広電 駅前大橋線試運転始まる

広島新駅ビル2階へ初めて広電試運転電車が乗り入れました。いつものように中国新聞記事でお知らせします。

令和7年6月7日 中国新聞朝刊

一番乗りを果たした記念すべき電車は京都市電1900形ではなく、旧大阪市電の762号でした。広電では最急勾配区間ですが、無事勾配を登り、乗り入れが終了しました。駅前大橋から駅ビルに登る勾配区間の直下には地下街があり、路盤や電車の重量が地下構造物に架かる重量を少しでも軽くするため、勾配区間の路盤から下には土ではなく、発泡スチロールを積層するという新工法が採用されたそうです。またポイント類は国内メーカー製ではなくドイツ製が採用されています。更に枕木にスパイクではなく、レールは樹脂で固定されるなどいろいろな新機軸が織り込まれているようです。新聞記事の中にあるQRコードで動画を見ることができます(ちょっとしたアプリのダウンロードが必要ですが)。

試運転が始まる前の最終仕上げ段階の5月29日に広島に行った際の写真を添えておきます。架線も張られ、試運転ま近かとあって報道陣?の取材も活発なようでした。

8月3日の開業へ向けて本格的な試運転が始まります。広島に行くのが楽しみな今日この頃です。

広電 駅前大橋線試運転始まる」への3件のフィードバック

  1. 西村雅幸様

    昭和に生きた車両が令和のビルに乗り入れてくるとは感慨深いものがあります。

    広電のことはあまり多くを存じておりませんが、今後は旧京都市電車や被爆電車も乗り入れてくることになるのでしょうか。

    • 奈良の駅名研究家様
      早速のコメントありがとうございます。京都市電や被爆電車を含め、多分全形式を対象に試運転が行われると思いますし、どの形式でも営業運転に問題ないことを確認するとともに、乗務員の訓練もしっかり行われるものと思います。

      • 西村雅幸様

        ありがとうございます。

        ワクワクしてきました。

        いつか列車を貸し切ってみたいですね。アストラムラインも含めて広島は見所満載です。

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