小田急線ダイヤ改正前夜

沿線で暮らして9ヶ月ほどになる小田急線のダイヤ改正の準備が大詰めになってきました。利用するなかで、細かな変化に気を配る日々です。

○ダイヤ改正と新車発表
異例の早さで行われた昨年11月のダイヤ改正発表、昨年12月の新型ロマンスカー「GSE」の公開と、大ニュースが続いた小田急線です。近日中は撮影者を目にする機会が増え、特に18年度中の引退が予想されるLSE目当ての方が多く見られます。

 

○御殿場線直通列車
そんな中でも、個人的には御殿場線直通列車「あさぎり」の「ふじさん」への改名が大きなニュースでした。幸か不幸か、表示がさほど目立たないMSE車からの変更もないため、慌てて撮りに行くことはないですが、暇があれば最寄りの撮影地で記録をしています。
「あさぎり」という名前は風情があったためか、ひらがなでの「ふじさん」の表記には否定的な向きを撮影地でも耳にします。個人的には、「あさぎり」の本来の由来が富士山の麓の朝霧高原であって、静岡県民以外ではややマイナーな観光地かつ列車の走行区間からは大きく外れていることから維持することもないかなと思います。
また、ひらがなの「ふじさん」という名称以上に、「Mt.Fuji」という英語表記に注力しているようで、新宿から富士山周辺の観光地まで一本で行けることをインバウンドへも示すには良い改称ではないかと思います。
列車名は伝統も大事ですが、同時に時代や使い勝手に合わせて新陳代謝を図るべきでもあると思います。

春の臨時ダイヤでは、御殿場線直通列車が一日に5往復運行される日が設定されています。過去の歴史を見ても最も多い運行かと思われます。運転区間の縮小で列車の存続も怪しく思えた時期がありましたが、改名の効果と共に大きく発展していってほしいと願っています。

 

○小田急の年末年始
少し前になりますが、小田急の年末年始は例年通りの動きでした。

年末は、金曜夜に臨時準急、土曜夜に臨時急行がそれぞれ増発されました。どちらも忘年会帰りの足としての増発です。

新宿でレイトショーの映画を見た帰り、臨時準急に乗車しました。駅の電光掲示板と駅放送では「臨時準急」の案内が表示されます。
阪急であれば方向幕に「臨時準急」がありますが、小田急では車両側は単に「準急」と表示されます。この臨時準急ですが、次のダイヤ改正で準急の新宿乗り入れが廃止されるため、今季限りで見納めとなりました。

右側をよく見ると参宮橋の駅名板が写っております。

大晦日から元旦にかけては全線で終夜運転を行いました。

今回の注目株はやはりLSEの「ニューイヤーエクスプレス」でした。
明治神宮の最寄りである参宮橋駅に、年に一回だけロマンスカーが停車します。駅先端のバルブ撮影では参宮橋駅というのが分かりにくいため、ホーム真ん中でそれらしいものを探しましたが、なかなか見つからず右往左往していました。

 

 

通常ダイヤの終電が発車すると、小田急線内の列車は各停とロマンスカーの二種類になります。
列車が各停とロマンスカーだけになる、この日だけの表示です。
当初は各停で帰る予定でしたが、退避がないとはいえ何十駅も各駅で下るのは大変だと思い、ニューイヤーエクスプレスで帰りました。先行列車がないため、新宿から新百合ヶ丘まで20分弱の俊足で走り抜けました。

○関東の大雪
テレビでも大々的に放送された1月の大雪ですが、小田急線はポイント故障での一時的な運休はあったものの、ひとまず列車は動く状態で運行していました。

翌日は少しだけ撮影しましたが、北陸や新潟の遠征で撮るような状態の撮影で不思議な気分でした。


ダイヤ改正で激減する千代田線直通急行。朝晩のみの運行となります。

 

・ちょっと雪が降った日
大雪から10日後の2月上旬も、朝方に雪が降りました。

昨年秋に中間車2両を増結し、10両編成になった3081F(元3665F)。8両時代には運用に入れなかった快速急行に充当され、複々線化のPRヘッドマークをつけています。

ダイヤ改正で「通勤準急」に種別がかわる「準急」。

この日の雪はすぐ融けてしまいました。

 

○GSE試運転
連日、GSEの試運転が続いています。
特に注目なのは、今後見られないであろう並びの撮影です。

今までTwitter上で見た中では、LSEとの並び、「あさぎり」との並び、変わり種としては多摩線内で都営新宿線10-000形との並びを見かけました。これだけ揃うと自分もどれか撮りに行きたいな…とうずうずします。

 

駅にはダイヤ改正までのカウントダウンカレンダーが設置され、インターネット上ではナビサービス「NAVITIME」がダイヤ改正後のすべての時刻を掲載されています。先日は小田急時刻表が発売され、ファンの間ではそれを元に運用調査が既に始まっているそうです。

3月3日に代々木上原~登戸間での複々線が使用開始され、ダイヤ改正まで二週間となりました。新線開通レベルの盛り上がりを見せる小田急線に注目を続けます。

2 thoughts on “小田急線ダイヤ改正前夜

  1. 寺田咲築様
    情報有難うございます。慣れは恐ろしいもので私も「ふじさん」より「あさぎり」方が好きです。今回は増発とのことで嬉しい限りですが、以前JR371系が入線し、沼津まで走っていた頃は時々撮っていたものです。気になるのは今回のダイヤ改正による新宿~多摩センタ-間の京王との競争です。特に通勤時は小田急が強くなりそうです。多摩線は50000系の時もそうでしたが新車の試運転が行われます。添付したのは2月6日に併走区間永山~はるひ野・若葉台間で撮影した70000試運転と東京都10系快速橋本行きのすれ違いです。

  2. 寺田咲築様
    緻密なレポートを有り難うございます。
     お仕事には慣れられましたか?いろいろ社会人のご苦労があるかと想像しますが、お元気そうで何よりです。益々のご活躍をお祈りします。
     さて、小田急の複々線化、凄いプロジェクトの完成ですね。関西にいますと詳細な内容がなかなか伝わりませんが、引き続きどうか詳細が伝わるレポートをお願いします。
     もうすでに完成しているわけですが、新宿のあのじれったいというか、思わず「早く走れよ!」というストレスが解消していますか?
    混雑緩和に真正面から取り組む小田急はむっちゃ好感が持たれますね。東京の底力を感じます。
     東京での都電撮影会や三田会との交流会が近付いてきました。是非お目に掛かりたいですね。

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