どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part13  伊計島⇒帰宅

第9日目 1月30日

今回の旅は天候に恵まれず沖縄の美しい海のレジャーも楽しめませんでしたが知りたかった沖縄の鉄道の歴史や交通の現状についてはについては勉強できました。今日はまだ完乗出来ていない「ゆいレール」の終点までの乗車です。

① 伊計共同商店前11:00(町営バス)⇒11:46 JA沖縄与那城支店
② JA与那城前 11:52(沖縄バス)⇒13:30 県庁北口
▲ 朝から元気の出ますはなびえらの朝食です。
今日のフライトは18:05ですので十分に余裕があります。朝食後は民宿周りを散歩しました。

▲ 石垣で囲まれた沖縄独特の家の造り、赤い瓦屋根、戦後台湾から伝えられた白いセメント瓦の屋根には必ず家の守り神のシーサーが乗せられています。

▲ 道沿いには南国らしく熱帯の野草花が鮮やかに咲く道を歩き朝日が上がる東海岸へも行ってきました。

11:20 知人の車で橋の本島側のたもとまで送っていただき始発の車庫(沖縄バス屋慶名出張所)から那覇方面行のバスを待ちました。

② 屋慶名バスターミナル 11:50(沖縄バス61系統)⇒12:15 吉原入口
③ 吉原入口12:30(琉球バス23系統)⇒13:23 県庁北口

始発だけあってバスは定刻に発車、渋滞もなく順調に走行。ほぼ定刻の12:20、吉原入口に到着しました。下車後に後方を見ますと遅れていたのか乗車する予定の那覇バスターミナル行きの23系統のバスが来ています。1本早い バスに乗れたようで一安心しましたが、途中の喜友名(きゆうな)辺りから渋滞に巻き込まれて県庁北口には遅れること50分延の13:53着でした。合計3日間本島の路線バスに乗りましたが遅延は想像以上で道路移動は限界を完全にオーバーしています。
本島北部と南部を時間通りに走る鉄軌道の早期建設が急務と実感しました。 

【 進まない沖縄鉄軌道計画 】
計画案づくりは、
2012年(平成24年)に決定した沖縄振興基本方針に基づいて、住民も参加しての有識者による検討委員会が発足しました。名護~那覇 約70㌔を1時間で結ぶ鉄道建設を目標に開始されていますが、具体的なルートは米軍基地の存在があって容易に決められず、使用する交通機関の種類もまだ検討段階で確定していなく、このままでは調査のための調査になってしまいそうです。強い馬力ある牽引者なくしては進みそうにありません。10年の調査でハッキリとしたのはどのコース、どの交通機関を採用したとしても40年間の赤字経営は免れないと言う事だけでした。
現状の詳細についてはこちらのHPに詳細がありますのでご覧ください。

④ 県庁前 13:58(ゆいレール)⇒14:23 てだこ浦西

▲ ゆいレール1日乗車券を購入、乗り換えて終点のてだこ浦西を目指します。
昼過ぎとあって車内はいままでとは違ってガラ空き状態です。

▲ 14:28 着いたてだこ浦西の駅舎です。中北部から那覇へ向かうバスや自家用車からの乗り継ぎがしやすいよう、駅周辺には交通広場やパーク&ライド駐車場が設置された、浦添市のまちづくりの中心駅です。今後琉球大学方面等への延伸計画がありますが、沖縄鉄軌道とのリンクが必要となりますので鉄軌道のルート確定次第となっています。

⑤ てだこ浦西 14:40⇒14:48 首里

ゆいレールの全線乗車も出来ましたので次はどこへ行こうかと思案です。候補地は2ヶ所、1つは沖縄には蒸気機関車がないとの子供たちの要望を受けて1973年(昭和48年)に国鉄から送られたD51 222号機が静態保存されている与儀公園訪問、もう一つは2019年(令和1年)10月31日の深夜の火災により、正殿を始めとする多くの復元建築と収蔵・展示されていた工芸品が全焼・焼失または焼損した首里城の見学です。時間的に2ヶ所とも行くのは無理ですのでどちらにしようかと迷いましたが、40年前には来ていますが記憶は殆どない首里城を
もう一度見ておきたい気持ちが強くなりましたので首里で降りて向かいました。

▲ この裏にあるのが焼失した正殿ですが2022年11月3日に起工したばかりでまだ材料の木材搬入が進んでいる段階、建築が見える状態ではありませんでした。歴史上5度目となった焼失からの復元は4年後になるそうです。
▲ 16:30 見学を終えて再びゆいレールに乗って那覇空港へ向かいます。

⑥ 首里 16:29⇒17:00 那覇空港

▲ 17:00 フライトまで約1時間と丁度いい時間に那覇空港に到着。
直ぐにチェックインしてラウンジ直行です。この空港にしかない生オリオンビールを一気に3杯飲み干してから泡盛の水割りを空いたペットボトルに入れて心地よい帰路フライトにしました。

⑦ 那覇空港 18:15(JAL2088)⇒20:17 伊丹空港
▲ 10分ほど遅れましたが揺れもなく快適なフライトで伊丹空港に着陸。

⑧ 大阪空港 20:41(大阪モノレール)⇒20;44 蛍池
⑨ 蛍池 20:50(阪急・急行)⇒21:00 十三 21:03(特急)⇒21:29 長岡天神

午後10時前になりましたが無事帰宅です。今回の旅の費用ですが大阪~那覇のJAL便は往復ともマイレージで無料、那覇~石垣は往路をマイレージ使用、復路は同額のマイレージポイントがいただけますので+-は0円でした。総費用 92,265円でしたが宿泊代20%が差し引かれて、食事・み土産代に充当できる旅行クーポンは18,000円をいただきましたので、8泊9日の支払った総費用は、
 観光費用を含めて61,825円となりました。オリオン生ビールや泡盛も十分いただいた飲み放題の納得の旅費です。
最近は大雪に見舞われたり、好天には縁遠く満足な旅を楽しめていませんので次回は春を追いかけて感動できる旅をしたいと思っております。長々とした旅日記で閉口されておられる方もおいでと思いますが鉄道の旅はいろいろとあるものだとご理解いただき今後ともよろしくお願い申し上げます。

どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part13  伊計島⇒帰宅」への1件のフィードバック

  1. ぶんしゅう様
     お疲れ様でした。
     お陰様でめった行くことのない冬の沖縄を、何よりも沖縄の鉄軌道の足跡や遺跡等々の情報を有り難うございました。
     冬といってもさすが沖縄、日頃と違う南国の景色や風俗等のご紹介は観光気分に浸れました。
     厳寒の北海道から花が咲く沖縄とぶんしゅうさんの行動力は凄いですね!この週末はキハ85でお目にかかれることを楽しみにしています。

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