旧塗装に塗り直された653号が広島市内を走っています。RCC中国放送と広電がコラボして実施している「被爆電車特別運行プロジェクト」として8月30日までの土曜・日曜に広島駅・西広島駅間を2往復運行されています。この電車に乗るには事前申し込みが必要ですが、1往復あたり定員25名と少なく、明日以降あと10回運行されますが、すべて売り切れです。30日の中国新聞に関連記事がありました。
広島駅前を出発し、西広島駅でトイレ休憩後 来た道を広島駅に戻ると言う貸切電車扱いですが、広島駅までは千田車庫から比治山線を回送されてきます。的場町で回送電車を待って撮影しました。
旧型車がミャンマーに譲渡されるなど話題が多い広電ですが、京都の1900も元気にがんばっています。この653号、今回のプロジェクトが終了後どうされるのか、千田車庫の奥で眠るのか、一般系統に投入されて運用されるのか今のところは何も発表がありません。いずれにせよ大切に永く使ってほしいものです。