今年もカープ花電車

昨年に引き続き今年も花電車が登場することになり、CS、日本シリーズの結果を気にしつつ、広島通いが増えそうです。まずは新聞記事から。

平成29年9月23日 中国新聞朝刊

昨年は大きな鯉のバルーンをブロワで風を送って膨らませていましたが、今年は派手さはありませんがメッセージ性の強いデザインです。このデザインは企画課の若いカープ女子が考えられたようで、市民が応募した写真を使って「CARP V8」の文字を作るなど市民が支えるカープを表現していてなかなかの出来栄えです。

運行初日の23日、米手様の写真展見学を兼ねて貨51を追いかけることにしました。広電ホームページに運行ダイヤは公開されていますが、次のようなコースを走ります。

平成29年花電車運行表

まずは江波車庫の出庫前の様子を見に行きました。

江波車庫で出発を待つ花電車  602号と並んで。

新聞やテレビで紹介されたこともあってか、ご同業者ならいざしらずカープ女子というかカープおばさんたちがカメラ片手に出庫を待っておられたのには驚きました。にぎやかなおばさんたちを避けて、少し場所を変えて舟入川口町近くの歩道橋で待ち受けることにしました。

舟入川口町付近にて クルマも人通りも少なく はりあいがありません。

後続の電車で追いかけますが、花電車は広島駅前で折り返して比治山線経由で広島港へ向かいますので、広島港へ先回りして待つことにしました。広島港駅で待っていると、「花電車をお待ちの皆様にお知らせします。花電車は現在元宇品口付近を走行中で、まもなく到着致します。電車はBホームに入ってまいります」と丁寧なアナウンスがあり驚くと同時に、広電さんの心遣いに感心しました。

広島港に到着

広島港駅には乗降客が少なく、人だかりシーンを期待しましたがそれは期待外れになりました。電車はすぐに折り返して千田車庫に向かいます。

千田車庫に向かう花電車  沿道の人に手を振る車掌さん

次の元宇品口電停までの間には交通信号が多く、停まり停まり進むため小走りで追いかけて撮影することができました。

元宇品口電停遠望

後続の電車で広電本社前に向かいました。花電車とは少し離されてしまったのですが、こちらが御幸橋を通過しているときに、花電車が千田車庫に入庫するのを後続の電車から捉えることができました。

千田車庫に入庫する花電車

昨年との大きな違いは、土曜・日曜限定ですが千田車庫内で花電車の一般公開がある点です。乗務員のお昼休みも兼ねているのでしょうが、これも粋な計らいだと思います。一般見学者の出入り口は電車の入出庫線のある門ではなく、横手の駐車場側に設けられていました。

専用入口へ

フェンス越しにも多くのファンが集まっているのがわかります。

思い思いに記念撮影する人びと

土曜日ということもあって子供連れの若夫婦の姿が目立ちました。昼休み時間中のためなのか、花電車の周辺には広電社員の姿はなく、「どうぞご自由に」という雰囲気がとても良かったです。

じっくりと写真を眺めておられる高齢者も

この時間は入出庫する電車がなく スペースも充分でした

一般公開の雰囲気もわかったので、また先回りして人出の多い紙屋町周辺で待つことにしました。

広島銀行本店前を行く花電車

紙屋町と本通の間にある広島銀行本店には、昨年と同様に大垂れ幕が掲げられました。この大垂れ幕をバックにして撮ろうかと、歩道から通過する電車を何本か練習に撮りましたが、ことごとくクルマに邪魔されるので、あきらめて本通の電停から狙うことにしました。しかし結果的にはイマイチでした。なおこの大垂れ幕には当然ながら、他行(もみじ銀行)のイメージキャラクターである丸選手の写真はありません。

歩道から大垂れ幕をバックに撮る人も多かったです

電車は紙屋町を左折して西広島に向かい、折り返して横川に向かいますので、横川に先回りすることにしました。

横川駅に到着した花電車

電車に駆け寄る人たち

電車ファンではなくカープファンの皆さん

横川で折り返した電車は江波車庫に向かい、今日のお勤めは終了となります。後続の電車で追いかけました。

後続の電車から。十日市町にて。電停で待ち受ける人たち。

私の方も花電車の追いかけはこれでおしまいとしました。ところで今回は江波車庫に始まり、602号とあちこちで遭遇しましたのでそのショットを付け加えておきます。

舟入川口町の歩道橋から602号と807号

本通にて

十日市町にて

これから約1ケ月間は雨天を除いて平日も花電車は走る予定です。昨年同様に平和大通りを真っ赤に染めた優勝パレードがいつになるかはまだわかりませんが、それまでにも何度かは広島に行くつもりです。今回驚いたのはカメラを向けるおばさんたちの多さでした。「カープもの」なら何でも大好きというカープファンの多さです。道理でカープグッズが空前の売り上げを記録する筈です。広電の市内一律運賃は160円から180円に値上げされていますが、1日乗車券は600円のままで値上げされていません。我々にとっては有り難いことで、広電さんに感謝です。

今年もカープ花電車」への2件のフィードバック

  1. 西村雅幸様
    レポートありがとうございます。昨年とはかなりデザインが変わっているようですね。
    ぜひ見に行きたいと思っていますが?

    • INUBUSE様
      勿論大歓迎です。千田車庫に入るなら土日ですが、花電車にしか近づけません。それよりは平日の走行をメインに考えた方が良いのではと思います。いずれにせよ貴兄のご都合に極力合せます。勿論晴天の日という制約もありますが。

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