マン鉄の勧め(3)マン鉄の聖地吹田市へ行こう(その2)

前回に続いて、吹田市の鉄道関連マンホールその(2)です。
今回は第2弾から第4弾までに設置されたマンホール蓋をお届けします。
マンホールの蓋だけでは単調で飽きてくるので、関連の写真も併せて添付します。

JR京都線 吹田駅

第2弾では初めてJRの駅が登場しました。市の中心駅の吹田駅です。
駅前広場に設置されました。
図柄はJR207系車両と、例によって反対側のホームには「すいたん」がいます。
JR西日本 207系 S38編成         東淀川駅   2021-4-23

207系は京阪神だけで運用されている車両で、主にJR京都線・JR神戸線とJR学研都市線・JR宝塚線が活躍の場です。

第2弾はこの1枚だけだったのですが、第3弾ではいよいよ阪急バージョンが登場。
2022年が阪急千里線が開通50周年になったということで、市内にある阪急駅全駅に設置されました。うち、第3弾では、 吹田駅、山田駅、北千里の3駅に設置されました。
図柄は、吹田駅の北千里行ホームに入った5300系です。珍しく「すいたん」は写り込んでいません。なお、千里線で、淡路駅、下新庄駅は大阪市なので対象外です。
マンホールは写真に写っている駅舎の裏手に設置されました。
吹田ー下新庄間を走るマンホール図柄と同じ編成(梅田方)  2020-11-17

このあたりのカーブはかなりきついのと、背の高いフェンスに阻まれて、最後部まできれいに入る場所を探すのは至難の業です。

次は山田駅です。
こちらは7300系が北千里行のホームに入っていて、横に「すいたんが」大きなトランクを持ってしっかり登場。この駅は大阪モノレールとの乗り変え駅なので、そういうことも考えると、「すいたん」は伊丹空港へ行くのかな?でもこんな格好でヒコーキに乗せてくれるのでしょうか?(そう言えば被り物をしたまま搭乗した乗客というのは、まだ見たことも聞いたことも無いが・・・保安検査では覆面レスラーも素顔なんでしょうね(^^;)と妄想は尽きない小生(-_-;)


この駅のマンホール蓋は・・・淡路方面行の改札を出て下を向いて歩くと数歩ですぐ分かります。
この編成の梅田方の写真。この日は直前まで特急の代走で走っていて、河原町で車両を交換したあと正雀へ戻る運用に入っていたようです。
上牧ー高槻市間にて  2022-10-20

残る第3弾は北千里駅。
ここは、日本で初めて自動改札を導入したということで記録されている駅。
大阪で万博が開かれた1970年の3年も前に開業した初の自動改札を図柄にしています。
当初はキップを取り忘れるトラブルや、キップ詰まりなどトラブルが絶えなかったそうですが、50年経った今、都市部ではすでにキップもかなり減って来てICカードが主流という時代に・・・文明の進化というのはすごいですね。さらに50年後は多分ICチップが体に埋め込まれ、何も持たずに通過するだけで認識されるんでしょう。

「すいたん」はまだ生まれていなかったでしょうから、さすがに登場しませんね。

次に第4弾では初めてJR貨物の駅が登場します。
我々が利用することはできない駅ですが、岸辺ー吹田間の操車場の中に見える建物には「吹田貨物ターミナル駅」と書かれていますね。
こちらの図柄はJR貨物の主力機種、EF210形(愛称:桃太郎)です。
すでに130両以上の量産機となりました。この写真は現在では珍しくなってしまったJRFのロゴが入ったものですね。

図柄で登場しているのと同じ EF210-140号機です。 吹田―東淀川間  2009-3-18
余談ですが、この駅(?)の近くには吹田市の図書館があり、入口部の半地下の所には0系新幹線が展示保存されていますので、お近くまで行かれた方はそちらもぜひご覧ください。(車両番号:22-7007 R68編成 JR西日本所属)
さらに阪急シリーズが続きます。
阪急千里線  南千里駅
珍しく駅間での写真です。これは駅を出てすぐ北側にある南千里公園の下を抜ける隧道の出口付近と思われます。車両は3300系梅田行きです。サクラの季節に撮られた写真ですね。

こちらに登場しているのと同じ3330編成の写真です。 北千里ー山田間 2021-2-3

さて第4弾最後は関大前駅。
千里線の駅はホームがカーブしている所が多いです。線形もカーブが多い。しかも急カーブで狭いところを走っていなので、きれいな編成写真は撮りにくいですね。

この蓋は、幼稚園側の改札を出て、階段を上がったらすぐ前に・・・
登場している車両は1300系 1303編成です。
この付近で撮影した写真はさすがに無いので、本線を走行していたのを。
特急の運用に入った1303編成 特急 大阪梅田行き。 富田ー総持寺間  2022-2-11
というところで、マンホールに描かれた車両の実際の写真を手持ちの中から探してアップしましたが、いい加減長くなってきたので、このあたりにして、第5弾と6弾は次回ということにしておきます。
そのあとは全国各地のマンホール蓋やマンホールカードの話をする予定です。
お付き合いありがとうございました。

マン鉄の勧め(3)マン鉄の聖地吹田市へ行こう(その2)」への2件のフィードバック

  1.  やまちゃん77様 
     新シリーズを楽しませて頂いております。
     マンホールにいろんなデザインがあり、それを楽しまれている方々が多くおられる事は存じ上げていましたが・・カラー写真入りがこれだけあるとはびっくりです。
     北急もですが阪急も沢山あるんですね! さすが阪急が走る吹田市ならではと新たな認識をさせて頂きました。
     私の住む宝塚市はスミレの花だったと思います。
     これからの情報の数々を楽しみにさせて頂きます。

    • マルーンさま、
      コメントありがとうございます。
      吹田市は「鉄道のあるまち」というタイトルを付けているので、モロ車両の写真の図柄が多いですが、これら以外にもいろいろ面白い図柄のものもあるので、これから紐解いてまいります。ご参考になれば幸いです。
      おっしゃる通り、宝塚市のマンホール蓋の図柄はスミレの花です。小生も宝塚へ行った際に撮影しました(添付写真)。確か阪急の駅構内にカラーのものがありました。現在は、宝塚市立文化芸術センターでマンホールカードも配布しておりますので、機会があれば入手されてはいかがでしょうか?水曜日以外の11:00-17:00で配布しているとの事です。
      https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/suido/1001460/1045637.html

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