6月5日にスタートしたクローバー会写真展「鉄路輝く」も中盤に入り、会期も一週間を残すのみとなった。本日13日も千葉県から駆け付けた会員も含め、多くの出展者が会場に参集した。以下、写真もまじえて当日の様子を伝えよう。
いちばん気になる来場者の入りだが、土日とはいえ、正直、写真展だけを目的の来場者はほとんどいない。圧倒的に多いのは、小さな子供を連れたファミリーだ。とくに人気の模型運転会が引けると、その隣にある写真展会場は、いっときの大入りを記録し、歓声、嬌声に包まれる。それも10分程度で潮が引いてしまうが、なかには椅子に腰掛けてじっくり見学する親子連れなど熱心な来場客も見られる。
いわゆるマニアは、すでに交通科学博物館は入館済みで、入場料を払ってまで再来するのに抵抗があるのかもしれない。しかし、鉄道に縁のない女性や、将来に見込みのある子供たちに、写真展を通じて鉄道の魅力に触れてもらうことこそ、写真展の本来の目的でもあり、その点では所期の目的を果たした写真展であったといえよう。
まだの会員は、ぜひ会場へ!