どこかにマイルの旅 2022年 北海道へ Part7 稚内⇒札幌⇒帰宅

第5日目 5月20日

折角「どこかにマイル」で当たって来ました北海道ですが、もう帰宅しなければならない第5日目になってしまいました。もう少しゆっくりしたい、街歩きも楽しみたい、函館へも行ってみたいと思いましたが仕方ありません。帰路の列車はとても朝早く、稚内 6:36発です。
この時間に楽しみの朝食が食べられるのかと前もって問い合わせると5:30から用意しておりますと、全国のドーミーインでも一番早い朝食開始です。
▲ 何といってもイクラやホタテ等の新鮮海産物が取り放題、食べ放題です。外で食べればこれだけで3,000円以上はしますので十二分に元が取れます。ちなみに豪華な朝食付きの宿泊料は、8,800円でした。

▲ 5:30 いつもながら多種の美味しそうな献立が並んでいます。
▲ 食べ過ぎないようにセーブしながら美味しくいただきました。

▲ 6:22 余裕を持って稚内から「特急サロベツ2号」に乗車します。同じ車内の同乗者は6名ほどでした。

① 稚内 6:36( 特急サロベツ2号 )⇒10:19 旭川

▲ 特急サロベツ2号乗車については根室駅で「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」を利用して指定席券に交換しました。
※ 普通車指定席(SL除く)も4回まで利用できます。
普通、1枚の指定席券に2列車分が表記されることはありませんがJR北海道では稚内~札幌を乗車する場合はかつて通しの列車があった意味から全区間を通しで1枚の指定席券が発券されています。6日間周遊パスでは4回までしか指定席券の発行しか認められていませんので1回分が追加されて助かります。但し途中の旭川駅では改札外に出ることは原則としてできないそうですが、旭川駅の改札口は自動化されていて周遊パスのみで入出場が可能ですのでチェックが不可能です。
▲ 6:53 今日も利尻富士は見ることはできず抜海駅を通過です。先日稚内市議会において「JR宗谷線の抜海駅の存廃について、市は市費負担での駅維持を本年度で終了し、来年度に廃止する方針を示した。」とのニュースが入りました。「地元の利用者が少なく、1日乗降客数2人では地域の公共交通としての役割は小さい。」との説明です。毎年除雪費の名目で100万円を負担してきたのですが無駄と見切られました。残念ですが、来年3月の時刻改正ではまた道内の1駅が消えていきます。

▲ 名寄を過ぎると地おこしが終わって水が張られたばかりの水田地帯を南へと向かいます。この光景は札幌近郊に入るまで続いていました。

② 旭川10:30( 特急ライラック18号 )⇒11:55 札幌

10:19、旭川に到着、改札外に出ることなく柵内コンコースの物産コーナーを見学で済ませました。

▲ 11:55、終着札幌に到着、空港に行くまで十二分な時間があります。昨夜地元ニュースで「ライラック祭り」が大通り公園で開催されているのを見ましたので行ってみるかと向かいました。

③ さっぽろ(札幌地下鉄)⇒大通

▲ あいにくと小雨がパラついていましたが初めて見ます薄紫色のライラッの花が満開でした。市電とのコラボが出来ないかと付近を見ましたが沿線沿いに花は見かけられません。会場では屋台も出ていましたので生ビールに合う「サモサ」を注文して昼食としました。
▲ 13:30 札幌へ来たならやっぱり行ってみたいと海鮮の二条市場まで徒歩で向かいましたが意外と客足はなく商品も釧路や根室に及びません。値段も少し高めと思いました。函館へ行けば道内のどこで買ったらお得か分かりますがどうでしょうか。今回は市塲見学だけで購入は見送りました。持って帰っても喜んで食べてくれる家族も今はいませんので仕方ないですね。次回に来る時には港近くの民宿か料理旅館を探しておいて一人酒を飲みながら北海の幸を楽しむことにします。

④ 大通(札幌地下鉄)⇒さっぽろ

⑤ 札幌 14:23(快速エアポート114号)⇒ 15:01 新千歳空港

▲ 空港を結ぶ「快速エアポート」は概ね12分間隔、毎時5本で運転されています。編成中央にあるUシート車はらくらく座れるリクライニングシート、指定席車です。まだ指定席券交換の権利は残っていましたので乗車することにしました。
⑥ 新千歳空港 16:20(JL2010)⇒18:15 伊丹空港

復路便はほぼ満席でのフライトでした。コロナ騒動が沈静化に向かい利用客が戻ってきているように思えましたが、道内での移動はまだまだで観光客が戻ってくるのはいつになるか予測はつかない状況下です。

今回利用しました「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」は、当初予定していませんでしたので4日間の利用しかできませんでしたので消化不良感が残りました。これはもう一度リベンジしなければと思い6月22日から道内に入り今回いけなかった山線乗車と函館までを楽しみたいと思っています。観光客が戻っていない今こそ空席の目立つ車内は三蜜対策も出来て、快適に乗り鉄を楽しめるチャンスです。皆様方もいかがですか。

どこかにマイルの旅 2022年 北海道へ Part7 稚内⇒札幌⇒帰宅」への6件のフィードバック

    • 木村様、校正いただきましてありがとうございます。しばらくお会いしておりませんがお元気でやっておられますか。来年には海外に出たいですね。

  1. ぶんしゅうさん、今回の北海道の旅も楽しませて頂きました。
    今回は札幌のライラック等綺麗なお花を見せて頂き有り難うございました。
    特急サロベツでゆったりとサッポロクラシックなどを飲みながら、利尻富士や広々とした原野を・・最高でしょうね!!
    ドーミインの朝食は充実していると聞きますが、稚内は見事ですね。
    次回をまた楽しみにさせて頂きます。お疲れが出ませんように!

  2. 抜海駅も廃止されるのですね。もう9年も前になりますが、利尻・礼文を訪ねたあと抜海に立寄っています。平成25年6月13日 17:05頃54D スーパー宗谷4号が通過してゆきました。宗谷本線そのものの存続が心配です。

    • 西村様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
      抜海駅はいかにも北海道らしい雰囲気のする駅です。何とか保存だけでもされないかと思っていますが付近に民家はなく、国道までは約800mと遠く、1日平均利用者数が2人では飲食店をするにも無理ですね。

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