越南(ベトナム)統一鉄道の旅 Part 11 統一鉄道随一の名所ハイヴァン峠を鉄道で越える

第7日目 2月22日 前編

「GetYourGuide」企画によるツアー『フエ皇室日帰り旅行、ハイヴァン峠鉄道、ランチ』に参加します。フエ皇室を絡めたツアーはたくさんあるのですがハイヴァン峠を鉄道で越えるツアーはこれだけでした。
7時前には昨日同様に送迎バスがホテルまで来てくれてダナン站迄送ってくれました。

▲ 7:18 夜7時になると火を吐くというドラゴン橋を渡り7:30にはダナン駅には到着しました。

▲ 7:30 ツアー列車は既に2番線に入線していました。ツアーリーダーの指示で4号車に乗り込みました。

▲ 隣はスナックカーです。美味しそうな軽食類が並んでいます。朝食はホテルで食べてはいましたが片っ端にいただきました。
▲ 8:06 何の発車合図もなくいつの間にか列車は走り出していました。車窓を楽しみたいのですがあいにく黒い雲に覆われた曇天で小雨も降り出しました。車外の温度は24℃とホーチミンよりは低く熱くもなく寒くもなく丁度いい気候です。

▲ 8:08 クデ川河口のアーチ橋を渡ると貨物ヤードを通過、メータゲージにもかかわらず大型ボギー貨物車編成が柳津されていました。▲ 8:13 時折トンネル内を走ります。車内はご覧の通り結構お客は乗っておられます。ツアーになったコースとは別にダナン~フエの片道、往復切符もツアー会社、駅の窓口でも購入できますので飛び込み客もおられるようです。

▲ 8:19 トンネルを抜けると眼科に海が見えだしました。列車はカーブを廻りながらゆっくりと上っていきます。 8:19 信号所らしい停留所でD19E-949号機牽引の列車と交換です。

▲ 列車速度は自転車より遅い10km/hまで落ち込みます。ゆっくりとカーブを廻りながら上り勾配を進んでいきます。海抜496mのハイヴァン峠は天候さえ良ければ絶景の区間です。
▲ 8:58 ランコ湾沿いを回ってランコ駅に到着。ダナンからは36㌔でした。
この海は礁湖(ラグーン)と呼ばれる湾のような地形の海で、海水が内陸に入り込むことで作られています。そのため、礁湖の水は場所によって淡水と海水に分かれています。

▲ 我々の車両におられたツアー客はここで降りるように指示されました。同じホームに止まっていた対抗列車はこれからダナンに向けて出発する列車のようです。
▲ 1番線ホームにはD12E-649号機が単機で止まっています。これは本務機?補機?どちらなんでしょうか。▲ 我々の乗った列車の最後部車両にはまだ座っておられる乗客がおられます。多分フエまでの切符を買われたツアー外の方なのでしょうね。
▲ 9:10 ダナン行きの列車が発射しましたがポイントを渡ったところで急停車しました。係員が台車を覗き込んで両手でバツ(✕)マークを送っています。ひょっとして脱線したのかと案じました。様子を見たかったのですがツアーリーダーから迎えのバスに乗車するように指示が出ました。

 

▲ 9:21 案内されたのはツアーらしい真珠販売のお店です。名産品なのですが全く興味はありません。
立派な真珠のネックレス等の展示がありましたが我々のツアー客は見ておられるだけでした。

 

▲ 11:00 世界遺産の一つでもあるフエ王宮、ベトナム 中国 フランスのミックスした様式美は世界中でここだけです。日本の盆栽や庭園もあり。装飾の作りも繊細でした。

▲ 12:58 王宮は広大すぎて全てを紹介できません。ご興味のある方は是非に行ってみてください。我々は、たっぷりと約2時間王宮内を見学しました。

▲ 13:15 ツアー客にはこちらの方が嬉しいベトナムのフエ王宮料理ですが華な料理ではなかったですね。

14:40 雨が降り続く中、ツアーも終わりダナンに戻ります。時間があればハイヴァン峠に寄って欲しいとオーダーをいれましたがバスは2001年に開業した約6キロのトンネルを経由して撮影ポイントには寄ってはくれません。天候も悪いので諦めましたが次回来る時にはTaxiをチャーターして撮影に臨まなければならないようです。
Part 12
へ続く

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