「みんなでしあわせになるまつりin夷隅2015」

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10月11日、「ぶんしゅう旅日記」にお名前が出てくる丸谷洋一氏からお誘いを受け、いすみ市で開催された「みんなでしあわせになるまつりin夷隅2015」に行ってきたので報告する。
会場の最寄駅はいすみ鉄道の国吉駅である。
内容は、クラシックカーの展示、3台のボンネットバスのよる「ポッポの丘への送迎」、コンサート等であった。
いすみ鉄道への乗換駅大原は結構遠い。
京成金町駅5時13分発の1番電車で出発、早朝の割には乗客が多く座席が4割程埋まっていた。
高砂で乗り換えた5時24分発各駅停車成田空港行は、海外旅行に出かける乗客で座席が7割方塞がっており吃驚。この電車は上野5時3分発の一番電車である。
津田沼でちはら台行に乗換え京成千葉で下車。直ぐ向かいのJR千葉駅6時29分発外房線上総一ノ宮行の車内で丸谷氏と合流した。電車は元京浜東北線の209系10連であった。上総一ノ宮で3分の接続で安房鴨川行に乗換え7時40分大原に到着した。
4分で接続するいすみ鉄道に乗換え国吉には8時1分に到着した。

すぐにボンネットバスが駐車している郷土資料館に行くと既に3両のボンネットバスと1両のマイクロバスが到着していた。
最初のイベントは、列車で会場に来る人に対し沿線でスタッフが手を振って迎えるというものである。
現地にはボンネットバスで行くのであるが乗れるのはスタッフのみである。そこは丸谷氏のおかげで乗ることが出来た。
バスは郷土資料館前に戻り、程なく「ポッポの丘」への送迎が開始されたので、旧国鉄バス塗装車に乗車した。
「ポッポの丘」は、国吉の次の上総中川が最寄駅であるが、駅から約2キロ離れており徒歩で30分かかるが、今日は3両のボンネットバスが10~15分間隔で運行されているので大変有り難い。
保存車両を見学後、市街地に戻りクラシックカーを見学したが、特に興味深かったのは、33年式マツダGLTB77、通称「バタバタ」とか「バタコ」と呼ばれていたオート三輪で、本当によく残っていたと思う。その他新旧のミゼット、会社が倒産したくろがねベビー等、すべて現役車両で登録ナンバーを取得しているのは驚きであった。
国吉17時20分発の列車で帰途に就き、自宅には20時少し前に到着したが充実した1日であった。

いすみ鉄道の近況
昭和63年3月24日当時の木原線を引継ぎ、第三セクター「いすみ鉄道」として開業した。7両の車両でスタートしたが、現在は観光用にキハ52とキハ28をJR西日本より譲り受け9両となっている。
いすみ200’形(206)
昭和63年第三センター転換時に新製した車両である。201~207の7両在籍したが老朽化による代替で現在は206が残るのみである。
廃車になった車両の一部はミャンマー国鉄に譲渡されている。
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いすみ300形(301・302)
平成24年1月新潟トランシスで新製された。
車内はセミクロスシートでトイレ付、窓のブロンズガラスや木目調の内装は豪華な感じがする。
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いすみ350形(351・352)
351は平成25年1月、352は平成26年1月新潟トランシスで製された。
顏は国鉄キハ20とそっくりになった。車内はロングシートでトイレは無い。
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キハ201303
今年6月新潟トランシスで新製された。車体はいすみ350形と同じであるが、車内はいすみ300形と同様セミクロスシートでトイレ付である。
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キハ52125
平成22年9月JR西日本より譲受けた車両で、昭和40年10月新潟鐵工所製である。
JR西日本時代は大糸線の糸魚川~南小谷間で使用されていた。
末期の塗装は紺とクリームのツートンカラーであったが、いすみ鉄道入線時に朱色とクリームに変更、更に平成26年3月朱色一色に塗り替えられた。
次のキハ282346と共に土休日の運転される急行列車に使用されている。
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ツートンカラー時代
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キハ282346
平成24年7月JR西日本より譲受けた車両で、昭和39年4月帝国車輌製である。
新製時の車号はキハ28346であったが、47年7月後藤工場で冷房改造され現車号になった。JR西日本での最終配置は富山区で高山本線で使用されていた。
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キハ3062
平成25年JR東日本より譲受けた車両で、昭和41年2月日本車輌製である。まだ車籍はなく長らく国吉駅に留置されていたが、来年3月から体験運転に使用されることになり現在大多喜車庫で整備が行われている。将来的には営業運転にも復帰する予定とされている。
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久留里線時代
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ボンネットバス
3両のボンネットバスが会場と「ポッポの丘」間を10分~15分間隔で運行された。

39年式日産ディーゼルU690
元備北バスの車両で、塗装は備北バス時代と同じである。
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42年式TSD40改
元山形交通の車両で、米沢営業所に配置され、冬期に米沢~白布湯元間で使用されていた。塗装は変更されている。
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42年式TSD40
旧国鉄バスの塗装で、シンボルのつばめマークも付いているが、元は自家用車である。
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2年式U-MR112D
旧井笠鉄道バスの塗装であるが、方向幕の行先の通り元奈良交通の車両である。
この車両は「ポッポの丘」には使用されずスタッフの控車として使用されていた。
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イベント終了後の記念撮影
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クラシックカー
正確な台数は不明であるが、乗用車、貨物車合わせて70両くらいあり、ごく一部の車両以外はナンバープレートが付いた現役車輌であった。その中で特に印象に残った車両を紹介する。

32年式ダイハツミゼット
バーハンドルの初期の製品である。
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35年式ダイハツミゼット
34年にモデルチェンジが行われ、丸ハンドルになった。
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36年式三菱レオ
3年間しか製作されなかった。現在も生き残っているのは10両以下と言われている。
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33年式マツダGLTB77
子供の頃バタバタとかバタコとか言われて町中でよく見かけたオート三輪で、よく生き残ったと思われる。状態は非常に良い。700CC、22馬力、最高速度60kmとのこと。
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41年式マツダT1500
日通カラーのオート三輪は地方都市でよく見かけた。
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42年式マツダT2000
上のT1500より少し大型である。
京都市山科区の池本鉄筋㈱の所有で現在も現役である。京都から下道を3日かけてやってきたとのこと、御苦労さまです。
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36年式くろがねベビー
東急くろがね工業で作られた軽トラであるが、会社自体が倒産して存在しない。
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40年式コニー360
愛知機械工業製の軽トラである。
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38年式日産ブルーバード
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32年式三菱CJ-3BJ7
ジープ形の消防車、保存車両でナンバープレートはダミーである。
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キハ52、キハ28、ボンネットバスを見たい、乗りたいと思っている方、クラシックカーに興味を持っておられる方、場所は少々不便であるが来年是非見学に来られてはいかがであろうか。
小湊鉄道の蒸気機関車形のDLの牽くトロッコ列車は運行2日目でダウンしてしまったが、故障の原因が究明され次第運行が再開されると思われる。こちらの乗車、撮影も兼ねて来られるとより充実した旅になると思われる。

2 thoughts on “「みんなでしあわせになるまつりin夷隅2015」

  1. KAWANAKAです。
    藤本氏とは思えん(失礼!!)ええ風情の写真が載っています。小生はバスはさっぱり分かりませんが、これを見て行ってみたいと思った。
    これからも走るんやろうか。単純に行ってみたいが小湊と合わせてというのは結構難しい。1泊するか2回行くか。
    なお、藤本氏とは思えんというのは氏のは学術的写真が主であるので、田舎のバスイメージがある写真とはびっくりした次第である。いずれにしても、藤本氏の世界に引っ張り込まれそうで何かコワイ。

    • KAWANAKA様、毎年10月10日前後の日曜日に開催されていますので来年も行われると思います。
      この日に限り3台のボンネットバスが会場と「ポッポの丘」間約5㎞を10分~15分間隔で走りますのでなんぼでも撮れます。
      国吉駅には無料のレンタサイクルもあり、これを利用するともっと良い場所で撮れると思いますので来年は是非挑戦してみて下さい。
      私もボンネットバスとオート三輪を見に行きたいと思っています。

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