
日本一狭い駅そば屋。残念ながら営業時間外。
塩尻 15:32 ― 1534M 上諏訪行き → 上諏訪 15:52
上諏訪 16:14 ― 特急あずさ44号 新宿行き → 甲府 17:01
中津川から約1時間、14時54分に塩尻に到着しました。渓谷の景色が次第に開け、盆地に向かって坂を下る見応えのある区間でした。<しなの>は振り子式車両のため、揺れがひどいと言われることもありますが、乗り心地は思いのほか良かった印象です。特急券代をケチらず、多治見から乗車しても良かったと思いました。塩尻はワインが有名で、ホームにはぶどう棚もあります。さすがにこの時期は枯れており、誰もいませんでしたが。改札横の駅スタンプ台もワインの樽が使われています。また、この駅は日本一狭い立ち食いそば屋も有名です。

ワイン樽のスタンプ台。


駅をひとしきり見学した後は、上諏訪行きの普通列車に乗ります。15時32分に塩尻を発車。今まで走ってきた中央西線や中央東線の旧線と分かれ、みどり湖方面へと進みます。みどり湖を発車し、列車は全長5,994mに及ぶ塩嶺トンネルに入ります。少し混み合ったロングシートの車内ということも相まって、まるで地下鉄に乗っているような気分でした。やがてトンネルを抜け、岡谷で辰野回りの旧線と再び合流します。この付近は高架になっており、車窓右手には諏訪湖がよく見え、その向こうには富士山も見えました。この付近は、各駅に一駅一名物があり、この列車の終点の上諏訪はホーム上の足湯です。<あずさ>までの待ち時間に足湯で少し休憩です。足湯に浸かりながら、入換え中の普通列車や通過する貨物列車を眺めます。

岡谷の手前で富士山の姿が見えた。

New Daysで温泉まんじゅうを買い、16時14分発の<あずさ>44号に乗って、この日の泊地甲府に向かいます。JR東日本の在来線特急の乗車は2023年の<ひたち>以来です。普通席にも可動式の枕が付いているのが特徴です。列車は中央東線を南東方向へ進み、長野県から山梨県へ入ります。次第に富士山が近くに見えるようになりますが、この区間はカーブが多く富士山は車窓の右手と左手を行ったり来たりします。<あずさ>に使われるE353系もカーブを高速で通過できるよう、空気バネを使った車体傾斜装置が搭載されています。振り子式と比べて傾斜角度は小さいですが、その分揺れも小さく感じられます。

中央東線には単線区間も残る。上諏訪では、松本行きの<あずさ>と交換。

夕日を浴びる富士山。
甲府には17時過ぎに到着しました。ホームに降りると、各号車のドアの前には長蛇の列ができており、通勤需要の高さが窺えます。駅近くのホテルにチェックインし、再び駅に戻って駅ナカで夕食。山梨といえばほうとうですが、それほどお腹が空いていなかったので、そばにしました。ほうとうは次回訪問時の楽しみとしましょう。(続く)

山梨県、初踏破。



岡山好きの元京都人様
達成できなかったことがあれば、再訪のきっかけになりますね。全身が浸かる温泉はそこまで好きではありませんが、足湯は気軽に入れるので大好きです。温泉に入れる駅名をまとめていきたいと思います。
中央東線には単線区間、それも高架区間がありましたか。勉強になりました。
奈良の駅名研究家様
上諏訪駅の足湯は、もともと全身浴できる温泉だったそうですので驚きです。この季節ですと、湯冷めしないか心配になります。
日本には温泉がたくさんありますので、温泉に入れる駅もどれくらいあるか気になります。
中央本線のJR東日本区間といえば、オレンジ色の中央快速線のイメージが強いことも、単線区間のイメージが薄い理由の一つかもしれないですね。
岡山好きの元京都人様
中央東線の岡谷-下諏訪-上諏訪-普門寺信号場間の単線区間ですが、この区間は岡谷から飯田線のJR東海の列車も乗り入れ列車密度の高い区間となっています。JR西日本の奈良線の複線化工事のように無理をしなくても簡単に複線化できると思いますが、JR東日本は民営化後、一切手を付けていません。この辺に会社間の経営方針に違いがあるようす。
ご承知の通り、JRの鉄道最高地点は、「小淵沢」で接続する小海線清里-野辺山間の1375mの地点ですが、標高1345.67mにある「野辺山」をJR線の最高駅としてベスト9まで小海線の駅が占めていて、ベスト10にようやく中央東線の955.2 mの「富士見」が顔をだします。
高速道路の最高地点は2000年10月までは中央自動車道の富士見BS-諏訪南IC間の山梨県と長野県の県境にある標高1015m地点でしたが、東海北陸自動車道が荘川ICから飛騨清見ICまで開通し、高速道路の最高標高地点が中央道から東海北陸道に変わり、中央道より約70m高い松ノ木峠PA付近の1085mとなりました。将来的には中部横断道が事業化されて長坂-八千穂高原(仮称)の野辺山ICが開通すれば約1300m台になる見込みですが、小海線の最高地点と背比べすることになりそうです。
写真は、「清里」の案内看板です。
快速つくばね様
たしかにこの区間は列車の本数も多かった印象です。やはり、首都圏エリアから離れていることが要因でしょうか。
富士見駅の955.2mも十分高いと思いますが、1,000m超えの駅が並ぶ小海線がダントツであることがよく分かりますね。小海線にも乗ってみたいと思います。
岡山好きの元京都人様
塩尻の日本一狭い蕎麦屋や上諏訪駅の足湯は思い出場所です。この辺りでは諏訪湖畔の諏訪高島城も思い出です。大阪城を建てたのは大林組ですが高島城は熊谷組です。
さて、中央東線の単線区間ですが上諏訪の東方の普門寺信号場から岡谷までの単線区間は中央東線のような幹線には残っているとは思ってもいませんでした。もう10年以上も前ですが2012年8月2日上諏訪ー下諏訪間の単線区間を行く今はなきE351系スーパーあずさ15号松本行きです。右手は諏訪湖です。
準特急様
諏訪周辺を観光されたのですね。諏訪高島城や塩尻のそば屋、訪ねてみたいと思います。
E351系も懐かしいですね。諏訪湖と単線区間を行くスーパーあずさ、素晴らしいロケーションです。