2014年 絶景の台湾鉄路、冬の旅 Part5 嘉義から斗南への道中

26▲ 台鐡嘉義站の待合室に設置されている観光案内所におられた案内人のおばちゃまとお姉さん。
これから向かう虎尾糖廠付近の地図がないかをお願いしましたら、「う~ん、ここには嘉義や阿里山のは、たくさんあるけれど・・、ちょっと待ってね。」 と、言われながらも斗南・斗六の観光地図を探していただきました。ありがとうございました。見るからに優しそうなお二人でした。

第2日目 1月9日 その2

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2510:00 広い前站側のホーム。
台湾では、正面の駅本屋側を前站・反対側を後站といいます。
ホームに到着したのは斗六発、屏東行きの區間車3151
このホームの先の右側が阿里山森林鉄路の乗降ホームになっています。

30▲ ホームで 椅子に座って列車を待たれる乗車客。
本土は発車15~30分前に改札が開始されて争うようにホームに駆け降りるお客で大混雑しますが、台湾は日本統治時代の名残なのか、自由に改札時間を選べて、ホームでゆっくりと待てます。我々鉄ちゃんにとっては、待っている間に発着する列車の駅撮りができますので大いに歓迎です。

ご紹介が遅れましたが、この時期の台湾の気候は朝夕10~15度前後で、ちょっと肌寒い程度の日本の4月ぐらいです。日中は20℃以上にもなってきて初夏のようでもあります。それでも台湾の方々は寒いのかダウンコートを着込んでの耐寒服装です。夏は湿度が高く蒸し暑くなりますので、台湾の方々には真冬そのものなのでしょうね。
マスクをしておられる方も多く、若い女性は青やピンク色のカラフルな色を選んでおられました。ファッション感覚です。
3110:05 エレベータを利用してヤード側のホームに移動。荷物車に乗せられるのか自転車、バイクやスクーターがホームに並べられています。個人荷物なのでしょうか?

3410:15 高雄行きのE1000系(EL+元ビュッフェ車+客車11両+EL)の自強號105が発車していきました。但しビュッフェ車は、業者の営業撤退で設備を撤去して、旅行者用の自転車置き場に使用されています。最高速度130km/hを誇りますが、故障が多く現場では大不評だそうで、新たに投入されている日本車両製のTEMU2000系電車への増備置き換えが待ち望まれています。
乗客の反応はもっと強く、東部幹線では日立製の振り子式TEMU1000系運用の太魯閣号から切符が売れていくそうで、今後の増備車両は日本製にせざるを得ないようです。
韓国大宇製の電車も同じく故障が多く運転手にも嫌われて、2007年8月から営業運転した日本車両製(3編成は日本で製造、以降は合弁会社の台湾車両で現地製造)のEMU700系が大好評となり、8両固定編成20本の160両が投入されました。続いて2012年からの新車も日本車両製のEMU800系が投入されています。

【 E1000系 】
1996年に登場したプッシュプル編成。両端は南アフリカUCW製、中間車は韓国ロテム製ですが、上の写真の客車最後尾の元ビュッフェ車は台湾で製造されています。

 ① 嘉義10:18(自強號116)→10:39斗六

27今回の旅で、台鐡に乗車するのは初めてになります。
最初の1番列車は斗南に向かう列車ですが、自強號に乗って1つ先の斗六まで行って、站に荷物を預けてから區間車に乗って斗南へと折り返します。
2941▲ 乗車した自強號の車両は、普通車とはいえシートピッチは十二分で、リクライニングも日本のグリーン車並みの座席でした。
斗六までは約20分間の乗車とはいえ、降りたくなくなるほど快適でした。

切符に押印した「斗六站証明章」は、出札口前に設置してある机の上で乗客が任意で押します。押印してあれば回収されずに切符を持ち帰れます。日本ではないシステムです。
28▲ 10:48、斗六站はリニューアルされた橋上站です。今日の宿泊は、明日の虎尾糖廠撮影本番に備えての斗六にあるホテルです。そして今夜に本隊の一陣、不銹鋼號さんと千住のヤスベーさんが訪台されて合流となります。

33▲ 荷物を預けたいのですが、コンコースを見渡しても荷物預り所が見つかりません。
駅員さんにお聞きしますと改札口前の精算所に案内されました。どうやらここで預かってもらえるようです。預かり料は嘉義站と同じ1個30元(約110円)でした。以降、站で荷物を預ける際にはまず、出札時に聞くことにしました。

② 斗六10:52(區間車3157)→11:00斗南
374210:50 第2月台(ホーム)に下りますとA側線(日本のように1番線、2番線の呼び方ではなく第2月台A側と言います)をE225号機が牽引する自強號が通過していきました。

【 E200型電気機関車 】
1976年から登場した米国GE社製。出力2800KW、最高運転速度110km/h、サイリスタ位相制御による連続制御です。旅客用として、現在39両が在籍しています。

3610:59 斗南に到着。
ローカル站なのでバリアーフリーにはまだなっていませんが重い荷物は持っていませんので楽勝で降り立ちました。

3943▲ 出札口通路に並べられた盆栽類です。台鐡の站にはどこでもこういった光景が見られました。和みますね。

清掃も行き届いていて清潔感があります。
明日に備えて、出札の際に荷物の預かりについて駅員さんにお聞きしますと、ここでも出札時に受け取っていただけることが分かりました。

44【斗南駅】 明治36(1903)年12月15日に「他里霧站」として開業。土庫、西螺、北港へと向かう台湾糖業鉄道斗南線および斗六斗南線への乗換駅で、鉄道線の起点でした。また虎尾に本社のあった大日本製糖の玄関口でもありました。
大正9(1920)年に繁栄の中心が斗六に移っていたので、斗六の南ということで「斗南」と駅名改称されています。
台鐡 斗南駅の公式HPはこちらです。

45▲ ローカル駅とは思えない 寄棟風屋根が美しい立派な駅舎です。站前広場には、かつての繁栄を記念してのDL911号機と貨車3両が展示されていました。

4746▲ 斗南は木芸の故郷でもあるだそうで、站前には長さ180㎝、幅60㎝もの巨大な下駄のモニュメントが置かれていました。

站の見学を終えてようやく虎尾へと向かいます。大津の86さんにご案内をいただき、右側にあるバスターミナルへと向かいました。
Part6へ続く

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