京都市電写真展 明日からです!

“そばぼうろ”だの“かわみち屋”だの、本論以外のところで、かまびすしいデジ青コメント欄ですが、皆さん、ホントは写真展のこと、お待ちかねと勝手に決め込んでいます。はい、お待たせしました。本日、勘秀峰さんとともに設営作業を行い、準備万端整いました。明日1日(金)午後から、招待券不要の内覧会を行い、2日(土)から通常の午前11時開場となります。
揃いも揃った河原町丸太町付近の写真、対象の地域は限定的ですが、京都市電に愛着を持った、すべての皆さんに見ていただきたい内容です。


写真点数は約50点と決して多くはありませんが、私たち二人には、一点一点に思いが籠もっています。単に車両が写っているだけでなく、昭和の街並みや人びとの生活にも焦点を当てた“市電・街・人の物語”を目指しました。
また単に写真を並べるだけでなく、勘秀峰さんの尽力で、明治、大正、昭和の地図三代による街の変遷、父子で集めた戦前からの乗車券・記念券コレクション、特別なルートで入手した系統板・方向幕・横サボなどのグッズ展示も行い、見て、知って、楽しめる市電展を目指しました。
京都らしい格子戸の入り口を開けると、巨大な河原町丸太町付近の俯瞰写真がお出迎え。コンクリート打ちっ放しの通路を進むにつれて、京都市電ワールドが広がっていきます。
本日の朝日新聞朝刊京都版のイベント欄にも紹介されました。ゴマンとあるイベントの中で、朝日新聞で紹介してもらうのは、正直なかなかの狭き門なのです。ただ、写真キャプションに間違いがあり、撮影者は私ではなく、勘秀峰さんです。私の説明が不十分でした。お詫びします。

 京都市電写真展 明日からです!」への18件のフィードバック

  1. 昨年の9月から総本家様と準備を進めてきましたが、
    ついにここまで来ました。
    自分がかつて暮らした街のギャラリーで、
    地元に特化した市電の写真を皆さんに見て頂くことに
    深い喜びを感じています。
    ぜひお越しください!

  2. 総本家青信号特派員様、勘秀峰様
    写真展、いよいよ開催ですネ。 達成感も一入でしょうネ。
    残念ながら見に行く事のできない小生は、この記事に貼付された案内写真で12枚の作品を拡大しながら見る事しかできず、歯痒い感じです。(泣)
    画面左側で斜めに成ってしまっている4枚は残念ながら『鑑賞』できません!
    12枚は全て二つ目玉&ワンマンで、小生の時代とは少しズレがありますが、京都市電を十二分に満喫できます。
    成功を祈っております。

    • 河さま
      いつもコメント、ありがとうございます。
      はい、今日から開場しました。ご近所さんが多数来場され、お婆さんが私を見て、“いぁ~死んだお母さんとよう似たはるわぁ~”なんて言われると、写真展をやっているのか、町内会をやっているのか、分からなくなりましたが、身近なテーマの写真展ほど、やりがい、達成感はありますね。
      写真がじゅうぶんにお見せできず、歯がゆい思いをされていますが、何らかの形で、見ていただく機会を作りますし、もうひとりの勘秀峰さんのブログには、多数写真が載っていますので、こちらもご覧ください。
      https://blogs.yahoo.co.jp/kansyuhou55tt

  3. 【バス停の蘊蓄】
    会期前日の内覧会に行きました。
    私は四条烏丸から(3)号系統に乗ります。問題は下車する停留所です。
    烏丸丸太町の停留所は交差点の南側にあり、会場へ行くには大きな信号を2回渡らねばなりません。
    次の荒神口の停留所も交差点の南側にあり、会場へ行くには河原町通りを渡ります。
    地図で見ると、会場は両停留所の中間点に位置しています。
    取り敢えず、荒神口で下車しました。
    結果的には河原町通りを渡る為に、荒神口通りまで戻りましたので、結果的には烏丸丸太町で下車する方が、会場までの距離は短い様です。
     
    【展示物の感想】
    一枚の写真の中では、とても説明しきれないほど、色々な展示をされていました。
    写真の他に特に印象に残ったのが市電停留所を模した看板で、とても良くできていました。
    また車両銘板ですが、無理やり剥がしたのか、ナンバーが反り返っていました。
    その他、昔の地図を発掘し、それに考察を加えるなど、深い研究成果と分かりました。
    是非とも、見学してみてください。

    • 鉄鈍爺さま
      いきなり黒づくめの服にマスク姿で入ってこられましたから、てっきり怪しい人かと思いましたょ。でも、その後は、皆さんと打ち解けて、楽しい時間でした。写真展の設営は、ボリューム感と楽しさの演出を心掛けました。私たちは、プロの写真家でも何でもない、ただの趣味人です。スマートな洗練された展示より、ぎっしり詰め込んだ賑やかさ、写真以外の展示もして、楽しみながら学べる場の演出を心掛けました。これは、とくに一緒の勘秀峰さんのアイデアに依るところが大きく、今日も古地図を前にしてずいぶん盛り上がりを見せました。
      さて、バス停からはたしかに近いようで距離があります。そこで乗られた3号系統で、歩く距離を最短にする秘伝です。まず、四条烏丸から仕伏町行き3号系統に乗ります。河原町丸太町では降りずに、そのまま乗り続け、終点まで行きます。いったん下車しますが、すぐ折返しの3号系統の松尾橋行きに乗ります。そして、河原町丸太町のバス停(南行き)で降りるのです。すると、ここからだと、20メートルほど歩くだけです。どうですか、時間は掛かりますが、歩かずに済むでしょ。

      • 総本家青信号特派員さま
        歩かずには済みますが運賃は2倍かかりますし勿論時間もかかります。この方法で行くにしても、別に終点まで行かなくても加茂大橋かどこかで折り返してもいいわけですよね。鉄鈍爺さまのように交差点に恐怖を覚える方には終点まで行って頂くしかないようですが。もとより高齢者乗車証をゲット出来る京都市民の皆さん用のアクセス方法ですね。
        さていきなりつまらないことで上げ足をとってしまって申し訳ありません。写真展には小生は都合で8日前後に拝見に参ろうと思っていましたが、主宰者自らの事前PRと鉄鈍爺さまのレポートで一日も早く拝見したくなりました。
        撮影場所と開催場所を生まれ育った地域に特化した写真展は、新たな切り口での開催になると思います。拝見するのが今から楽しみです。

        • 1900生さま
          コメント、ありがとうございます。鉄鈍爺さんは、京都市民専用の高齢者乗車証をフルに活用されていますので、こんな方法もあるかと思いました。
          さて会場へのアクセスでいちばん便利なのは、京阪神宮丸太町駅です。ここですと、5分ぐらいで行けます。同じ市内にお住まいの勘秀峰さんは、バスで淀まで出て、神宮丸太町へ向かっています。阪急ではなく、かえって遠回りに見えるルートのほうが、ストレスが少なく移動できると聞きました。会場でお待ちしています。

      • 【バス停の蘊蓄:その2】
        総本家青信号特派員 様
         
        折角の、ご提案ですが、別の試みをします。
        四条烏丸から京都市交、烏丸線で烏丸今出川へ行きます。
        そこから59号系統に乗り、河原町丸太町で下車します。
        昼間は12分ヘッドで、3号系統より便利かも。また四条通りをイライラして乗るより、精神的には快適かも。急がば回れ!

  4. 昨日から写真展を開催しましたところ、
    さっそく鉄鈍爺さんにご来場いただき、ありがとうございました。
    地元の元気な高齢者の「濃い」話に圧倒される内覧会でした。
    写真約50点に加えて、グッズ、古地図、乗車券などがボリューム
    いっぱいに展示されています。
    私たちもお待ちしていますので、ぜひお越しください。

  5. 総本家青信号特派員様、勘秀峰様

    勘秀峰さんのブログ、早速見ました。
    今回の写真展に関する記事も然る事ながら、『京都の生活』にノメリ込む有様。
    未だ過去にお書きになった全文を読破し切れておりませんが、他ならぬ『京都』の話&『小生の時代と重なる部分』の話にウンウンと頷きながら・・・。
    お~っと、又小生得意の『脱線』が始まりそうなので、この話は此処までに。
    では、また。

    • 河さま
      早速ブログを閲覧いただきありがとうございます。
      拙ブログを解説して14年目になります。
      「本職」の鉄道以外にミュージアム巡りや
      昔の生活回顧などを綴っています。
      よろしかったら、引き続きご覧になってください。

  6. 今日は朝からてんてこ舞いの忙しさ!
    まず、下鴨の府立歴彩館で開かれる「鉄道史と地域をつなぐ」と題した講演会に参加してきました。一部と二部から成る3時間以上の長丁場で、一部だけで退席しましたが、一部は京都新聞連載の「夢幻軌道を歩く」を執筆している浅井記者、「丹波の鉄道と観光」の井尻氏、そして「廃線歩きと記憶の継承」と題して中村浩史氏、最後は「伏見チンチン電車の会の活動について」を代表の竹場氏の各氏が報告しました。特に中村さんの話は聞くに値するものでした。
    第二部の討論会も興味がありましたが我らの青信号特派員氏と勘秀峰氏が満を持して開催した写真展へ行かねばならず中座して205系統電車代行バスに乗って荒神口へ急ぎました。
    急いだ理由の一つは特派員氏が用意してくれているはずの「蕎麦ぼうろ」を食べることでしたが時すでに遅し!大挙押し寄せた観客の皆様に供された後でした。後に残ったのはタマちゃんが作ったというおなじみのブリキ缶だけ。
    食べ損なったのは少し残念でしたが千客万来で、ご両人とも17時現在昼食もとれずの有様は万々歳の盛況の証です。ご来場に皆様、ありがとうございます。まだの方はお早めにお出かけください。

    • 米手さま
      “そばぼうろ”のおもてなしが出来なかったのは、残念ですか、いろいろとお心遣いをいただき、ありがとうございます。歴彩館から戻って来られ、興奮気味に話された、鉄道資料・写真の次世代への継承は、ホントに会としても喫緊の課題です。また、じっくり話し合う機会を作りたいと思います。

  7. 写真展の開催ならびにご盛況おめでとうございます。
    是非拝見したいのですが、叶うかどうか、、、

    先週末は京都へ行く用があり、また少し空き時間があったので、何か催しなどあるか、調べたところ京大博物館で戦前の中国、華北交通の写真展が開催中なのを知り、見学しました。写真以外にも乗船券(大阪、神戸の乗船場案内地図入り)やスタンプ等、興味深い展示がありました。ストロボ使用せずに商用に使わなければ撮影可能なのも良かったです。

    写真展ご覧の方々、会場から荒神橋を渡って少し足を伸ばされるのはいかがでしょうか?
    http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0070.html

    • 宇都家さま
      コメント、ありがとうございます。さすが京大ですね。古い資料・写真をたくさん所蔵されていますね。博物館でその一部が展示されていることは知っていましたが、戦前の鉄道史料があるとは知りませんでした。ここなら、写真展会場か荒神橋経由で歩いても、20分ぐらいで行けますよ。
      最近の博物館・美術館の展示は、撮影に関して、かなり柔軟な対応になったのは、喜ばしいことですね。

  8. 本日の毎日新聞の朝刊京都版にも、写真展の記事を載せていただきました。この毎日新聞の京都支局は、われわれがテーマにした、河原町丸太町にあり、ギャラリーから至近距離にあります。信号無視して河原町通を渡れば、30秒で到達でき、記者さんもこんな近所での取材は初めてと言っていました。それだけにじっくり話を聞いていただき、写真も2点載せてもらいました。今日も大勢の方が来られて、会場は大盛り上がりでした。

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