▲ 5:57 夜明け前のT3路線の起点Zafer.PI電停。昨夜の賑わいが嘘のようにひと気もなく静寂に包まれていました。
昨夜は早くに寝ましたので早朝には目覚めましたので、朝の散歩と日中は車が被って撮れにくいトラム撮影に出かけましたがまだ走ってはいません。掲示してある時刻表を見ると始発は7時と日本では考えられない遅い運行です。東欧では深夜運行が行われている都市もありましたがトルコ人が動き出すのは遅いのですね。
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2015年 西方見聞録 トルコ鉄路の旅 Part5 ブラサのトラムに乗る、撮るⅡ カイコ・トラム
【 カイコ・トラム 】
T1路線一周6.5㌔に運用されていますのはDurmazlar製のDurmaray、5車体連節の100%低床車です。ブラサが昔からそして現在もシルク産業が盛んである事から「İpekböceği Street Tram(カイコ・ストリート・トラム)」と呼ばれています。元々の車両デザインなのですが、前頭部が何となく蚕に似ていますね。日本だったらモスラ・トラムになったかな・・。
1部、台車カバーを外してある車両がありましたので、すかさず撮りましたが・・。う~ん、低床車にするためには独立懸架にしたり駆動部分を縦に納めたりとメーカー各社は工夫しているようですが・・、生で低床車の台車を見たのは初めてです。真ん中にあるのは駆動部分なのでしょうね。普段はカバーしてあるので見えませんが、かなりグロテスクです。
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2015年 西方見聞録 トルコ鉄路の旅 Part4 ブラサのトラムに乗る、撮るⅠ
【 ブレサのトラム 】
紀元前202年に名付けられたブルサはトルコ北西部に位置する町で、オスマン帝国の歴史上最も重要な都市の一つとして、1326年~1365年は首都でもありました。
現在、古都ブレサではトラムT1とT3の2路線が営業していますが、開業は比較的に新しく中心部をループで左回り片方向に結ぶ単線のT1路線(1435㎜ゲージ・6.5㌔)が2011年5月28日、中心部を東西に貫通するT3路線(1000㎜ゲージ・2.5㌔)は2013年10月13日です。T3路線は単線ですが途中に交換所を設置しています。しかし2路線しかないのになぜにゲージが異なっているのでしょうか?
Bursa City 公式HPはこちらです。路線図はこちらです。