2014年 塩の海 復州湾の塩田ナローと瀋陽路面電車への旅 Part10 沈阳有轨电车(瀋陽路面電車)その3、5号線

DSC_935454▲ 18:14 暫定の5号線奥林中心站で発車を待つ白いトラム(015号車)。いずれ駅周辺が整備されれば、1・2号線と同じ場所でターミナルが建設されると思われます。沈阳の夏は東北らしく乾燥していますので蒸し暑い夏にはならず快適です。その代わり冬は積雪もあり、マイナス20℃前後にはなります。新設ターミナルは待合客のために暖房の効いた待合室の設置が欲しいところです。
撮影地 Google座標; 41.743909, 123.448214


第5日目 10月14日 その4
① 兴隆大奥莱16:12⇒17:02沈抚新城

DSC_92880115:54 兴隆大奥莱に戻りましたが辺りを見渡しても、5号線の発着場が分かりません。
トラムの乗務員に聞いてもすげない返事しか返ってきません。
タブレットを見ても分からず難儀していると北方向にトラムが横切るのが見えました。約200mを歩いていくと電停が見えました。
撮影地 Google座標;
41.744544, 123.453108
DSC_929540▲ 16:11 こちら側に渡ってくる3連接車(10号車)、正面の車両番号表示は今まで見ていた3桁ではなく2桁です。初期に製造された車両の特徴なのでしょうか。

DSC_930102▲ 反対側の表示は3桁(010)です。一貫していませんね。
電停名は「沈阳海关」、起点の「奥体中心」は5号線にはあるようです。

02_5号線路線図_01▲ 沈阳トラム5号線の(奥林中心~沈抚新城)の路線図です。国鉄撫順線と並行するように撫順に向かって伸びています。公式には21.4キロ(GPS実測では22.4キロ)、23電停が設置されています。現在、1号線(奥林中心~桃仙空港)と、2号線(奥林中心~会展中心)が営業運転中で、3号線(世紀大厦~会展中心)が準備中、4号線沈抚新城~会展中心)と6号線(市民广场东~千锦汇酒店)が工事中、7~9号線は経路検討中で完成しますと139キロのトラムネットワークがなります。

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16:12 やって来た白いトラム(015号車)に乗車して終点の沈抚新城へと向かいます。

DSC_930442▲ 16:13 渾南三路を東へと向かいますが、道は狭く専用軌道ではありません。電柱には「有轨电车専用7:00~9:00、16:30~18:30、除外」と、記載されていますが、ラッシュ時には専用軌道になるのか、それとも逆なのか、分かりません。

DSC_930503▲ 16:15 右折して広い富民街に出ました。ここは鉄柵で仕切りをした専用軌道になっています。軌道はこの先で左折して撫順方向に向かう渾南中路に敷設されています。

16:16 左折する交差点では5連節車(028号車)とすれ違いました。運転間隔は5号線では15~20分間隔のようです。
DSC_931043▲ 16:20 渾南中路に入りました。1・2号線と同じく、芝生が植えられた専用軌道となりました。次は行政服务中心です。

DSC_931244▲ 16:23 浑南图书馆(図書館)です。片側4車線の広い道路が続いていきます。

DSC_931345▲ 16:28 建筑大学、この辺りから緩やかな左カーブに入ります。

DSC_931546DSC_932047▲ 16:45 伯官、直線が続きましたが今度は右に曲がって行きます。だんだんと街並みは消えて、郊外路線の雰囲気が続くようになってきました。

DSC_933649DSC_933448_1DSC_93385101_5号線トラム乗車記録▲ 17:02 終点の沈抚新城に到着しました。
Google座標;
41.810870, 123.663639

この先へのレールは伸びていますが正面は緑地帯になっています。需要が予測される時期が来れば延伸されるのかも・・
撫順までは約25キロで、現在の位置は瀋陽撫順の中間地点あたりです。

右に分岐する路線は、高架道路併用橋を走り、大きな車庫に入っています。
車庫は奥行約100m、レールは約20本前後と、60編成は入れそうです。将来を見越しています。
Google座標;;
41.804648, 123.664277

沈阳海关から21.5キロを54分、40~65km/hの走行でした。平均速度は23.9km/hと、1・2号線よりは早くの走行でした。

03_車庫01

② 沈抚新城17:12⇒18:06奥林中心
DSC_934753_1▲ 18:06 折り返しのトラムに乗って、今度は起点の奥林中心に戻りました。走行距離は22.4キロ、所要時間は54分、平均速度は24.9km/hでした。もう少しスピードアップすれば、50分は切れそうです。
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▲ 18:14 発車を見送っての帰路となりました。

DSCN623679▲ 19:53 中街のホテルに戻ってからは繁華街の散歩を楽しみました。夕食は水餃子と茶わん蒸しです。ビールのアテには中々で美味しくいただきました。

明日は、今日チェックしたロケ地へと向かいます。言い忘れましたが、復州湾よりは多少マシにはなりましたが、強風は衰えず厳しい撮影となります。覚悟して臨みます。Part11に続く

2 thoughts on “2014年 塩の海 復州湾の塩田ナローと瀋陽路面電車への旅 Part10 沈阳有轨电车(瀋陽路面電車)その3、5号線

  1. いつも楽しく拝見してます
    しかし中国のトラムの建設ぶりはすごいですね
    わが国では建設費が安く済むのが建設族議員の利権に繋がらないためか
    どうも政治家たちがトラムには冷淡で
    そのためトラムに関しては未だに『路面電車は時代遅れ』といった逆に遅れた認識をもった
    人が多く残念です

    • 団長様、いつもコメントをいただきまして、ありがとうございます。
      堺市でもほぼ決まりかけたトラム新線の計画が議会の反対にあって中止になりました。どうも路面電車と聞くと、おっしゃられるように時代遅れとの感が強いようです。確かに路面電車は遅く、地域間移動には不満があります。しかしこれも{軌道運転規則(昭和29年4月30日運輸省令第22号)において、『(車両の最高及び平均速度)
      第53条 車両の運転速度は、動力制動機を備えたものにあつては、最高速度は毎時40キロメートル以下、平均速度は毎時30キロメートル以下とし、その他のものにあつては、最高速度は毎時25キロメートル以下、平均速度は毎時16キロメートル以下とする。』 と、いった省令があるためです。
      いくら道路内の専用軌道にしても40km/h以上は走れません。せめて道路と同じ制限速度に設定すべきです。また問題ない区間ではもっと上げても良いかと思います。
      かつて車によるモータリーゼイションが起こり、道路に車が溢れて庶民の足、路面電車走行に支障を及ぼしました。この時の行政対応は自動車の軌道内走行禁止ではなく、路面電車が邪魔で都市交通の循環に悪影響だと軌道撤去に踏み切りました。結果、代替機関は輸送力低いバスとなり、また増々の自動車増加を促し、都市内交通の壊滅となったのは明らかです。欧州の各国とは反対の対応でした。
      トラムが低床車となり、身障者や老人にも利用しやすくなり、また専用や優先軌道として高速走行ができるようになれば、都市内移動には短距離地下鉄利用よりも便利になります。他にもトラム建設・維持費が安い等の利点はありますがもっと、もっと日本人は都市交通のあり方を見直すべきだと思っております。何かと問題提議、行動する中国に先を越されてはなりません。

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