どこかにマイルの旅 2022年 北海道へ Part2 まずは釧路

第1日目 5月16日

① 長岡天神 6:15(快速急行)⇒ 6:42 十三 6:49(大阪モノレール)⇒ 7:06 大阪空港
② 伊丹空港 8:00(JL2001)⇒ 9:50 新千歳空港

早朝5時には目覚めました。昨夜用意しておいた朝食を食べてから余裕を持って、5時半過ぎには阪急長岡天神駅へと向かいます。

▲ 平日の6時台ではまだ利用客も少なく座って余裕で大阪空港へ向かえます。今日は安く行くために南茨木からでなく十三経由で蛍池まで参りモノレールに乗り換えました。130円の節約です。

▲ 7:15  チェックインカウンターで、11:35発のJL2005便から8:00発の2001便への変更を申し出ます。空席は十分ありそうで無事OKでした。ラウンジに入ってコーヒーを飲みながら搭乗を待ちます。
7:40 優先搭乗の開始です。この便の搭乗率は約70%。ほぼ定刻のフライトで無事に「新千歳空港に到着です。
▲ 10:02 JR新千歳空港駅のみどりの窓口に参り、ジパング倶楽部での釧路までの切符と明日からの『HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス』の購入です。ご覧のように並ぶ客もなくスムーズに購入できました。
釧路へ向かう列車まで約2時間の待ち時間があります。新千歳空港利用は数10年ぶりです。どんなに変貌しているのか見学することにしました。

【 道内時刻表が売り切れ 】
まずは重たい時刻表は置いてきたので「道内時刻表」の購入ですが、みどちの窓口では売っていません。空港内にある本屋3カ所を紹介してもらいましたがいずれも売り切れでありません.。もう少し待てば6月号がでますと言われました。
北海道には何度も来ていますがこんなことは初めてです。コロナ騒動でJR利用客が減ったので時刻表も減刷され、また5月は大型連休がありましたので売り切れたようです。どおりでAmazonに発注しましたが届かないはずです。行く先々で売れ残りを探すしかありません。

▲ 次は昼飯の駅弁(空弁)です。さすが北海道、これでもかと海鮮丼のオンパレードです。駅弁に1,000円オーバーが出た時はびっくりしましたが最近はそれが普通になってきました。しかしここでは3,000円オーバーまであります。もう庶民が気楽に買える駅弁ではありません。
▲ 北海道に来たら食べたいと思ってた「ウニ」と「イクラ」等の新鮮な海産物です。買って直ぐに食べたいと思いますが、それぞれ、2,790円4,990円とそこそこします。

ウニはこの時期北方四島産の蝦夷バフンウニが多く、礼文島産や初夏の解禁となる積丹産はまだ出てきていません。新鮮ですが自宅近くのスーパーで売っているのと比べると2倍近くします。ムラサキウニに至っては手の平サイズで4,000円もします。
昔、仙台の居酒屋で飲んだ時には突き出しにウニ一船が出てきてびっくりしましたが夢物語になりましたね。▲ ホタテ貝や毛ガニは生きたままでも売っていますが毛ガニは普通サイズで6,000円前後です。新潟の寺泊港だと2,000円強で買えますので地区によって大きく差がありますね。勤務時代に北海道カニツアーに行きましたので嫌というほど食べました。堪能しましたので今は11月から年内だけに食べられるセコ蟹だけが好物です。米子で済んでいました時には毎日2杯は食べていました。

気に入った駅弁を仕入れてからは生ビールを飲んで休憩です。

▲ 11:40 まだ余裕がありますので乗り換える南千歳駅はどうなっているのかと向かうことにしました。上は新千歳駅ホームにあった空弁・駅弁売り場です。品ぞろえは空港内とは比べようもありませんが美味しそうなのが並んでいました。

② 新千歳空港 11:42⇒11:45 南千歳
ちょっと早いですが快速エアポートに乗車して
南千歳へと向かいます。WiFiが飛んでいるのはさすが国際空港を結ぶ列車です。早朝6時台前から22時台まで1時間にほぼ5本が運行され、とても便利な列車です。

▲ 11:45 快速エアポート733系に乗車して南千歳到着です。かつては国鉄では、連絡歩道橋初の空港連絡駅として、千歳空港駅の名で1980年(昭和55年)10月1日開業、当時は248mもの長い連絡歩道橋で空港ビルと結ばれて有名でしたが新千歳空港開業に伴い直接新ターミナルビルに乗り入れる2.6㌔の新線だ出来て石勝線・千歳線との乗換駅になりました。
到着した3番ホームから特急おおぞら号に乗り換えるには一旦エスカレータで橋上駅コンコースへ上がって1・2番ホームに移動しなければなりません。時間がありますので改札口を出て駅前広場に出てみました。

▲ 駅前広場に車や人影は全くなく遠くにアウトレットが見えるだけでガランとしていますが、旭川、帯広・十勝川温泉行のバス停がありました。乗る客はあるのでしょうか。

▲ 1・2番ホームには駅弁売場があり空港ビル内と比べるとわずかな数種類の駅弁が並べられているだけです。売り子のおばさまも手持無沙汰のようでした。1日30本ほどの列車のために設置されているのでしたら列車内で販売した方が買う方にもいいと思いますが。

 

 

 

 

③ 南千歳 12:25(特急おおぞら5号)⇒15:51 釧路

▲ 12:30 列車が走り出したところで買っておいた駅弁を食します。千歳にある佐藤水産の人気No.3の『北の海幸づくし』(1,250円〉、蒸しウニ・いくら・蟹と佐藤水産ベストセラー商品「鮭ルイベ漬」が入った四色海鮮弁当です。美味しくいただきました。
▲ 新千歳空港から釧路までは307.7㌔、南千歳からの所要時間3時間26分、評定速度は 88.7㎞/hで、営業最高速度は相次ぐ列車事故から2014年(平成26年)8月30日に130km/hから120 km/hに引き下げられましたが気持ちよく快走します。新緑が始まった山と森のみどりの世界、十勝平野の雄大な大パノラマ、釧路に近づくと青々とした太平洋が見え車窓を楽しませてくれます。
▲ 15:51 定刻に釧路に到着、しかし降りられたお客は数えられるほどです。
改札口を出てから直ぐに構内のセブンイレブンで道内時刻表が残っているかどうかを問い合わせますがやはりありません。ダメ元で向かいにあった土産店の四季彩館で聞いてみましたらお菓子類の横にポツンと最後の道内時刻表がありました。こんなお店で時刻表を買う客はいないでしょうから残っていたのですね。

▲ 16:10 駅から約5分にある魚介類新鮮市場、和商市場に行ってみました。いつも来る所で勝手丼が食べられなすが閉店時間は午後5時と早く見学するだけで終わりました。

今日の宿は釧路の繁華街に夕食をしたい店がありましたので近くにあります東横インです。チェックイン後早速出かけましたが、この時期の日没は遅く釧路川に架かる幣舞(ぬさまい)橋で夕陽を見ようとしましたが中々沈まず方向も悪く、希望通りにはいかず失敗です。

▲ 17:50 訪問したかったお店は『炉ばた』です。日本で初めて開店したのはこのお店で店名もその通りです。まだ早かったのでお店の中から漏れる光はないかと見ましたがひっそりしたものです。恐るおそる入口に引き戸を開けてみますと店の中は薄明るい程度で4人ほどの客が炉ばたを囲むように配置されたカウンター前に座っておられました。「いらっしゃい、ご予約の方ですか?」が第一声です。この店は予約をしないと入れないのか、『いいえ』と返答しましたが、お座りくださいの案内がありませんのでしばし、立ちづめです。

店の中は中央におばあさんが囲炉裏の前に座っておられ、何やら焼いておられます。
しばらくしてから、ようやくそこへお座りくださいと案内が入りましたが感じの良い初印象ではありませんでした。お通しが来ましたが歯が悪いので硬いものは食べられないと言っていたのにかかわらず大根の干したものが来ました。この店客をなめています。店で文句は言いたくありませんが接客態度も悪いしおもてなしの心は皆無です。居酒屋の老舗と期待して来ましたががっかりです。
生ビールを注文してお品書きから選びますが、食べたいと思うメニューはありません。日本酒の熱燗を頼んで食べたかったウニがあるかと聞きますとありますとの返答で値段を聞くと1,800円です。こんなものかと注文しました。さすがに新鮮で味は良かったのですが手のひら程度でした。

▲ 18:40 初めての店ではこんなものだろうとお愛想をしてもらって〆は釧路ラーメンかなと店を探しました。
▲ 醤油ベースのスープに細目のちじれ麺の釧路ラーメン、最近では北海道四大ラーメンとして認められているそうですが濃い目の醤油味が強すぎて京都人には馴染みにくい味でした。

北海道入りの1日目が過ぎました。明日は六角精児さんが麵鉄の旅で根室駅で食べられたそばを食べに行って、釧路へ戻って川湯温泉へと向かう温泉旅です。
Part 3 へ続く

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