残暑お見舞い申し上げます。
近年は、若い人たちが鉄道や、それを取り巻いていた社会の仕組みや成り立ちについて、少し興味を持たれる傾向が出て来ました。
私たち鉄道マニアは、常識と思っている、鉄道と従事していた人々や、それを取り巻く家族、共同体的な社会に関して、ゼロから学ぶ平成生まれ中心の人たちが、何に興味関心を抱いているかと言うと、昭和以前の鉄道の時代は、ワンダーな世界観のようです。
今日はそんな中から、マニアパレルさんという会社が、ユニークなTシャツを出しているのに、気が付きました。彼らは、元々廃線や、廃墟風景が好きで、そこから北海道の炭鉱鉄道のことを知り、今興味津々なのですが、最近は産業遺産や産業考古学と言った、比較的まじめに歴史のことを研究し、発表するグループも現れています。この作品、単なる昔の社章のリプリントでなく、工夫や今的な価値加工がされている点が、私は気に入りましたので、紹介する次第です。こういう記事に対して、批判が多ければ削除いたします。
でも、私は袋小路に入って、伸びなくなった鉄道趣味より、何か新しい動きをしている所の方が、面白いと思う方なのです。