ラジオドラマになった「阪堺電車177号の追憶」

 阪堺電車177号を主人公にした小説、「阪堺電車177号の追憶」がラジオドラマとして4月6日からNHKーFM「青春アドベンチャー」の枠で放送されています。時間は午後9時15分から午後9時30分です。第1話から第10話まであり、来週の月曜日から金曜日で第6話から第10話までが放送されます。すでに第5話までは終了しましたが、NHKの「らじる★らじる」で聞き逃しで聞くことができます。第1話は4月14日(火)午後0:00で配信終了となります。本をすでに読まれた方もおられると思いますが、ラジオドラマもいいもんです。子供の頃は「赤胴鈴之助」やアチャコさん、浪花千恵子さんが出演していた「お父さんはお人好し」などをよく聞いていました。テレビはなく、ラジオしかなかったのですから、しかたないですね。177号ではありませんが、172号が恵美須町駅に到着する写真を載せておきます。

 

ラジオドラマになった「阪堺電車177号の追憶」」への2件のフィードバック

  1. 「阪堺電車177号の追憶」は、ショート・ショート6篇にプロローグとエピローグが付き、それぞれに177号が顔を出すのは勿論、各篇に登場する乗客、乗務員それに沿線住民もそれぞれ篇ごとに繋がりがあって、非常に優れた構成の小説だと思います。一昨年購読した後、できれば鉄道描写にも長けた京アニあたりがアニメ化すれば・・・なんて考えていたのですが、当の京アニは昨年無残な火災に遭ってしまいました。それだけにラジオドラマ化というのは、聴覚だけに訴えるものとはいえ、面白い企画ではないでしょうか。さっそく放送済みの5回まで、某ソフトによりmp3ファイルに変換して保存しました。
    放送分の内容では、ところどころに現れる似非大阪弁(個々の単語を標準語アクセントで喋る)と、177号の声が若干軽い印象なのが私としては不満ですが、原作を知らない人にも読むきっかけを与えてくれる(特に鉄道ファンに対しては)ものと言えるでしょう。

    • まほろばの鉄趣味住人様 コメントありがとうございます。アニメ化もいいですね。ラジオドラマであれば聞いてる人が好き勝手に想像をめぐらすことができて、これも楽しものです。177号役の徳井優さんは大阪出身の俳優でドラマや映画にたくさん出演されていますが、面白かったのはNHKドラマで「幕末グルメ ブシメシ」で侍役と女中頭役をやっておられました。これが何やら怪しい。大阪地下鉄の「ごちそうさん」では大阪市役所建築課の建築技師役でした。大阪もんのドラマであれば必ず顔を見ることができると言ってもいい役者さんです。高校の時はラグビーをやっていたそうです。「不惑のスクラム」では赤川鉄橋近くのグランドで走り回っていたラガーマン役には納得です。貴重な名脇役です。また、谷村美月さんも出ていました。堺市の出身だそうです。映画「阪急電車片道15分の奇跡」では「権田原美帆」役で出演していました。この映画を富山で単身赴任中に見た時、画面にイズミヤのレジ袋が出てきのには大感激でした。

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