第5日目　3月30日

昨日昼から降り出した雨は止みません。8時過ぎに千住のヤスベーさんにご挨拶してから朝の山陰道を東に戻りました。バイパス、無料高速と順調に思えましたが鳥取近くになると信号もないのに渋滞に巻き込まれました。今日は日曜日で、雨とはいえ行楽シーズンです。家族連れで行楽地に向かわれる車が多く、鳥取を抜けるのに時間を要しました。
それでも市内を過ぎると、快調に走れました。目的地の豊岡までは海岸べりルートと山中ルートを選びますが、今回は走りやすい山中ルートを選択しました。

▲　13：00　米子～豊岡の走行距離は約175キロ、所要時間は約4時間30分強で豊岡駅前に到着しました。今日は14：01に豊岡を発車する「あかまつ2号」に乗ってのロケハンです。
ただ、豊岡駅に無料の駐車場がありませんので、2駅宮津寄りのKTR久美浜駅に車を置く事にしました。

▲　豊岡駅KTRホーム前の窓口で1日フリーきっぷとあかまつ乗車整理券を購入します。
乗車整理券は、指定席券ではありませんが発券枚数が限られていて乗車するとアテンダントさんが、席に案内してくださいます。
残枚数が後6枚と言われたので、ここで買っておく事にしました。

後は駅前のスーパーで昼食弁当の仕入れです。
今日は美味しそうな大きな紅ズワイカニがボイルして一杯480円で売っていましたので、別途購入しました。

カニの数え方ですが、獲って生きている時は、「一匹、二匹」と言いますが、一旦商品となって食べ物として並ぶ時は「一杯、二杯」となります。イカもそうです。日本語は難しいですね。

①　久美浜14：21（あかまつ2号）→16：23西舞鶴16：38（243D）→18:31久美浜

14：21　久美浜駅にぶんしゅう7号を停めて、あかまつ2号に乗車しました。
乗車後は早速、弁当を食べてから紅ズワイカニをテーブルに置いて食します。目の前の車窓を見ながら食べるカニのお味は最高です。これで日本酒が飲めればもっと良いのですが、久美浜に戻ってから温泉に行きますので、車運転があります。残念ですが、ここは我慢でした。

これを見たアテンダントさんは、「私はあかまつ号の専任ですが車内でカニを食べる人は初めて見ました。」と、にっこり笑顔と呆れ顔でした。
私はかつて北海道に行った時に釧路からの夜行列車内で花咲カニを、青函連絡船でも毛ガニ、米子駐在の折も単身赴任帰宅時のやくも車内で松葉ガニを食していました。地元名産を車中で食べる事が大好きです。別に珍しい事ではないと思いますが・・・。
食べ終わってからは運転席横に立っての本腰を入れてのロケハンですが、お目当ての菜の花や桜は咲いていません。あっても駅ホームや駅前広場で、走行している沿線には見当たりません。

アテンダントさんに聞きますが、乗車されたお客への接客対応で車窓など見る暇はないと申されます。
運転手に聞いても花まで気を付けてみていないので分からないとの返答です。ごもっともです。
花は咲かないと分からないようです。

あっという間に乗車2時間が過ぎていきました。
終点の西舞鶴手前の車両区ではタンゴエクスプローラ2編成が揃って留置されていました。全検が終わったようです。問題はいつ走るかですが運転手さんは、「毎年宮津の花火大会と5月連休には走る。またリレー号用のディスカバリーが点検中は代役として走行します。つい3月25日まで1週間、走ったよ。」と思いもかけぬ返答が来ました。今度はいつ走るのかと聞きましたが、「それは我々には分からない。運転本部からの指令を聞くまで分からない。」と、申されました。

18:31　西舞鶴からはすぐに発車する一般車に乗車してぶんしゅう7号を停めてある久美浜へと戻りましたが宵闇が迫っていました。
今日の温泉は、久美浜温泉です。疲れた身体をもみほぐしてからコンビニ弁当で夕食です。ビールも３缶、日本酒も美味しい地酒をいただき、木津温泉駅駐車場での就寝でした。

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