新緑の京都をめぐる (1)

“3年ぶりの行動制限のないGW”の惹句が、テレビに躍っています。高齢者にとっては、縁もゆかりもない、ただの5月上旬に過ぎないのですが、憚ることなく外へ出られるのは、やっぱり嬉しいものです。4月のサクラの季節もいいのですか、この時期、新緑もいいですね。撮影の時も、デジカメの設定で彩度をちょっと上げてやると、あざやかな新緑が誰にでも撮れます。天気も良く、新緑に誘われて、高齢者もカメラ一台下げて混雑する街へと出かけて行きました。 例によって敬老乗車証をしっかり手に握りしめて、地下鉄「太秦天神川」へ。東へ歩き出すと、最初にやって来た嵐電が、この電車。“ラッキー”と、さらに東へ歩を進めた。

やって来たのが、嵐電山ノ内~嵐電天神川の天神川鉄橋、小さな上路式ガーダーの鉄橋で、周りはクルマの渋滞が続く環境だが、背後に猿田彦神社があって、この季節、クスノキの巨木が、あざやかな新緑を見せて、電車を包み込む。

折り返しで姿を見せた、唯一旧塗装で残るモボ301形、最近は、NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に、毎日のように登場して、一躍有名になった。ほかの映画・テレビロケで使われることも多く、嵐電は旧塗装で残していると聞く。

 

301号以外は、例の京紫色、新緑と青空はいいのだが、コレが来ると、ちょっと絵にはならない。301は、最近までは朝のラッシュ時に、ちょっと顔を出す程度の運用だったが、“カムカム”人気に支えられて、日中でもよく走っているようで、大津の86さんも撮りに行ったと聞いた。この日も車庫に入ることなく、嵐山本線を往復し、新緑の小倉山バックに嵐山を発車する301も撮影できた。

 新緑の京都をめぐる (1)」への5件のフィードバック

  1. 新緑も爽やかでよろしいですねえ。花の命は短くて…と申しますが、新緑も一週間ほどで緑が濃くなってしまいます。青空と新緑と「京紫」の嵐電の取り合わせ、これがポール電車だったらどれほど素晴らしいでしょう。
    カムカムで人気が出た301も、登場した頃は「なんと不細工な電車や‼」と思ったものです。それから半世紀が過ぎ、今ではレトロ感がたまらないと言い出す始末で、勝手なものです。
    すっかり変わってしまった嵐山駅も、若い人にはきっと『映える』のでしょうね。「京紫」も見慣れれば、それなりに魅力が感じられるのかもしれませんが、私、いまだその境地に達しておりません。

  2. 旧塗装の301は良いですね。以前から撮りたかったのですが、主に、朝の増結用に使われていたので、もう一歩撮る気が起こりませんでした。日中単独で使われているということを聞きつけて撮りに行きました。念のため路面電車愛好家の方にお聞きしましたが、はっきりした運用はわからんとのことでした。しばらくすると「散髪屋に行ったら走っているのを見たで」と電話がかかってきました。慌てて出かけて撮りに行ったのがこの写真です。朝ドラも終わりましたがまだ運行は続いているのですね。またこの新緑の時期にも撮りに行きたいものです。

    • 大津の86さん
      はい、私が嵐電301を写しに行こうと思ったのも、86さんから301撮影のエピソードを聞いたからです。“カムカム”以降、急に人気が出て、昼間でも走らせているようです。嵐電も、ほかのロケでも使われることが多く、旧色で残すほうが得策と判断したようです。とくに、旧色は新緑に映えますね。

  3. 1月25日午後にも301単行は走っておりました。オリジナルのツートン、よろしいですね。旧型ならもっとよろしいのですが、、、
    スマホカメラに「消しゴムマジック」という機能があり、上下線間のゴチャゴチャした標識類、左架線柱横のミニバイク等を消去しています。スマホの画面をなぞっただけですが、パッと見はわからないのではないでしょうか?
    なお、この日は、このあと特派員様の写真展を拝見しました。

    • 宇都家さま
      私の写真展の日でしたか、たしか最終日の夕方近くでした。覚えていますよ。ご来場、ありがとうございました。この写真、修整されたとのこと、全く分かりません。私も、コンテストなどで修整が禁止されている場合以外は、どんどん修整ソフトを活用しています。“ひと手間”掛けるだけで、以前は諦めていた、電柱や草むらを、キレイに無くせる、便利な時代になったものです。

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