開通が延期されていました広電の駅前大橋線が8月3日に開通すると発表がありました。広電は8月6日の原爆の日までの開通を目指していました。
広島駅ビルは既に開業し、「ミナモア」という大商業施設は連日大盛況です。先般広島に行った際に、広電新駅の工事状況を見てきましたのでご紹介します。
広電にはまだ多くの単車が活躍しており、今後も一定数は残るという想定なのでしょう。4線のうち1線は単車用の短いホームとしてあるのは、プラットホームを広く使って混雑を避ける意味で賢明な設計だと感じました。
まだレールも敷かれておらず、架線もありませんのですっきりしていますが、今までになかったアングルで撮影ができるのでワクワクします。一方、現在の地上駅と猿猴橋経由の路線は8月2日に廃線となります。おもしろいのは稲荷町から的場町を経由して比治山下に向かう路線が半年間休止され、来年春に循環線として復活することです。
6月からは250名の運転士の新線運転訓練が始まるそうです。試運転が始まるのが楽しみです。是非国内初の2階からの路面電車発着をご覧に、広島へお越し下さい。1900型もまだ元気に活躍しています。
西村雅幸様
いよいよですね。ワクワク感とともに廃止区間があることから、喜び半分、寂しさ半分といったところです。ところで、現在の広島駅(広電)は地上ですが、駅ビルの方が利便性がよいのでしょうか。
スカイレールの惜別乗車ができなかったので、せめて広電の廃止予定区間は、と思いましたが他の予定があり今回も厳しそうです。
開通の暁には乗りに行きたいですね。ご投稿ありがとうございました。
奈良の駅名研究家様 コメントありがとうございます。JR広島駅は地上ですが、現在の駅を高架にするのは難しいでしょう。駅東側は広島貨物駅ですからどうにでもなりそうですが、西側が建物が建て込んでいてスペースに余裕が無く仮線設置などが難しく、今後も地上駅のままでゆくのでしょう。広電旧駅、旧線はまだ7月一杯までありますから、是非お訪ね下さい。
西村様
ありがとうございます。
地上駅の方が趣があってよいですね。
JR線からは、駅ビルの方が乗り換えがしやすいのでしょうか。この辺りは実際に乗りに行くときにリサーチしたいと思います。
明日は芸備線開通110周年です。末永く残り続けてほしいです。