▲ 8:27 塩田から採取された塩山が連なる横を第8塩場へと向かう作業車編成。今朝は青空が見えていますが、風が半端ではありません。日本に上陸した台風の影響をこんな離れたところでも受けて、風速20m以上はあります。塩の海も荒れて、塩田には珍しい波の花が舞っています。今日は強風との戦いになりそうです。
第3日目 10月12日 その1
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5:30 夜明け前にホテルを出発、目指すは昨日同様の五島運輸站です。
▲ 6:15 夜明けの空が色付き始めた五島運輸站に到着。07号機が機関区から出て発車準備をしていました。
これからヤードに行き、空車トロッコを受取ってから牽引して採取場に向かうようです。
案内人さんにどこの塩場へ向かうのかを聞いてもらいます。
第8塩場と分かり、先回りする事にしました。
[googlemap lat=”39.516964″ lng=”121.50646099999994″ align=”left” width=”250px” height=”250px” zoom=”16″ type=”G_HYBRID_MAP”]五島運輸站 海の中道[/googlemap]▲ 6:49 朝日を浴びてギラリを見せながら海の中道を行くソルトトレイン、五島運輸路線のハイライトです。
牽引されるトロッコは26両、1両の総重量は2㌧以上はあろうかと思いますので合計52㌧以上を牽引して行きます。走行速度は一応15km/hになっているそうですが、並走するとそんな低速ではないような気がします。
▲ 7:25 塩田拡張の石堤建設に使用されるのでしょうか、石を満載してトラックも仕業開始です。数台が続行してきました。しかし、ボンネットもナンバープレートもありません。エンジンは大型耕運機のようでもあります。
[googlemap lat=”39.469551″ lng=”121.48772400000007″ align=”left” width=”250px” height=”250px” zoom=”16″ type=”G_HYBRID_MAP”]五島運輸站 踏切[/googlemap]▲ 7:43 作業員車は7:30に機関区を出発するというので機関区方向に戻って撮る事にしました。ここは舗装道路と並行しますので追っかけ可能です。
▲ 踏切もありますが無人で警報機や勿論、遮断機はありません。列車はスピードを落とすこともなく通過して行きました。
▲ 機関車後の木造無蓋車は今にも崩れ落ちそうなトロッコです。その次はレールを積載しています。今日はレール交換が作業内容なのかも・・。
▲ 8:04 先ほどの場所で待ちました。ここは単線です。作業車編成が来るものと思いこんで撮影ポイントを選びアングルを取っていましたら、反対方向の第8塩場から、満載のソルトトレインが来ました。一路順風!さんが気づいて後ろを振り返り、大慌てでシャッターを切りました。
海の中道手前に列車交換所があるのが分かっていませんでした。
交換所で待機すると言う事は、教えてはもらえませんでしたが、一応ダイヤはあるようです。
▲ 8:23 作業車編成がやってきました。この海の中道の両サイドは塩田ではなく、エビの養殖場です。小舟はそのために留置されています。
道路には頻繁に石を運搬するトラックがピストン輸送を続けていました。
▲ 1部ダブっていますが、作業車編成です。一応、車内は木造、骨組や外板は鋼製の2軸半鋼製車ですが潮風の中を走りますので見事に錆びだらけです。
▲ 8:38 Google座標; 39.530570, 121.525296
第8塩場に向かう途中にも交換所がありました。対向列車がある、なしにかかわらずポイント変換作業がありますので止まります。
▲ 8:44 昨日気になっていた第8塩場へと分岐した路線の橋に到着しました。ところが強風で波が高くなって横断する道は缶水しています。向こうから来るトラックも走行は無理と迂回して行きます。今日は車で第8塩場の採取現場に向かうのは諦めました。こんな事がありますのでトラック輸送に切り替えるのは難しいのでしょう。
今日は朝から何も食べていません。作業車編成の戻りは夕刻です。一旦市内に戻って朝昼兼用食としました。
▲ 9:25 Google座標; 39.450760, 121.516479
五島運輸站から約4キロにある繁華街にある、とある食堂に参りました。
チェーン店のようでワンタン・焼売と麺の専門店です。結構いけました。
入口にはキティちゃんが「欢迎光临」と声を出してお迎えです。これはコピー、それともパクリなのか、何でも疑いたくなる中国です。
お腹も膨れました。強風は増々勢いを増してきました。列車が止まってもおかしくない状態です。食後は、機関区に行って運行状況を聞くことにしました。 Part5に続く