CRHの旅Ⅲ Part5 上海鉄路博物館

ひと休みをしたらもうお昼です。南京路の食堂に入って、大好きな上海名物、スープの入った小籠包を食しました。広州の飲茶料理にもありますが、551の豚マンサイズの大きな小籠包は、上海だけです。スープを飲むために、ストローを付けた店もあります。

南京路を散歩して、地鉄人民広場駅に向かいました。春節のお祝いに広場では、今年の干支の、大きな金色牛のモニュメントが、展示されていました。ホテルや商店も春節向けの、綺麗な飾り付けが、施されています。

『上海鉄路博物館』は、宝山路駅近くの元上海北駅跡にあります。1号線で、一旦上海駅下車して、駅反対側にある3・4号線の高架駅に乗り換えます。朝と違って、鉄道駅は大混雑です。
駅正面の売店で、時刻表を探し求めますが、ありません。日本のように街中の本屋では、売っていません。駅構内に入らなければなりませんが、混雑する時は、切符を見せないと入場させてくれないので、訳を言って入場しました。
全国統一版時刻表の他に、北京、上海、天津等の大都市には、オリジナルバージョンがあるので、行く度に購入しています。

高架軌道車窓からは、全国各地へと向かう夜行寝台列車の、オンパレードの上海客車区が見る事ができます。

1つ目の駅が、宝山路駅です。高架ホーム窓から、『上海鉄路博物館』を確認してから、向かいました。徒歩、約10分で到着。休館日と思っていましたが、開館しています。以前は、週3日間の開館でしたが、変わったようです。

SN26蒸気機関車 600mmゲージ 全国でも3両しか残っていない貴重な文化遺産 車体長14.85m、空重量31.64t、動輪直径711mm、動輪配置 0-5-0式  雲南省の山岳路線で使用されたと思われる。                        

現在の営業日は、毎週、火曜日~土曜日です。但し、開館時間は、午前9:00~11:30、午後14:00~16:30となっています。以外の時間は、閉館退場ですので、ご注意下さい。また、変更もあると思いますので、行かれる方は、下記のHPで確認して下さい。
公式サイト:http://www.museum.shrail.com/

中国で、初めて鉄路が開業されたのは、上海でした。上海~呉松間14.5キロ、762mmナローゲージ、1876年12月1日全線開通しましたが、西方列強による不当な建設だった為に、1877年10月清政府により、廃線させられました。

その後、この呉松鉄路の旧路線3分の1を利用して、淞沪鉄路が、上海~炮台湾間16.09キロ、1898年8月5日に開業しました。この鉄路跡は、1997年4月に開通した上海地鉄明珠線(3号線)として今も利用されています。

北京鉄路博物館と比べると、スケールは比べようもなく小さく、展示車両も3両でしたが、以前の上海北駅を新しく復元した博物館内の展示は、シュミレーションをはじめ、ボリュームもあり、説明も充実していています。上海を中心とした鉄路の歴史をじっくりと楽しめました。上海に行かれる方は、是非の訪問をお勧めします。

宝山路駅前には、上海の秋葉原があります。PC周辺機器等、数100軒以上の店が集まっています。バッチ物と思いましたが、SONY製USBメモリー、信じられないでしょうが、何と360GBも売っていました。36GBでは、ありません。
初めは、300元以上を提示してきますが、しぶとく交渉すると70元(約1,000円)には、なりました。今でも、ちゃんと使用できます。動画等の大容量DATAを持ち歩くには、役に立っています。

こんな面白い物が、結構ありますので、『上海鉄路博物館』へ行かれた折は、是非ここへも寄ってみて下さい。
明日の日本へのフライトは、17:30です。オープン以来まだ行っていない上海南駅に行く事にしました。

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