2013年 はにかみの国、ミャンマーSL撮影の旅 Part10 ナムツからマンダレーへ その2 マンダレー駅

02_空港前12_edited-102_空港前13▲ Paleik分岐駅で遊んでいた子供たち。底抜けに明るく踊って、お得意のポーズで決めてお迎えしてくれました。

第6日目 3月28日 その2
① ナムツ6:55(チャーター車)→8:55シッポー駅10:10→14:43マンダレー空港
② マンダレー空港14:50→パレイク駅16:15マンダレー駅

01_メイヨー1シッポー駅を出発する1日1本の列車の発車を撮ることなくマンダレーへと急ぎました。往路では途中で渓谷を上下する急ないろは坂がありました。車体が長いトラックは急なカーブを曲がるのは大変で、片側通行になって大渋滞しました。ここを超えるのがネックになっています。
運転手さんも飛行機に遅れてはいけないと渋滞を心配されておられましたが、復路では渋滞がなく無事通過しました。ほっと一安心でした。

01_メイヨー312:50、順調に走り続けてメイヨーに到着しました。メイヨーは植民地時代からの避暑地で海抜は約1000mもあります。ここからマンダレー空港までは100数10キロです。これでフライト時間には間に合います。これなら大丈夫とネイトンさんは申され、市内のとあるレストランに入りました。

01_メイヨー4▲ ドカ~ンと今まで食べていなかった料理の数々が出てきました。これがミャンマー料理なのでしょうね。美味しくいただきました。


01_メイヨー2▲ 外に出ますと往路で見た植民地時代からの馬車が勢いよく走ってきました。観光馬車なのか日常的にTaxiとして使われているのか分かりませんが、市内のあちこちで走っていました。乗ってみたかったですね。これも次回の楽しみです。
後ろを走っていくワンボックスはトヨタハイエースワゴンのスーパーカスタムリミテットです。私が以前に乗っていたマイカーですが、ミャンマーではどこでも数多く見かけました。日本ではそれほど走っていた車種ではなかったのですが、ここではワゴン車と言えばこの車です。日本からこの車種だけを選んで大量に持ち込まれたのでしょうね。

ちなみにミャンマーでは新車のディーラーはまだなく、すべて中古車です。それも乗用車は、日本製が90%以上を占めていて、尚且つ約90%はトヨタ車です。ミャンマー人はトヨタ車が大好きで中古車でも飛ぶように売れるそうです。輸入された中古車の価格は、手続き整備費用を含めると日本での新車価格の約半分です。我々のチャーター車も同じハイエースワゴンのロングバージョンで、走行距離は37万キロにも達していましたが整備が行き届いているのか、故障はなく快調に走行しました。車内も新車同様に綺麗でした。

町を走っている光景は、車だけを見ると10年前の日本そのものです。この国が全面的に解放なったら真っ先に進出しても民衆に歓迎されるのは日本の自動車メーカーでしょうね。特にトヨタです。

04_マンダレー空港▲ 14:40、フライト時間前に余裕でマンダレー空港に到着できました。お世話になりましたM1さんとM2さんとはここでお別れです。M1さんは、飛行機で一足先にヤンゴンに向かわれて日本から譲渡された多種のディーゼル車を見学できる車庫に行かれます。ネイトンさんのご長男がアメリカ留学から帰って来られているそうで案内役をしてくださいます。国費留学をされているそうで、選抜された学力優秀なご子息です。
M2さんは、明日には帰国していないと学校行事に間に合わないそうで仕方なくミャンマーを離れられます。もう少し居たかったと残念そうでした。短い日々でしたがお世話になりましてありがとうございました。またどこかの撮影地でお会いできる日がきましたらよろしくお願い申し上げます。

02_空港前11

Paleiki分岐駅

▲ 15:10、お二人をお送りした後我々は、空港への途中で渡った踏切から駅構内が見えましたので、この駅に行ってみることにしました。Paleik分岐駅です。
02_空港前1402_空港前18▲ シッポー駅とは違って列車が来る雰囲気はありません。ホームは付近に住む住民たちの憩いの場でした。時刻表を探しましたが、英文がありません。窓口の上の壁に貼ってあったこれが時刻表のようですが、全く分かりません。要するに外国人が乗車する駅ではないのですね。
02_空港前1902_空港前2▲ 駅員室にあった駅構内配置図です。本線は複線で、左上の曲線は分岐していくローカル線のようです。ミャンマー鉄道全線の路線図を探しましたがどこにもありませんでした。

02_空港前1702_空港前15▲ 住民の皆さんは、カメラを向けても慣れたもので気持ちよく応じてくださいます。やはり衣服は派手でカラフルです。

02_空港前20▲ 15:32、ネイトンさんが列車が10分後に来きますよと言われましたので、懐かしい現役腕木式信号と一緒に撮りました。この列車はマンダレーを15時に出発したヤンゴン行6Dn急行列車で、この駅は通過します。何と14両もの長編成でした。列車本数は極めて少ないミャンマー鉄道ですが、本線を走る長距離列車の編成数だけは立派なものです。
02_空港前21▲ 当日の列車編成表です。マンダレー駅のホームにあった事務所で記録簿を撮らせていただきました。
ご覧のように手書きで書かれています。出発する列車が入線した際に列車番号、出発時間、牽引機関車と、編成の車両番号と検査した内容のチェック等々を記入されています。発車前にこれらの検査が行われていました。

05マンダレ-駅1

マンダレー駅

▲ 16:13、ミャンマー鉄道マンダレー駅に到着しました。駅前広場は殆どありません。元々用地が広くはなかったようですが、大都市だけあってコンクリート製の駅です。
駐車場はループを上がった所の2階スペースにありました。この駅ビルは新しく、2001年6月にオープンしています。スイッチバックタイプの駅でヤンゴンラショーバガン方面等へ向かう列車が発着しています。

05マンダレ-駅005マンダレ-駅3▲ 16:17、何処からか列車が入ってきましたが、降車客が終わるとすぐに引き上げてしまいました。出口には残った降車客が改札口に集中しています。切符は一応確認している様子でした。跨線橋に上がって他のホームに移動しました。下は、跨線橋から見たホームです。
05マンダレ-駅6▲ 我々が明日乗車する17:00発の4Dn列車が入線しています。どんな様子なのか見てみることにしました。

05マンダレ-駅2

05マンダレ-駅12

左がマンダレー~ヤンゴンに走る列車ダイヤです。全区間を走行するのはわずか3往復しかありません。複線区間ですので線路容量は十分あると思います。極めて少ない運行は、「①需要がない。 ②客車が足りない。 ③機関車が足りない。 ④貨物輸送が多く、こちらが主流。 ⑤閉塞区間が長い。」 ぐらいしか思いつきません。実際はどうなんでしょうかね。

マンダレーからはミャンマーを代表する仏教の聖地バガンへと向かう急行列車も1往復ですがあります。他にもローカル列車がありそうですが、切符売り場の時刻表には掲載がありませんでした。05マンダレ-駅7

06_4Dn105マンダレ-駅11▲ 4Dn列車と編成表です。DL+2等車4両+Upper Class2両+食堂車+1等寝台+1等車+2等車6両+荷物車の16両編成となっています。

06_4Dn3 06_4Dn2▲ Second Class(Ordinary)2等車です。シートは板張りで2+2のボックスシート車です。
これで約16時間余りの乗車はきついですね。06_4Dn5▲ Upper Class です。2等車と1等車の間の車両で、板張りでなくクッションと背張りにはカバーが付いています。
06_4Dn4▲ First Class 1等車です。快適そうなリクライニングシート車で扇風機と窓カーテンが付いています。
06_4Dn6 06_4Dn7 06_4Dn806_4Dn9
▲ 割と綺麗な食堂車です。調理室はプロパンガス仕様になっています。見た目はどこかの家の厨房です。
どんな料理を作られるのでしょうかね。

寝台車内は撮り忘れましたので乗車時に紹介させていただきます。
05マンダレ-駅13▲ ホーム線の側線は客車区のようで、たくさんの客車が留置されていました。これだけあれば客車の車両不足といった心配はないですね。

05マンダレ-駅9▲ ホーム端では乗車されると思われる皆さんが木陰でお待ちです。

05マンダレ-駅8▲ 重い荷物をリヤカーに満載してホームに向かわれるポーターさん。これ全部を積み込むのでしょうが、いったい何人分の荷物なのでしょうかね。

07_マンダレーヒル307_マンダレーヒル207_マンダレーヒル1▲ 17:05、マンダレーはミャンマーではヤンゴンについでの第2の大都市です。英国植民地になる前の最後の王朝がありました。丘全体が仏教の聖地とされるマンダレーヒルからの夕日を見るのに最高とネイトンさんが申されますので参りました。

海抜236mの寺院からは市内が一望に見渡せます。残念ながら今日は霞んでいて夕日が落ちる前に雲間に消えてしまいました。

08_夕食108_夕食2

09_ホテル▲ 18:40、宵闇の市内に戻ってネイトンさんお奨めの庶民食堂で夕食です。これぞミャンマー料理の数々を食べつくしました。

ホテルは部屋も広くて快適でした。明日日中は、市内を観光して夕方発車する夜行列車に乗車してヤンゴンへと向かいます。

部屋の中でスーパーで買ったミャンマーの地酒を皆さんで飲むながら旅の終盤を迎えました。  Part11へ続く

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