第9日目 2月24日 後編
▲ 7:45 まず向かうのはロンビエン橋です。GoogleMapで見ると2.4㌔、徒歩34分と表示されました、歩けない距離ではないと思っていましたが駅前の客引きに掴まりました。「Grabと同料金でいいよ」との事ですぐ前にいたTaxiを案内します。50,000ドン(300円)なら安いと乗り込みました。
車とバイクで込み合う道を約20分ほどで到着、全長1700mのロンビエン橋を見渡せるカフェ「Serein Cafe & Lounge」の屋上に上がって見ましたが列車が来る時刻になると店主が店内に入るようにと指示してきました。撮り逃げ客に思われたようです。最初にオープンしていた3階に荷物を置いてから上がればよかったと悔いましたが仕方ありません。
8:42 1日数本しか来ない列車を店内で見送る羽目になりました。
▲ 注文したのは「SereinCoffee」119,000ドン(714円)、街中のカフェと比べると2倍はしますが景観料も含まれているのでしょうね。コーヒー好きには味は満足です。
次の列車は日本で調べた時は11:55、ロンビエン駅発車です。随分と時間があるので駅を見学後は近くに広がるハノイの旧市街地を見学することにしました。
店主には後で列車が来る頃に屋上に上がるが良いですかと聞くと今度は気持ちよくOKが出ました。
▲ ロンビエン駅舎内には分かりやすい電光時刻表がありました。次の列車は 11:41着 11:44発です。少しダイヤが代わったようですね。駅舎内と周辺の視察をして待つことにしました。
▲ 1902年、フランス植民地時代に建築されて2019年に内外装を開業時の新古典主義の建築様式に修復されています。チリ一つなく綺麗に清掃された駅は有人駅として2名がお客を待っておられました。
▲ 外温は10℃と肌寒さを感じます。ホーチミンとは違って北に位置しますハノイです。日本と同様に南北に長い国と実感します。
▲ 線路際から旧市街地へ入りますとハノイ市民の暮らしぶりを見ることができます。
▲ 11:56 DE12E 646号機に牽引されたハノイ行きのLP6列車が紅川に架かるロンビエン橋を渡ってきました。この橋はハイフォン港が開港されたことによりハイフォンとハノイを鉄道で結ぶために建造されました。かつては鉄路を挟む両側の車道に自動車も走れていた鉄道道路併用橋でしたが1986年、紅川上流にチュオンズオン橋が完成後は、自動車とバイクの通行は移行されてこの橋の利用は禁止されましたが、チュオンズオン橋の渋滞が発生、渋滞解消すべく、2005年以降は再びバイクのみ通行が許可されています。
▲ 13:04 お腹も減ってきましたので近くの屋台食堂に入ってハノイ名物のブンを食しました。あっさりとした味はフォとは違ったものがあって美味しくいただきました。
【 シクロの運転手に騙される 】
▲ 食堂から今日から2泊するハノイゴールデンムーンホテル(Hanoi Golden Moon Hotel)まではわずか1㌔、徒歩20分と近くですので歩いて向かっていますと自転車Taxi(シクロ)からお呼びがかかりました。旧市街ですのでシクロはあちこちにいます。近いので乗ってみても良いかなと料金交渉をしますと20,000ドン(120円)と激安になりました。荷物も重いので乗り込みましたが、着いたのは同じような名前のゴールデン ムーン スイート ホテル (Golden Moon Suite Hotel)です。運転手はここだというので降りて20,000ドンを渡すと逃げるように行ってしまいました。乗車中にGoogleMapwo見ておくべきだったのですが旧市街地の生活ぶりに見入っていました。
▲ 13:06 GoogleMapを見ながら予約してあるハノイゴールデンムーンホテルまで歩くしかありません。約1㌔強を重い荷物を持って向かいました。
▲ パリで泊まったホテルに似た細長いホテルで清掃は行き届いてはいますがダナンで泊まったホテルと比べると半分以下の狭い部屋です。これで2泊の宿泊料金は1,625,000ドン(9,750円)、もう少しグレードアップしたホテルに泊まりたかったですね。
▲ 15:30 今晩は列車が民家スレスレに走る『TrainStreet』へ夕食グルメツアーを含めて参ります。
集合場所はツアー会社の旧市街にあるオフィス、集合時間は 17:45 です。ホテルからは約700m、徒歩11分とGoogleMapは案内していますが早めに行って近くのカフェでゆっくりしようと出かけました。
16:16 土産物屋を見たりしてオフィスに到着、確認後は近くのカフェに入りました。注文したのはブラックコーヒーでしたが高いものでも20~35ドン(120~210円)、ロンビエンのカフェの1/3の料金です。
▲ 17:35 ずらりと並ぶ観客の前を D12E 626号機牽引の列車がスレスレで通過していきました。ちゃんと撮りたいと構えてはいましたが列車が来る直前で前にいた客のスマホが遮りました。これほど観客がいますと撮影するのは難しいですね。
もっと早い17時、18次代の列車から狙わないとだめだと勉強になりました。
今日はこれで終了です。明日はハノイのMRT視察です。 Part 16 へ続く