島秀雄賞受賞の陰に クローバー会の協力が!

昨晩、いつもお世話になっている、編集者のMさんからメールが入りました。「クローバー会でお世話になった号が受賞しましたでぇ~」。何のことか、最初は意味不明でしたが、よくよく聞いてみると、Mさんが手がけられている「レイル」116号の“まるごと北野線特集号”が、鉄道友の会の2021年島秀雄記念優秀著作賞(定期刊行物部門)を受賞したと言うもの。いゃ~、びっくりするやら、嬉しいやら。受賞はあくまで「著作」対象のため、116号の根幹記事となる、重要文化財に指定されたN電2号の調査・研究を行った4名の方への授賞ですが、表紙から始まって、巻頭のグラフページなどに、クローバー会の協力・連携が遺憾なく発揮された結果なのです。まず、重文指定のN電2号ですが、全廃以前に廃車となっているため、写真が見つかりません。それを、デジ青の掲示板に、米手さんが載せられた、お知り合いのN電2号の写真を発見、この写真が無ければ、本の完成も無かったと、Mさんも述懐されています。さらに表紙カラーや巻頭のグラフページは、大西友三郎さんのご遺族から預かった鮮明な写真で構成することができ、さらに不詳私も、キャプション作成や原稿の考証、写真提供などの協力をすることができました。「レイル」発行の雑誌社のブログにも、さっそく報告された。

これが探し出された「N電2号」、デジ青に米手さんが載せられた1枚の写真が、クローバー会の連携・協力によって受賞雑誌の巻頭を飾り、今回の栄誉につながった。なお撮影者の中村さんは、この本の完成を見届けられたあと、昨年7月に亡くなられている。ご冥福をお祈りする次第である。

 

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