2013年 はにかみの国、ミャンマーSL撮影の旅 Part1 旅立ち、ソウル経由でヤンゴンへ

中国四川省の山奥でお会いしてより中国各地へと、また夫婦連れでアフリカのエリトリア、そしてインドネシアのシュガートレイン撮影にも同行させていただきましたO氏より「東南アジアで是非に行ってみたい所があるので一緒に行かないか。」との打診を受けたのは、昨年秋でした。
ミャンマー地図01お聞きしますと、場所はミャンマー(旧;ビルマ)です。「10数年前にはまだ現役だった蒸気機関車を撮りに行ったが、その後は政情不安定な国でもあったのと、現地を案内していただける適任のエージェントが見つからなかったので諦めて他の国に行く方を優先していた。しかし最近、民主化解放が進みだし、またミャンマーに40数回も訪問しておられるボンネットバスの巨匠丸谷さんとぶんしゅうさんを通じてお知り合いになれました。信頼できるエージェントを教えてもらえたので、OKなら話を進めていきたい。」とのお話でした。

ミャンマーについては、泰緬鉄道ビルマの竪琴アウンサンスーチーさんぐらいしか知識がありませんでしたが、万事に緻密で慎重なO氏が引率していただけるなら大船に乗ったように安心して行けます。行くことを決めました。
ミャンマーへの訪問日程はO氏にお任せして、私の方は折角行くのだから先乗りして途中どこかに立ち寄りたいと、長旅を計画することにしました。
しかし、迷ったのはミャンマーまでのルートでした。私が海外に行く時には上級会員になっているJALを利用しますが、残念ながらミャンマーへのフライトはありません。日系もう一社のANAは昨年に羽田からの直行便が飛ぶようになりましたが、調べるとビジネスクラスのみの専用機で高額チケットです。これでは年金生活者には利用できません。他の外国航空会社も、直行便はなく途中でのトランジットを必要とします。

ヤンゴンまでのトランジットルート▲ 関空からのフライトをを調べると、上の図のように大韓航空、タイ航空、ベトナム航空、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、チャイナエアライン、キャセイパシフックを選択できます。他にもLCCもあります。

トランジットするなら近くのバンコクまでマイレージ稼ぎにJALで飛んで、バンコクからヤンゴン(旧;ラングーン)までは、タイ航空等やLCCが便数も多く約1時間半のフライトで結んでいますのでこのルートが最適だろうと思いました。バンコクなら昨年12月に準特急先輩たちと行っていますので多少の土地勘はあります。タイではチェンマイへのブルートレインに乗っての乗り鉄旅も楽しめます。バンコクでのトランジットを前提に計画を進めました。

勤務時代の友人がタイに行く時は一緒に行きますと、声をかけて欲しいと言っていました。年始年末に行った中国の綏棱森林鉄道でご一緒させていただいたバンコク駐在のS氏も来られる時は声をかけてください。一緒にタイ鉄道を撮りに行きましょうとお誘いを受けていました。これでおおよその行程は組めました。後はタイまでの同行者との日程調整でしたが、直前近くになって急な業務ができて、同行が難しいとの連絡が入りました。

泰緬鉄道路線図それではS氏とタイで鉄ちゃんをしてから後は旧泰緬鉄道に沿っての陸路でのミャンマー入国の旅も良いだろうと、その気になって調べていましたが、最後に買った「地球の〇〇方」を読むと、旧泰緬鉄道からのイミグレは昨年9月に閉鎖されていました。
また出入国については自由に国内各地を旅行できるのは原則的に空路入国に限られる。陸路からの出入国は同じイミグレからで、パスポートはイミグレに預けて滞在中は別途発行されたエントリーパーミットを持っての移動が必要と分かりました。これは厄介です。

ミャンマー国内のホテルを予約するにも解放なったおかげで諸外国からのビジネスマンが殺到しているらしく大都市は満室状態が続いていて需要が供給に合っていません。地方都市はホテル名すら検索しても出てきません。治安も悪い地域もあり、そもそも鉄ちゃんが事前の許可申請なく自由に鉄道を撮ることが禁じられています。
その他等々、調べれば調べるほどに他の東南アジア諸国とは違っての様々な厳しい制約があることがと分かりました。これでは1980年代の中国と同じです。ぶらり旅をしたい鉄ちゃんにとってはまだまだミャンマーは解放された国ではなく、語学も堪能でない老体にはとても困難な旅になるのは必至です。折角調べた苦労は徒労と消えました。
ビザ申請も大阪のミャンマー西日本ビザセンターを通じて行いましたが、発給まで約1ケ月を要しました。(東京にある在ミャンマー連邦大使館に直接赴いても1週間が必要。郵送受け付けも発給までは、3週間以上必要。)

こんな訳で不安が増す中で時間ばかりが過ぎ去っていきました。だんだんと自由な旅の日程がたてられない状況となってきましたのでタイ圣由でのミャンマー入国一人旅計画は一旦白紙にして、今回はO氏と同じトランジット便の選択にしました。結果、他の航空会社と比べて約2万円以上も安い、O氏から奨められていた大韓航空(78,240円)に落ち着きました。

第1日目 3月23日

① 長岡京(JR)→大阪/梅田(地下鉄)→なんば(南海)→関空
② 関空11:55(KE724)→13:55仁川18:40(KE471)→22:45ヤンゴン
③ 仁川空港14:44(KORAL)→14:37ソウル駅16:30→17:23仁川空港

01_KE724機内食今回は久しぶりの関西空港からの出発です。大韓航空搭乗ですのでJALラウンジが利用できません。一般のゴールドカードラウンジでゆっくりとしてからのフライトです。
これも久しぶりの大韓航空搭乗ですが、CAさんはJALと違って長身の美人ぞろいで日本語が話せてサービス満点で対応してくれます。
定刻にソウルのインチョン空港に到着。ヤンゴンまでのトランジットまでは約5時間もあります。この間を利用して空港からソウル市内を結ぶKORAIL空港鉄道に初乗車してみることにしました。

ソウル空港駅03_切符0103_切符売り場▲ インチョン空港に隣接したKORAIL空港鉄道のコンコースです。おしゃれな空間にモニュメントがとても綺麗です。この空港が開港した2001年3月に降りた時はまだ市内への鉄道は開業しておらずリムジンバスで向かいました。
2007年3月に金浦空港までの37.6㎞が暫定開業、2010年12月に国鉄ソウル駅までがようやく延伸されています。総延長は58㎞、所要時間はノンストップ直通で43分(1時間に2本)、各駅停車で53分(1時間に5本)となっています。
乗車したのは、各駅停車で運賃は3,950ウォン(約335円)でしたが、ノンストップですと8,000ウォン(約680円)もするそうで10分間差では高い運賃設定ですね。ノンストップと各停ではシートに差がありますが、来た列車に乗車すれば時間差はほぼありません。
02_路線図03_駅・車内04_ソウル駅ソウル駅食堂▲ 13:55、地下7階にあるKORAIソウル駅着。地上2階の国鉄駅コンコースに上がってみました。
田野城会長の案内でかつてDRFC有志メンバーで訪れて以来ですが、以前よりも盛況になったように思えました。
ブラブラと構内を散策後、お腹が空いてきたので、構内の食堂に入って牛肉麺(7,000ウォン=約600円)を注文しましたが、以前と比べるとずいぶんと高くになりましたね。
KE471_機内食
▲ 17:23、空港に戻って出国手続きを済ましてから、空港内をブラブラしてヤンゴン行KE471搭乗待合所に着きますと、東京からの本隊の3名の皆さんが心配顔でお待ちでした。
ちょっとギリギリになっていました。ご心配をおかけしまして申し訳ありません。

左は、機内食です。牛肉、豚肉、鶏肉の3種類から選べました。機内食業界最高栄誉の「マーキュリー賞」を受賞しただけあって、エコノミークラスも選択が3種類もある(日系は2種類)のは評価〇です。ただ私が主食としている酒類は充実しておらず、日系便とはかなり劣っていますね。
KE空路_関空~ヤンゴン_032306_ヤンゴン空港▲ インチョンから約6時間35分のフライトでほぼ定刻にヤンゴンに到着しました。空港ターミナルのスポットはわずか6ケ所だけでした。これを見ても航空便は他国と比べるとかなり少ないようです。解放後の需要急増には対応しきれないと思われます。2007年にリニューアルされたターミナル内は広くて清掃も行き届いていて綺麗でした。

ネイトさん名刺日本とミャンマーとの時差は2時間30分と中途半端で、今日は移動だけの1日になりました。出口でお待ちだったのは、今回案内していただくネイトンさん。よろしくお願いします。

ホテルは空港すぐ前にあるエアポートホテルでしたが、チャーター車が用意されていました。

無事にミャンマーのヤンゴンに着きました。明日は早朝のフライトで約600キロ北にあるヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市マンダレーへと向かいます。目的地のナムツまでは、車に乗り換えてになります。初めての地でどんな旅になるのか、期待が膨らんでの就寝でした。 Part2へ続く

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