中国新聞記事から2件ご紹介します。まずは美祢線について。
もう2年も運休していて、時間だけが過ぎてゆく美祢線ですが、沿線自治体が希望する鉄道復活はどう考えても実現するとは思えません。いたずらに結論を先延ばしせず、1日も早くBRT化するのが落としどころのように思えてなりません。
もう1件は芸備線の話題です。
存廃の議論の対象になっている備後庄原・新見間の利用増進を図るための実証実験として夏場の休日に臨時列車を走らせるとのことです。具体的なダイヤが示されていませんが、木次線の増便とセットにしないと集客力は無いと思われます。車両のラッピングやイベント開催、空き家の活用などで利用が増えるとはとても思えません。単なる時間稼ぎなのか、昨今の米騒動と同様にスピード感が求められるのではと感じます。