2013年 秋の北陸路一人旅 Part7 富山地方鉄道その2 ダブルデッカーエキスプレスを追う

第7日目 10月18日

6:00 起床。昨日朝と同様の快晴のようです。今日はダブルデッカーエキスプレスを追っかけます。インターネットで見た朝の運用は、電鉄富山6:38→7:09岩峅寺と掲載してありました。昨日は待っていても来なかったので故障でもして運用から外されたのかと思っていましたので、今日は大丈夫だろうと宿営地近くの岩峅寺~沢中山で待つことにしました。

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※ 今回の撮影にはズームレンズが大活躍しましたのでDATAを掲載します。
01▲ 7:01 14764+14763の立山行きの普通305列車がやってきました。秋らしい光景を求めて、柿がなるこの場所を選びましたが、こちら側の電柱がちょっと邪魔でしたね。
【DATA】 ズーム300㎜ F8 1/640秒 ISO400 露出補正-0.3段

02▲ 7:05 立山から16063+16044アルプスエキスプレスの2両、平日編成が下りてきました。ギラリも見せてくれました。
続いてダブルデッカーエキスプレスが来るだろうと待ちますが、今日も来ません。
【DATA】 ズーム42㎜ F10 1/800秒 ISO400 露出補正-0.3段

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7:25 代わってきたのは岩峅寺折り返しの定期307列車でした
編成は、14770+14769です。
前面には「普通岩峅寺」とヘッドマーク付きです。

【DATA】 ズーム135㎜ F10 1/640秒 ISO400 露出補正-0.3段

しかし、なぜにダブルデッカーエキスプレスが来ないのは「???」です。

05067:44 沢中山駅に立ち寄ってみました。
求めていた柿の木がありましたので、7:55発の列車を待っての1カットです。

【DATA】
ズーム28㎜ F8 1/1250秒 ISO400 露出補正-0.3段

07▲ 8:04 沢中山を発車して釜ケ渊へ向かう14764+14763の普通310列車。前回も撮りました道路橋からの撮影です。

逆光ですが色ついてきた柿の木との色合いが気に入りましたので立山連峰をバックにシャッターを切りますと、ようやく秋らしい味わいが見つけられた一枚になりました。
【DATA】 ズーム170㎜ F7.1 1/640秒 ISO400 露出補正-0.3段

088:11 木造駅舎の釜ヶ淵駅にも立ち寄りました。
富山地方鉄道には、木造駅舎がたくさん残っています。
かつては、全てに駅員がおられた時代は最盛期を迎えていたのでしょうね。

098:32 ここも逆光ですが薄らと見える立山連峰が墨絵調で気に入りました。わずかに咲いていたコスモスを前景に構図としました。下段~釜ケ渊を立山に向かうダブルデッカーエキスプレス10033+10031+10034の編成です。
【DATA】 ズーム50㎜ F16 1/500秒 ISO400 露出補正-0.3段

ここからは追っかけです。スピードオーバーの無理をしなくとも十分に次の撮影地には着くことは確認済みですので安全運転で向かいます。

8:50 千垣~有峰口の常願寺川にかかる千垣橋梁に到着。既に男女2名の鉄ちゃんがおられます。女性の方は旦那さんと一緒に来られたそうですが、三脚にカメラをセットしたら別の撮影ポイントに行ってしまわれた。私はとり残されて、言われた通りに電車が来たらシャッターを押すだけと言っておられました。こんな奥さんと一緒でしたら2倍、撮り鉄を楽しめますね。

一方の若い男性は名古屋から夜行バスで、朝に富山に着かれたそうで、「ここには何回も来ています。今日は電鉄富山駅からダブルデッカーエキスプレスに乗車して、岩峅寺乗り継ぎで来ました。」と言われます。え~!、私は待っていたが来なかったと申しますと、「私は確かに乗ってきたので間違いありません。」との返答です。
11そんなバカな事があるのかと思いましたが、答えは乗り鉄をした時に分かりました。
車内の中吊広告には確かに南富山経由と掲載してあります。
ダブルデッカーエキスプレス電鉄富山~岩峅寺を朝に往復するのですが、本線・立山線圣由はなく、不二越上滝線を走行していたのです。
00_路線図

年寄りになると思い込みが激しくなっているようです。公式ホームページの時刻表にはそこまで掲載されていませんでしたので間違っていました。しかし、その旨を掲載して欲しかったですね。

10▲ 8:54 3人で並んで、千垣橋梁の見える道路橋でダブルデッカーエキスプレスを撮りました。この美しい千垣橋梁は、平成25年度の土木工学推薦土木遺産に選定されています。
【DATA】 ズーム40㎜ F7.1 1/500秒 ISO400 露出補正-0.3段

若い男性に、「私は、車に乗って追っかけをしますがお乗りになられますか。」とお誘いしましたら、「途中の駅までお願いします。」と返答が来ましたのでご一緒しました。
立山駅手前の鉄橋まで追っかけも出来たのですが、ここは無理をせずに再び下段~釜ケ渊を目指しました。

12▲ 9:16 先ほどと同じ位置からですが、今度は編成も3両から2両となりますので、ズームを焦点距離50㎜から68㎜に望遠にして山を近づけられました。10040+10039の普通314列車です。
【DATA】 ズーム68㎜ F13 1/640秒 ISO400 露出補正-0.3段

13▲ 9:27 線路ぎわに雑草が生えていない場所を探して、今度は順光で待ちました。
10044+10043の普通315列車です。
【DATA】 ズーム62㎜ F9 1/800秒 ISO200 露出補正-0.3段

14▲ 9:41 本命のダブルデッカーエキスプレスの通過です。五百石から岩峅寺まで続く田園地帯ですが、道路高架橋が設置されたり高圧線や鉄塔が邪魔してスッキリと撮れる場所は結構限られています。また線路ぎわの樹木や雑草もあります。雑草は苅込バサミを持ってきていますので気になる場所は頑張って刈り取りますが、たくさんあるとお手上げです。そんな時は脚立に乗っての撮影です。
【DATA】 ズーム55㎜ F9 1/800秒 ISO200 露出補正-0.3段

撮影後は、再び追っかけ開始です。目的地は、本線の越中三郷~越中在原の橋梁としました。約9キロありますが、車と信号が少なく最短時間で行ける道は分かっています。安全運転で、ダブルデッカーエキスプレスが通過する5分前には到着して待ちます。
15▲ 10:03 今年は10月13日に初冠雪があった立山連峰です。まだ雪山とはいきませんが、バックに入れての撮影です。
【DATA】 ズーム160㎜ F7.1 1/800秒 ISO200 露出補正-0.3段

ここからこの電鉄富山行きの普通316列車の追っかけは、市内地に入りますので無理です。
次の運用は、特急{うなづき5号」として、電鉄富山から宇奈月温泉へと運用されるUN5列車です。電鉄富山で一旦車庫に入ってから改めて走行します。電鉄富山発は12:14と時間がありますので、若者がもうじきに取り壊されるという中滑川駅を一緒に訪問することにしました。
1617_3▲ 10:48 初めて来て見ました中滑川駅です。
てっきり木造駅舎かと思っていましたが、立派な5階建て鉄筋コンクリート製のビルです。駅員さんにお聞きしますと建物はJAが建築したもので、築後約40年間過ぎています。耐震構造でないために取り壊しが決まったとの事でした。
既に入居していた店舗やJA事務所も撤退しています。ビル横のスーパーも倒産したようで、滑川市役所前とはいえ付近は閑散としていました。
特急が停車する駅ですので平日のみ駅員がおられますが、乗降客は最盛期と比べて約60%減になってきているそうです。JRとの乗換駅は隣の滑川ですので、こちらに特急が停車した方が便利と思えるのですが・・・。
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ここで若者とはお別れです。彼は数量・発売期間限定(11月30日まで)のステンレス車導入の一日フリー乗車券(3000円)を持っているそうで、電車に乗って移動するようです。
このフリーきっぷは私も購入したかったのですが、現地では電鉄富山駅南富山駅富山地鉄乗車券センターのみでしか発売されていませんでした。不便ですね。通常発売されているのは、市内線も乗れる2日間(4400円)のみで、1日券は欲しいところですが仕方ありません。

次の撮影地、西魚津~越中中村の二級河川、早月川にかかる鉄橋へと向かうことにしました。
1819▲ 11:28、河川敷に到着。すぐに並行するJR北陸線の青色塗装の413系普通電車が走っていきました。クハ412-3+モハ412-3+クモハ413-3の3両編成です。

11:43 机と椅子をセットしてお湯を沸かせてレトルトカレーライスでの昼食です。ぶんしゅう7号で来ますと、どこでも食べたり宿泊できたりと便利です。

20▲ 12:18 食後は道路橋から水平線を入れての撮影です。ちょうどEF81-718号機が牽引するコンテナ貨物列車が渡ってきました。
【DATA】 ズーム135㎜ F9 1/640秒 ISO200 露出補正-0.3段

対岸に渡り、川の流れるスポットまで来ました。さすが平均勾配8.3%の急流です。流れは速く水深もあります。落ちたら死にはしないでしょうが流されます。細心の注意をしながらエメラルドブルーの流れと白い水しぶきを前景に、撮りたい場所を探しました。

21▲ 12:33、まずは北越急行681系でしょうか、快走していきます。この列車も北陸新幹線が開業したら廃止されるのでしょうね。
シャッタースピードは波しぶきが止まって見える1/1600秒まで速くしました。
【DATA】 ズーム70㎜ F9 1/1600秒 ISO400 露出補正-0.3段

この後、突然にシャッターが切れなくなりました。え~、電池切れです。車から離れる時に確認した時はまだ200枚程度は撮れるとの表示が出ましたので予備電池は置いてきました。困りましたが、幸いにして愛用NikonD800Eの他に、以前に使っていたD300Sに広角レンズ(11~16㎜・APSサイズ換算)を装着して持ってきました。早速レンズを入れ替えて窮地を脱せることができました。

16▲ 12:46、ダブルデッカーエキスプレス「うなづき」宇奈月温泉行きが来ました。水面近くまでカメラアイを低くして、久しぶりにD300Sの連続シャッター音を聞きながらの撮影です。

このダブルデッカーの設計責任者の大学時代の同僚だった故S君は水平線を見ながら走るこの姿を想像していたのでしょうか。でも京阪を引退して再び元気に蘇る姿を見られたらきっと感激するでしょうね。
【DATA】 NIKON-D300S ズーム62㎜(APS換算) F9 1/1600秒 ISO400 露出補正-0.3段

ここはJR、地鉄共列車がよく来ます。数本を撮ってから車へと引き返しました。
電池を入れなおして、今度は長靴を履いて車の置いてある対岸から川に入って、撮影に挑むことにしました。長靴を履いていても急流のためにあまり深い所には入っていけませんが、それでも中央にたどり着けました

23▲ 13:55 14763+14764は、富山地方鉄道特急色です。14760系はやはり、この色が似合っています。電車も2両がよく似合っていますね。
【DATA】 NIKON-D800E ズーム86㎜ F9 1/1600秒 ISO400 露出補正-0.3段

24▲ 14:04 JR特急との並走も見られました。
【DATA】 ズーム52㎜ F9 1/1600秒 ISO400 露出補正-0.7段

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▲ 14:26 特急「はくたか」でしょうか、6両編成で富山に向かって行きます。
【DATA】 ズーム35㎜ F9 1/1000秒 ISO200 露出補正-0.7段

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▲ 14:28、宇奈月温泉から折り返し電鉄富山に向かうダブルデッカーエキスプレス「うなづき10号」が来ました。平日とあって利用客はまばらです。
【DATA】 ズーム36㎜ F9 1/1000秒 ISO200 露出補正-0.7段

これでダブルデッカーエキスプレスの運用撮影は終了です。夕刻撮影にマークしている経田~電鉄石部の片貝川鉄橋へと向かいました。
27▲ 15:34 着いた片貝川鉄橋は、布施川と合流しています。流れている川の向こうにもう1つの川が流れて、中州があります。ここへ渡って夕陽と電車を撮りたいのですが、道はなく川の中に入らなければ渡れません。ところが今日は水かさがあって無理です。残念ですが諦めるしかないようです。リベンジを誓って諦めました。

29この近くの黒部市生地には黒部からの伏流水がいたるところで湧き出しています。
いつも朝に飲むコーヒー用の水タンクも空になってきました。美味しいコーヒーを飲みたいので汲みに行くことにしました。
2830魚の駅「生地」もあります。宿営地の候補としてのロケハンも含めて立ち寄りました。新鮮な魚貝も一杯、ずあいカニは11月6日の解禁ですので、今は紅ずあい蟹が山盛りで売っていましたが結構高かったので、今日は近くのスーパーで食材を仕入れました。

新鮮ですが、観光客用ですので仕方ありません。私には安い地元食材の方が似合っています。

今日の宿営地は滑川の道の駅としました。一路、西に向かいます。

31▲ 16:43、夕焼けが見えだしましたので、ダメもとで先ほど来ました片貝川鉄橋に立ち寄りました。やはり電鉄石部側の中州手前からでは足回りが隠れてしまって、希望通りにはいきません。
【DATA】 ズーム85㎜ F5.6 1/500秒 ISO200 露出補正-0.3段

35▲ 17:18 早月川にかかる鉄橋も夕焼け時にはどうなるのか見たくて、もう一度寄ってみました。鉄橋の後方に夕陽が沈めば抜群の撮影地になりますが、左の西方向への日没です。
【DATA】 ズーム35㎜ F3.8 1/125秒 ISO400 露出補正-1.0段

明日と明後日は、2日間乗れる全線フリー乗車券を購入して、ダブルデッカーエキスプレスと土日祝のみ走るアルプスエキスプレスの乗り鉄旅をする予定です。
どんなサービス対応が待っているのか楽しみです。 Part8へ続く

2 thoughts on “2013年 秋の北陸路一人旅 Part7 富山地方鉄道その2 ダブルデッカーエキスプレスを追う

  1. ぶんしゅう氏から誘いを受けながら、10月17日は講習会講師を拝命しており、残念ながら富山に行く事が叶いませんでした。京阪ファンの一人として他国で今も活躍している元京阪の車両となれば、それが車体だけであったとしても気になります。過去を探りますと元京阪の車両丸ごとが他国に旅立ったのは新京阪鉄道は別として、和歌山支店の100型2両が西鉄北方線へ、本線100型2両と200型2両が広島電鉄へ行っただけです。車体となると100型8両分が高知へ行ってから41年後の1990年に3000系4両分を(可動は1991年3月)始めとして、富山にはなんと16両分が送られました。そして1993年には静岡(大井川鉄道)に2両分(可動は1995年4月)、なんと18両の車体が今も走り続けているのです。
    そしてダブルデッカーも1両富山で再起したとあっては行きたい気持ちで一杯でしたが、身体の事もあり今回は自重しました。ダブルについてはS君と共有する思い出があります。彼が法律上の制約を調べ上げ、「いけそうだ!」と伝えて来た時の声は今も忘れられません。本来、電気屋のS君が箱屋の仕事に首を突っ込んでいるなと感じたのは1914号改修工事での正面デザインについて、「ガラスの押さえ縁をもう少し細くすればよかったのですが・・・・・」と言った一言でした。その後しばらく車両部を離れましたが、戻ってからは後輩と共にデザインに気配りしている事がありありと感じられました。これもDRFC模型班で腕とともに感性に磨きをかけていたのであろうと思います。ダブルはS君最後の設計です。桜のシーズンに行って見たいと思っています。

    • 乙訓の老人様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
      来年の桜のシーズンには私も是非に参りたいと思っておりますが、今年もまた紅葉を追いかけて近日中に再訪する予定をしております。晩秋の地鉄も見てみたいのです。お声をかけさせていただきますのでご検討下さい。

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