第3日目 1月24日
今日は那覇空港から「東京~大阪(約410km)」に相当する距離のある石垣島へ空路で向かいます。台湾とは270km程度しか離れていないそうでこちらの方が近いのですね。
6:00 起床後まだ夜明け前の外に出ましたが路面が濡れています。昨日と違って風もあり体感温度は低そうです。部屋に戻ってTV放送で天気予報を見ますと寒波襲来は沖縄まで届き強い寒風があるとの予報で晴れることはないようです。那覇の昨日の最低気温は18.4、最高気温は22.7℃とあって寒かった京都と比べるとルンルンでした。着ていた厚着は脱ぎ捨ててダンボールに入れて4日後にもう一度宿泊するホテルに預けました。ただもしもがあってはいけないとユニクロ製の薄めのダウンだけはリックの底に入れておきました。
7:40 朝食後ホテルを出発「ゆいモノレール」牧志駅へと向かいました。時間がありますのでゆいモノレールの終点近くまでは行ってみたい撮ってみたいと思いました。
① 牧志 7:51(ゆいレール)⇒8:03 首里
② 首里 8:25⇒8:55 那覇空港
▲ 7:51 首里行きの列車に乗車しましたがこの時間帯は4分間隔で運行していることもあって座れました。地図をご覧のようにカーブは多くほぼ直角に回る区間もありこれに急勾配も加えると乗りごたえは十分に堪能できます。那覇についてから3日間乗っていますが結構満員の列車が多く、混雑緩和のために3両編成に増強される予定です。今年度は2編成、来年度は4編成が運用に付くそうです。ただホームドア増設の必要があり、駅の改造工事が全駅で完了するのは4月下旬ですので5月連休前あたりに実際の運行になると思われます。
那覇市の人口は令和4年12月末で 317,030人、沖縄県全体では 633,226人ですので県民の半分が住んでおられます。訪れた観光客はコロナ騒動前の平成30年度で約880万人、コロナ騒動時の令和2年度で約260万人と1/3に落ち込みましたが最近は徐々に戻ってきています。モノレールの車内から見ていても道路の渋滞はかなり多いようです。路線バスも遅れています。定時に運行できるモノレールは市民や観光客からも歓迎されているようです。
▲ 8:03 首里に到着しましたが、折り返して那覇空港行きとなりますので渡り線を渡って反対車線へ入線です。既に降りる客は少なく、並んでおられた乗車客がどっと乗り込んでこられました。
先に行くのは次回にしようと私も折り返しの那覇空港行きに乗車しました。
▲ 8:55 車内は立ち席客多しで混み合っていましたが途中から座れて那覇空港に到着です。
空港ビルまでの動く歩道は上下ともなぜか止まっていましたが、JGC優先チェックインカウンタから空港内に入りラウンジへと向かいました。
③ 那覇空港 9:45(JTA605) ⇒ 10:50 石垣空港
▲ 生ビールが飲みたいと一気飲みしましたがこの空港のラウンジには沖縄のオリオンビールの他に地酒「泡盛・南風」がおいてありました。コップにたっぷりと注いでこれも一気飲みです。幸せ気分一杯になりました。
▲ 1999年(平成11年)5月26日に竣工した国内線ビルはゆったりとした造りで広々としています。伊丹空港よりも立派かなと思いました。
▲ 10:50 フライトすぐは強風の影響で少し揺れましたが途中からは順調なフライトで約1時間で無事に石垣空港に到着です。
④ 石垣空港 11:20(カリー観光バス) ⇒11:50 石垣港離島ターミナル(¥ 500-)
▲ 11:50 すぐにバスに乗って島の中心「石垣港離島ターミナル」に向かい約30分で到着です。
今日の運行状況を見ましたが近い竹富島・大原島・小浜島は夕刻を除いては出港するようですが波照間や西表は風が強く高波発生で運休です。
▲ 11:52 このターミナルから八重山諸島への船が出港します。明日は「波照間島・西表島・由布島」(¥18,000-)を周遊するツアーを予約してありましたので今日のような強風の中、出港したのかどうかの確認です。予約先の安栄観光のカウンターへ行きお姉さんにお尋ねしますが「今日の出港は中止になりました。明日については会議中です。しばらくお待ち下さい。」でした。
しばらくして行くと、「今、決定しました。明日も中止です。予約しておられるお客様へご連絡を始めています。」との返答でした。代わって実施されるツアーはあるのかと訪ねますと、「西表島・由布島・小浜島」(¥14,700-)は大丈夫です。」との返答です。即決で予約しました。
▲ 13:15 石垣最終日に予約してある空港までの観光バス集合場所の確認です。港のターミナルを出てすぐにありました。場所が分からずしくじっていることが多いので前もっての場所確認は欠かせません。
▲ 港近くの繁華街の中心、石垣公設市場周辺にはお土産物商店がありますのでアーケード街へと散策です。名物は五色エビ(イセエビ)、石垣牛、泡盛です。採りたて魚は名前が分かりません。沖縄名物の魚の天ぷら各種もありました。滞在中には買って食べようとチェックしました。
▲ 16:40 港周辺の散策も終わり今日明日と連泊する宿の「The Breakfast Hotel Porto 石垣島」にチェックインしました。全国旅行支援もあって、2泊で10,250円は高級感ある設備からしますと納得の料金ですが朝食は別途2,000円もします。宿泊した方からの口コミでは大好評ですが、港ターミナル内には沖縄料理の珍しい弁当屋もありましたので朝食ならこちらの方も良いかなと追加はやめました。
夕食は現地のミニコミ誌を見て八重山の食材を使って八重山独特の料理が味わえるという「琉球の爺」を選び向かいましたがタブレットを使っても迷走続きで約1㌔、10分もあれば行けるのに30分以上もかかってしまいました。方向音痴ではないのですが高い山やタワー等の何か目印が見えないと直ぐに迷走してしまいます。
▲ 18:00 店内に入ると先客のお姉さんがおられ一緒にカウンター席に隣り合わせに通されました。よく冷えた生のオリオンビールを一気に飲み干して注文になりましたがメニュには記載のない食べたい八重山のヤシガニ、ガサミの値段を聞きますといずれも6,000円以上と高額です。京都では松葉カニが10,000円以上はします。これと比べると安いでしょうが、他にも食べたい沖縄料理がありますのでそちらを食するのに切り替えました。
隣のお姉さんは横浜から一人で今日来られたと申され生ビールの次には泡盛のロックを飲みだされました。旅行もお好きなようで趣味があったところで酒飲み話に花が咲き21時過ぎまで飲み続けていました。すっかり酔ってしまいましたので楽しい時間をありがとうございましたと先に店を出ましたが帰りの夜道は迷わずホテルにたどり着きました。後でレシートを見ましたら 5,104円です。結構飲んでいたようです。 Part 6 へ続く