我が家のお隣にお住まいの方と仲良くしていますが、この奥様が元天鉄局のスジ屋さんの娘さんで、昨日こんな質問を頂きました。
「50年前の学生時代に北海道を旅行した時、スイッチバックを通った記憶があるが、それがどこだったか思い出せない。北海道にスイッチバックはありますか？」というものです。
ちょうど準特急さんの仁山が話題に上がっていたこともありGoogleで調べたらかつて10カ所近いスイッチバックがあり、常紋信号所や狩勝信号所が勾配型スイッチバックだったが廃止、現在は非勾配型の遠軽のみとなっているそうです。
そこで50年前の記憶を呼び覚ましてあげるために「北海道のスイッチバック」の写真をお持ちの方は投稿して頂けませんか？
私は仁山しか持っていません。
因みにこの奥様は鉄分はお持ちでなく、父君が亡くなった後、家に有った鉄道関係のコレクションはすべて廃棄したそうで、いまは形見の懐中時計だけが残っています。
捨てたコレクションの内訳をここで明記することは敢えて致しません。
米手作市様
江上英樹・栗原景著「スイッチバック大全」成文堂新光社に全容が出ています。北海道は米手さん仰られる通りの内容です。狩勝（信）、新内、南稚内、留萌、遠軽、常紋（信）、三笠、楓、上然別、湖畔、錦沢、仁山（信）さらに鳥伏（信）、豊住（信）、北入江（信）、森川（信）、東山（信）があった模様です。この中では常紋（信）を俯瞰した写真がいいと思いますがどなたか撮っておられると思います。
ありがとうございます。
でも、準特急さんは撮ってないのですか？
米手作市様
仁山（信）以外は撮っていません。北海道では運炭列車の区間にスイッチバックが多かったようですがお隣りの国鉄系の奥さんの50年前の旅行でのスイッチバック通過のご記憶でしたら特急「おおぞら」や「北斗」が千歳線から函館本線に入る時に札幌で逆向きになった時のご記憶が最有力だと思います。遠軽も列車進行方向が逆になる旨アナウンスがあり、クロスシートの方向転換をさせられた記憶がおありなのかもしれません。勾配区間の仁山も優等列車はスイッチバックせずに通過していました。勾配型で列車が加速線に入り列車がイモ虫のようになる望遠レンズを使った写真が望ましいのですが常紋（信）はそれができたのかできないのか行かれた方に確認してください。平坦区間のスイッチバックは撮影が難しく私自身も撮っておりません。ご期待に沿えずすみません。
米手作市様
歳を重ねると反応が鈍くなってしまって返信が遅くなりました。常紋信号場の写真ですが、勾配を登って来る蒸機列車の写真は多く撮っているものの、信号所の全景写真がこの１枚しかありませんでした。昭和44年3月2日 通過してゆく列車は上り急行大雪3号です。
準特急さん、西村雅幸さん、
ありがとうございます。
ベテランの諸兄でもスイッチバックの写真となると意外に撮ってないのが分かりました。というより、撮りにくいのでしょうね。
いずれにしても貴重な記録をありがとうございます。さっそく隣家の奥様にご覧に入れて当会の実力を誇示したいと思います。
昨日、60年ぶりに磐越西線郡山ー会津若松に乗りました。
かつてD50だったかD60だったかに牽かれて登った中山宿のスイッチバックも、仮枠大工が作ったようなビス丸出しの安普請電車が軽々と越えていってガッカリしました。
行き帰りの新幹線はどこで乗っても変わり映えせず、九州へ行っているのか、東海道を走っているのか分かりません。昔「津軽」や「八甲田」「みちのく」で山室君とのんびり行った東北本線の旅は記憶だけのものになりました。
中山宿懐かしいです。電化直前に行きました。高校入学の前の春休み、昭和42年3月でした。ピンボケ写真で恐縮ですが話のタネに貼っておきます。既に建植を終えたポールの脇をD51牽引の下り列車が進行中。この列車は、右下のホームへ一旦突っ込み客扱いをして後退して待避線に入り、ポイントを本線へと切替え発車して来たところです。現在では、この列車の横辺りの勾配上に短いホームがあります。
米手作市様
どんな電車でも今の電車は安普請に見える米手さん！ 新幹線は飛行機と同じ単なる移動手段です。
中山宿のスイッチバックのD50の客車列車は絵になりましたが降りて撮ったことはありません。ここは今は何事もなかったような雰囲気です。スイッチバックも一部を除いて過去の遺物になりましたね。懐かしい写真有難うございます。一足先に天国に行かれた山室さんと写っている他の皆さんのお名前を存じ上げていますが今どうしているのだろう。
宮崎繁幹様
中山宿は蒸機列車の時代を含めて何度か通ったことがありますが下車したことがありません。2024年6月25日郡山から会津若松に向かう電車で何か痕跡でも残っていないかキョロキョロしながら見ていた時に撮った写真です。
1983年2月の春季旅行は北海道で、確か仁山のペンション泊まりだったと記憶します。
これは列車後端から撮ったような記憶です。
こちらは定紋で、これも列車内からの緩い撮影です。
雪で何の写真か分かりにくい写真ですみません。