越南(ベトナム)統一鉄道の旅 Part 14 ハノイへ到着

第9日目 2月24日 前編

昨夜、コンパートメントの同室者の日本人が途中で降りられてからは話し相手もなくなりましたので一人静かに爆睡体制に入りました。
6:50 車掌の声でびっくりして気が付き起き上がりました。もうすぐハノイ到着なようです。慌てて荷物をまとめ上げた時にはホームに入線していました。荷物と言ってもリックサック1個ですから大したことはありません。
乗車したSE2の到着は約1時間遅れの 6:53、通路に出ますと他の客は降りた後でした。

▲ フランス統治時代の1902年に開業したハノイ駅は戦争中に駅舎真ん中がアメリカ軍機の空爆で破壊され、1976年に再建されています。ホーム5面10線と留置線がありほかの站とは違ってホームは高床化されています。1番線を除くホームは狭く2本の跨線橋へはエスカレータも設置されていません。写真を撮りました後方には通称「ハノイB駅」と呼ばれる駅舎があり、南北鉄道以外に乗車する場合はB駅からとなります。

▲ 跨線橋からの通路を通って駅舎2階に入るとようやく1階との上下エスカレータが設置されていました。

▲ 1階改札口上に掲出されていた終発・到着案内で下は翻訳です。緑色は出発、御連い色が到着です。乗車したSE2も掲出表示されています。
▲ 1・2階の平面図です。右がハノイB駅です。
▲ 駅正面広場ですが首都の駅前にしては高層ビルは少なく活気は見られません。

▲ 別棟にあった切符売り場ですが閑散としていました。訪問したかったハロン線ですが今は客扱いしていない。貨物のダイヤはここでは分からないと言われました。中国との国境への路線もありますので今回は時刻表を撮っておいて訪問は次回としました。
▲ 統一鉄道(ハノイ~サイゴン)の時刻表です。
▲ ベトナム北部最大の港湾都市、人口180万人のハイフォン線と観光地ラオカイを結ぶ鉄路ですが、行きたかったハロンへ向かう鉄路の時刻表はありません。
窓口で聴いたお嬢さんはケップ手前のイエンビエンからは走ってはいないとの返答だったのでしょうか。ケップからだったら運行はあったのでしょうか。現地まで行けば分かるのですが今回はその日程を撮っていません。仕切り直しが必要と思いました。帰国後再度の調べ直しが必要と思われました。  Part 14 へ続く

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