2014年 絶景の台湾鉄路 夏の旅 Part5 TR-PASS 太麻里へ

10_1▲ 13:36 青い空の下、幾重もの色に輝く海をバックに北太麻里川橋梁を渡って行く莒光51号(台北⇒花蓮)、南迴線のハイライトの1つです。
10_2今年1月にも来ました撮影地ですが、今回は駅から徒歩で山に登りました。気温は38℃とたまらない暑さで、昨夜の寝不足もあって老体にはもう限界です。デカンショまつり号さんとT山さんには先に行ってもらって後から随分と遅れて坂道を行きます。
昨日は痒さ、今日は暑さとの戦いでした。


第4日目 7月20日

① 台中 6:42(自強371)⇒11:36 太麻里

01_1 0302_1▲ 今日は太麻里まで参りますが、夏休みの日曜日とあって列車は満席で指定席が中々取れません。
それでも旅のプロであるデカンショまつり号さんは諦めません。区間に分ければ取れる。また今なくとも数時間もすればキャンセル席が出てくると何度も駅窓口に向かわれます。

結果、車両や席が離れますが何とか座れるようになりました。さすがプロです。
私には老人だからと、1枚だけ取れた通しの席をいただきました。(掲載していますのは別のつなぎの切符です。)

左はTR-PASSに記載されています注意書きです。
”6”に記載されている日本語に翻訳された項目がクセモノで、他の某プログでは利用された方がトラブルにあったと報告されています。その内容とは、購入した駅で指定席券を発券してもらい到着駅で次に乗る列車の指定席を取ろうとすると窓口駅員から「1日に1回しかできない。2列車分を取るには同じ駅でしか認められていない。」と説明されて拒否されています。
注意書きにはそこまで詳細には書いていないのですが、今回の結果からみますと、問題なく同じ日に何回も、そして別の駅でも指定席券に引き換え出来ています。列車が重複しなければ問題ないようです。対応が変わったのか、それとも駅員によって違うのか、もう一つ理解できにくいTR-PASSです。

06_1▲ 6:44 乗車したDR3100系の自強371号(台中⇒台東)の車内です。後方も満席状態でした。

05_105▲ 駅の売店、車販と温かい便當が売っています。種類は少ないですが何種類かは選べます。

今日は自強371号車中で買い求めました。定番とはちょっと違っていました。

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07▲ 11;48 ほぼ定刻、太麻里では珍しく2番線に到着しました。ここで時刻表には掲載していないR168号機牽引の観光列車を追い抜きます。

07_2▲ 一般の客車編成にはない食堂車が組み込まれています。

08▲ 12:28 撮影地① 向かったのは台東方向の山です。1月にも準特急さんたちと来ましたが、あの時はTaxiをチャーターしました。今日は駅で荷物を預けてから暑い中を徒歩です。
踏切を渡っての果樹園から、青い海をバックに莒光751号(苗栗⇒台東)です。今日は約10分遅れです。

09▲ 12:54 撮影地② Google座標; 22.630844, 121.005253 北里橋にて
自強307号(新左營⇒花蓮)、約10数分遅れの運行です。この後今日の暑さにダウン、老体には過酷でした。木陰で休みましたがその間に旧型客車、普快車3671(坊寮⇒台東)が通り過ぎて行きました。

09_1▲ 13:31 撮影地③ Google座標; 22.631913, 121.007291
ようやく中腹の撮影ポイントにたどり着きました。1月はもっと上に行きましたが今日はここまでで限界でした。莒光701号(台東⇒新左營)が下って行きます。

11▲ 14:18 撮影地④ Google座標; 22.625247, 121.002325
山を下りて釈迦頭の果樹園高台に移動しました。この時間になりますと後方の山からの雲が徐々に広がってきて、だんだんと太陽が当たらなくなってきました。1月と同様の空模様です。
莒光52号(花蓮⇒台北)が下って行きます。

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18▲ 14;43 自強311号(新左營⇒台東)は日曜日とあって12両長大編成で来ました。

1月に美味しくいただいた釈迦頭はまだ育成中でした。年に2回は収穫できるのかな・・。夜市では早採りを売っている店もありました。

19▲ 16:16 橋に移動しました。莒光754号(台東⇒苗栗)が渡って下りてきました。

2021▲ 16:37 撮影地① お昼に撮り逃がした旧型客車、普快車3672(台東⇒坊寮)がきました。残念ですが、太陽は厚い雲に隠れてしまいました。太麻里は太平洋が見えて絶好の撮影地ですが山に近く、午後からは雲が発生して日光が当たってはくれなくなってきます。ただ台東発は時刻改定前の17:25から16:08と早くになりましたので、もう少し先でも順光で撮れるかも・・。
今日の撮影はこれで切り上げて駅に戻ることにしました。

22▲ 16:45 撮影地⑤ 踏切から駅を見てのショットです。ご覧のように山には雲が下りてきています。普快車3672と交換したDR3000系9連は、自強437号(新左營⇒樹林)が発車してきました。
1月に来た時は左側の側線に廃車?された旧型客車群が留置されていましたが今回は消えていました。
前回1月の訪問記事はこちらです。太麻里撮影に望まれる方は参考にご覧ください。

40▲ 今日の撮影地です。

23▲ 今日は高雄駅前の京城大飯店が取れましたので高雄へ戻ります。前回宿泊した後站すぐのホテルです。
指定席券は別々ですが何とか確保できました。デカンショまつり号さんの発車直前までの粘り勝ちです。
夏休みシーズン土日はホテル、列車とも満室、満員となります。事前に予定確定が必要と思いました。

2425▲ 17:32 金崙川橋梁を渡る車窓です。花蓮以南は単線ですが、増線工事が進められています。

18:40 日没は坊寮を過ぎた辺りでした。
この時期なら旧型客車を十分終点手前でも撮れます。

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▲ 21:30 チェックインを済ませてから高雄の六合夜市へと出かけました。ここの夜市は店が多く、駅にも近く獲り立ての多種の鮮魚海産物がこれでもかと並べられています。おばちゃまも活きがいいですね。冷房の効いた店に入って、海鮮料理の注文としました。

3536▲ 21:48 T山さんはようやく指定席券が取れた今夜23:30高雄発の532夜行列車(鳳山⇒七堵、金~日曜運行)で台北へと向かわれます。3人での食事も最後で、今回の旅の成果を語り合いながらの楽しい宴でした。一人旅も気楽でいいのですが一日の終わりは寂しいものがあります。楽しい時をありがとうございました。また海外に出かけられる時はお誘い下さい。よろしくお願い申し上げます。

明日はデカンショまつり号さんも帰国されます。それまで朝から高雄機廠の職員輸送列車を撮りに参ります。これは初めての撮影です。楽しみの就寝となりました。
Part6へ続く

2014年 絶景の台湾鉄路 夏の旅 Part5 TR-PASS 太麻里へ」への2件のフィードバック

  1. 太麻里の北、好天でうらやましい限りです。晴れると、このように素晴らしい景色のもとで撮影できるのですね。次回は、坊山と併せて再訪したいところです。ただ、タクシーチャーターをしないと老体には堪えそうですね。言葉を話せる方が羨ましい。昨日、出張の合間に名古屋臨海へ行きました。明日朝は衣浦臨海に立ち寄ったあと仕事です。

  2. 夏の太麻里、綺麗ですね。暑い中、お疲れ様でした。天気の良い日に再訪したくなりました。またお伴させていただきたく存じます。

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