今日は、注目のIpadの発売日です。我が家にも、Jr.がインターネットで注文したIpadが届きました。早速触ってみましたが、画面が明るく鮮明です。動作も早い。書籍や新聞を見ましたが、とても見やすい。いずれペーパーレスの世界になるだろうと思っていましたが、実際に見てみると、現実化を実感しました。
第7日目 2010年4月2日
天気予報通り、夜間は風と雨が吹き荒れた朝を迎えました。日田辺りまでは、行ってみたいのですが、この天候では、撮影範囲を広げても見合った結果は期待できません。近場にもロケハンしておいた撮影地がまだまだあります。
7:50、まず、今回は、まだ行っていない斬新な評判を受けている由布院駅を訪ねました。
さすが、無茶な観光開発を押さえ自然と融合するまちづくりを進め、「潤いのあるまちづくり条例」を制定した湯布院町の玄関口だけあって、駅舎もちょっと違っています。由布院の自然を象徴する落ち着いた黒の塗装をした木造駅舎は、品格さえ感じられます。
コンコースは、自然光がさしこむ高い天井になっていて、広々とした空間は、ゆったりとします。驚いたのは、改札口がないことです。無人駅なら分りますが、有人駅です。列車が発着するときは、駅員が立って改札はしていますが、改札口がないことによる開放感が生まれています。ホームには、綺麗な足湯があります。聞けば、同じく足湯のある嵐電嵐山駅とは姉妹駅と言われました。維持管理には、手間とお金がかかりますが、継続して欲しいと思いました。
8:30、桜並木の北山田駅に到着。アングルを変えて上下2本を撮影しました。
▲ 山小屋風の駅舎を入ると、カーブしたホームに、見事な桜並木です。晴れていれば、もっと素晴らしかったでしょう。
左下は、大分発博多行きのキハ185系、特急ゆふ1号。右下は、日田発豊後森行きのキハ124-24の1829D。
▲ 9:28、桜満開の北山田駅を通過する博多発大分行きのキハ183系1000番台、特急ゆふDX1号。
9:50、1967年DRFC夏の合宿地だった豊後森駅到着。
▲ 9:57、豊後森駅に到着する湯布院発久留米行きのキハ220-204、1846D。
1967年8月25日に訪れた時は、久大本線用のD60、8620、宮原線用のC11とキハ07がいて、活況の扇形機関区でした。
今はがらんとした姿ですが、近代化産業遺産として指定され、玖珠町がJR九州から買い取りました。将来は、鉄道記念公園として、整備保存される予定で楽しみです。その時は、是非ともD60、8620、C11、できればキハ07も保存していただければと思っております。
機関区見学後、ぶんしゅう7号で出ようとすると、正面の商店からおばさんが手招きしています。商店前に行くと、おばさんが主人が国鉄マンで汽車の運転手だった。町で買い上げたので、これから修理されて綺麗になります。また来て下さいと、パンフレットを差し出してくださりました。
9:10、宮原線が分岐していた恵良駅に到着。豊肥本線の列車本数は、盛況期と変わらずの一日18本が発着していますが、乗降客数は激減しています。
▲ 11:10、ロケハンで最も注目していた湯平駅着。
▲『男はつらいよ』で撮影舞台となった待合室は、「寅さん思い出の待合所」として、中には写真等が展示されていました。
▲ 11:18、トンネルを出て、満開の桜の木々をくぐって湯平駅に入る湯布院発大分行きのキハ200-2+キハ200-1002、1843D。
11:38、庄内駅着。郷土芸能の庄内神楽の面を付けた駅名板が印象的でした。
▲ 11:54、天神山駅着。
▲ 青色が珍しいキハ200-5+キハ200-1005、12:00発湯布院行きの4836D。
12:05、小野屋駅着。
▲ 12:12発のキハ200-4+キハ200-1004、大分行き4845D。
12:34、鬼瀬駅着。
▲ 左は12:38発、キハ220-206の湯布院行き4838D。駅には、イギリス人バックパーカー2名と、若い韓国人2名のそれぞれカップルが、次の大分行きを待っていました。国際的に有名な駅なのですね。そして、西人吉以来初めて、同業者と会いました。
▲ 12:55、鬼瀬駅を通過する博多発大分行きのキハ71系、特急ゆふいんの森3号。
鬼瀬駅撮影後は、JR九州の運転手さんお薦めの豊肥本線竹中駅へと移動しました。
14:40、竹中駅着。頑張って走ってきましたが、ちょっと期待はずれでした。
▲ 15:47、三重町始発大分行きのキハ200系2連、4451D。
九州での撮影はここで終了、佐賀関から国道九四フェリーに乗船して、四国に向かいました。 ※ 参考 昭和45年、40年前の久大本線 日田駅 へ続く
Part9 へ続く