲ 1969年(昭和44年)9月1日、石北本線の難所常紋峠を越えるキハ80系5両編成の「特急おおとり」、当時は函館~網走の運用で旭川~網走の所要時間は3時間54分、平均速度は60.95km/hでした。
▲ 12:22 定刻に少し遅れて網走到着です。
今迄はそのまま釧網本線に乗車しましたが今日は網走も見てみたいと宿を取って観光です。
目的地は一度は行ってみたいと思っていた網走監獄です。▲ ですが、網走駅前から向かうバス停が分かりません。随分と西へ行った「すき屋」の前でした。同じように網走監獄を目指す若者が10数名待っておられました。
12:25 当初、女満別空港へ向かうバスに乗って刑務所前で下りればいいと思っていましたが来たバスに乗り込んで運転手に確認しますと、「網走には本当の刑務所と観光用の刑務所の2つがありますよ。このバスは観光用の刑務所には行きません。別のバスはここから出ますが12:39発です。」と親切にもバスを下りてバス停の時刻表を指で押さえて教えていただきました。ありがとうございます。
② 網走駅前 12:39(網走バス)⇒12:46 博物館網走監獄
観光地ですが向かうバスが一日3本とは観光客無視のひどい話です。待って乗車しましたが車内でも帰るバス便がないと皆さん叫んでおられます。私はこの先6㌔にある宿を予約しておりますので最悪徒歩でも行けると楽観視しましたが皆さんは2時間半後に出るバスしか選択の余地がありません。冬季以外でしたらもっとバスも運行されていると思いますが行かれる方は下調べが必要です。
後で分かったのですが今いますバス停から16:31に出るバスターミナル行きに乗って天都山入口で降りると宿がある網走湖荘前バス停へ向かうバスに乗り換えられたのですが誰もそんなことを教えてはくれません。下りの坂道でしたが夕暮れの1.1㌔を歩く羽目になりました。幸いにして懐中電灯は常備していますので助かりました。
▲ 12:51 皆さんの後を追いながら網走監獄に入りました。時間は十分ありますのでじっくりと見学を楽しみました。
16:00 北の大地の日没は早くに訪れます。既に暗くなってきましたが、ここ発のバスはもうありません。今日予約をしています宿に連絡を取りますが従業員不足で送迎車は出せないとの返事です停。仕方ないので山を降りて下の国道沿いを走る女満別空港行きのバス停まで夕暮れの中向かいました。
16:33 歩くこと約30分で暗闇の中、ポツンと立つバス停に到着です。
16:50、定刻に女満別空港行きのバスはやってきた時は、本当にほっとしました。
③ 天都山入口 16:50(網走バス) ⇒ 17:00 網走湖畔荘
▲ 17:05 バスを降りて踏切を渡ったところに今宵の宿「温泉旅館もとよし」がありました。昭和の香りがする純和風の温泉旅館です。部屋は8畳+αほどの和室です。布団も自分で引くようです。
▲ クチコミでは料理がおいしいとの評判で期待しました。総菜等のお味は中々で評判通りでした。そして、ここのウリは毛ガニです。それほど大きなサイズではありませんが美味しくいただけました。
お勘定は生ビールと熱燗を追加注文して、8,250円でした。
全国旅行支援で40%の5,300円が割り引かれています。これに3,000円のクーポンをいただけましたので十分に満足です。
Part 6 へ続く