京都市電版 “ここはどこ これはなに?”  ①

本日、正式オープンの京都市電写真展。初日の土曜日、暖かい気候に恵まれ、また午後からは京都府主催の鉄道史シンポジウムが歴彩館であって、その行き帰りに来ていただくなど、多くの皆さんにご入場いただきました。クローバー会会員も、開場前からクシベ・アダチさん、開場直後には、山科の人間国宝、乙訓の老人と大物がご来場、午後からは、無印不良品さん、86さん、玉ちゃん、久しぶりにKoさん、そして、最後は米手さんとデジ青がそのまま会場に移転したような賑わいでした。ほかにも、小学校、中学校の同級生、もとの会社の同僚や、知り合いの趣味人多数、近所のおじいちゃん、おばあちゃん、通りすがりの人びと、その数、約百人、先日の西利での平均入場が30人程度ですから、その数倍の人が、狭い会場にあふれたのですから、その密集ぶりはご理解いただけるでしょう。結局、11時に来て、何も食べられずに、立ちっぱなし、喋りっぱなしの7時間でした。勘秀峰さんと快い疲労感を残して、夕闇の街に消えました。本当にありがとうございました。

山上のナゾの要塞?
こんなことばかり書いて、公共のデジ青を独占して申し訳ないと思っていると、最後に乱入した米手さんから、“そばぼうろ”が食べられなかった悔しさからか、私にさらなる投稿を迫ります。米手さんは、“ここどこ”シリーズで、ボカシや黒塗り画像で臨時列車を増発していただき、私の投稿を待っていただいたのでした。そのご厚意に応えなければと、その返礼の企画を急遽立ち上げました。

写真展に来られた方は、ホントによく観察され、私たちの知らないことまで尋ねて来られます。そこで、話題が集中した、解明できない“ナゾ”について、いろいろ綴っていくことにしましょう。

これは勘秀峰さんの撮影で、河原町二条付近のビルから北を見ている。伸びるのが河原町通、中央を横切るのが丸太町線の市電、この写真のキモは、左側に、我々の出身の春日小学校、その向こうの京都府立鴨沂高校、さらに立命館大学の広小路学舎が連なり、すべてが旧校舎で現在見られないものばかりだ。ところが見る方は意外な方向に眼が注がれた。右上の円内、山の上に、白い建造物が見える。ハテ、こんなところに…と会場で話題になった。方向からすると、下鴨あたりのはずだ。拡大してみると、確かに山の上にあるように見える。左手にうっすらと送り火の「妙法」の「妙」が見えているから、やはり、下鴨、松ヶ崎方面だ。山のように見えるのは、下鴨神社の杜なのかもしれないが、果たして、そんなところに‥‥。ナゾは深まるばかりだ。

 

5 thoughts on “ 京都市電版 “ここはどこ これはなに?”  ①

  1. 総本家青信号特派員様、勘秀峰様
    休憩もできないほどの盛況ぶりで、さぞお疲れになられたことでしょう。市電が見られた頃の町並みは、鉄道愛好者以外の方々にも懐かしく思えるもので、地元の方々なら感激もひとしおでありましょう。
    ようやく勘秀峰様の市電のブログを全ページ読み終え、これでゆっくり眠れると思った矢先、『デジ青』を開いたのが運の尽きでした。このまま寝ることはできません。
    撮影されたのは河原町二条を上がった西側の、「インテルナきたむら」と察しがつきますが、問題の建物は下鴨あたりでしょうか? 形状からマンションと推測できますが、おそらく北大路通りではないでしょうか?勘秀峰様のブログに、大きなヒントが隠れています。
    来週の雨の日を選んで、会場へお邪魔するつもりです。

  2. 元、下鴨の住人より。
    北大路通りのWビルだと思います。
    1974年竣工、塔屋部を含む地上11階。主要部は地上9階。
    この頃はこの界隈でここが一番高かったと思います。

    総本家青信号特派員様,
    写真展、拝見するのを楽しみにしていますが、
    多忙で、何時伺えることやら……

  3. やはりそうでしたか。
    昭和50年の航空写真で、河原町二条・府立病院・糺の森・「妙」を結ぶ線上に、ひときわ高いビルが見つかりました。勘秀峰様のブログに昭和49年に撮影された下鴨東本町の画像があり、Wビルは建設途中です。
    ところでWビルとは、北大路通りの南側、松ヶ崎通との交差点西側に建つ「ワールドダック ビル」のことでしょうか? ストリートビューで南側から眺めると、窓の数と位置、ベランダの配置が一致します。
    市電がいた頃は高層建築も少なかったのですが、二条から北大路のビルが見えたとは驚きました。

    • 紫の1863 様
      左京区下鴨東本町25の「ワールドダック ビル」で間違いないと思います。河原町二条から遠望すると下鴨神社の糺の森の上に浮かぶように見えたのでしょうね。最近の糺の森は木が疎らで、この頃の方が鬱蒼とした森でした。

  4. 紫の1863さま
    乙訓の老人の甥さま
    適格なコメントを速攻でいただき、ありがとうございます。さすがに京都市の北部にお住まいのお二人です。昨日も会場に来られた方と、この物件が話題になり、その方が“下鴨の生協の前あたりにあった背の高いマンションとちゃうか”の言葉で、私も納得しました。よくよく考えたら、市電最終日に、このマンションの屋上から撮っていました。市電沿線で飛び抜けて高いビルが見えて、咄嗟に無断で屋上まで上がって日没直前に写しました。比叡山が真っ正面に見えて、眼下に家並みが広がっていて、たしかに京都ではなかなか得られない眺望だと思いました。見る角度によっては、あたかも山の上にある秘密の要塞が、実は下鴨神社の杜を通じて、当時の高層マンションが突き出ていることが納得できました。
    お二人とも、まだ会場でお見受けしていないように思いますが、われわれは明日以降(本日は私は休みます)、ずっと会場におります(水曜日は会場が休みです)。

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