懲りずにヨーロッパ市電

乙訓ご老人の人脈で、この老人のチョロスナ(土門拳の造語でチョロッコイ―いい加減で全く根性の入っていないスナップ写真)に高岡センセの解説が付された。これに気をよくした後期高齢者は、すぐさま同類の代物を探し出し、いそいそとスキャンに及んだのである。撮影者同様に色あせ果てた写真などを見せられる方の迷惑など一切無視し、以下1994年9月のチョロスナを何枚か。先ずはオランダはハーグ。
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これは退色が激しい イエローカメラなる安チエーンラボの所為である 以下はアムステルダム
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これも退色がひどい
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最後にアントワープ
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両側歩道を除く広からぬ残余道路を100%使って路面電車が走り、かつ自動車とも完全に共用しているのが分かろう。これは高床の観光バスからの撮影で、勿論右側を前進中である。その前のタクシーは電車のすぐ後ろにピタリとついている。

懲りずにヨーロッパ市電」への1件のフィードバック

  1. お呼びにつき参上いたしました。たかおかです。

    最初の4枚はハーグの車両でして、クリームと赤が最初のロットで、1981から1984年に100編成製造されています。紺と白は1990年代の増備車で、もう少し待てば低床車ができるのにオランダのPCC車を追い出すために47編成増備されています。ドアが折戸からプラグドアに変わっているのがポイントです。いずれもベルギーのBN製。

    次の最初の2枚はアムステルダムではなくアントウェルペン、日本だとアントワープの方が通りがいいのですが、そこのPCCです。乙訓方面が今から20年前にフランスのサンテチエンヌでみたのと同型の車両です。ベルギーは都市交通もオランダ語圏とフランス語圏に分割されてLIJNという会社に統合されて色もグレー系にの大人しい色になっています。これもBN製で60年から75年にかけて作られています。

    そのあと3枚が飾り窓の街、アムステルダムでございます。飾り窓は観光名所となっており、子供連れで見に来ている人もいて、何を教育しているのかわからなくなりますが、電車の方は89年から90年にかけて作られた11G(両運)と12G(片運)です。中間車体のみが低床になっている車両で、それぞれ20編成と15編成が作られました。11Gの方は南部に作られた新興住宅地への5系統、ここは途中から地下鉄と共用区間になる路線で地下鉄の方は接続駅で第3軌条集電からパンタに切り替わるのが面白いです。これもBN

    最後のアントワープは、アントワープではなくヘント、Gentです。最初の水色の方は昔からの伝統的な塗色。最後のグレーはアントウェルペンと同じLIJNの色です。アントウェルペンとの違いは彼の地が片運であるのに対し、こちらは両運であることです。こちらは71年から75年の産です。

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