千葉からも田圃は水鏡

KAWANAKAです。

長い間音なしの状態でありました(佐倉の線路脇で生きております)。13日に宝塚線の田圃の水鏡が出ていました。かなり時間が経って賞味期間切れに近いというより正に賞味期限ですが、小生の篭っている祠(ほこら)の近所も水鏡と言う点では遜色ないと思いますので、またこのまま放っておいたら恐らく画像データがどこかに行ってしまうであろうとも思いますのでUPすることにしました。

場所は総武本線と成田線の分岐前で佐倉駅を出た1.5kmの地点です。小生の祠から、歩いて2分、そこから土手を下って1分の田圃脇です。狙うものは1日2往復の貨物と中心に色取がきれいな成田エクスプレスです。その時間にあわせて通過の10分前に祠を出ます。4月から勤めがなくなったので終日祠にいてゴソゴソ仕事をし、時間や!というときに4回家を出ます。最近は実家高槻でのロケで膝を完全に痛めてしまい、その2分が苦痛になって水鏡以降結構出陣がなくなりましたが、ま、最近までマメに出ていました。そのときの写真です。

まず、5時20頃の貨物です。15分くらいになると遠くからロコのタタン、タタン、タタン・・・というジョイント音とそれに続くタタタタン、タタタタン・・・というコキの音が夜明けの静寂を破って聞こえてきます。本来聞こえない距離にあって聞こえます。ややあって、カーブの影に隠れた列車は田圃の横をモータ音の唸りとともに目の前を通過、小生は足場の悪いのを忘れて1押しだけのシャッタを押します。毎日撮っていると田圃の表情が変わって行き、天気によって景色が変わるのが分かります。今日は風もなくしかも晴れ渡って水鏡は綺麗です。P1506-1

 

同じ写真ではつまらんので今日は横から撮ります。荷がないのか単機で来ました。P1506-2

サイドの写真がもうひとつパッと決まると良かったのですが今ひとつのため、水鏡が無くなる前に、もう1日気合で早起きしました。残念ながら霧が出ています。期待が外れてしまいましたが、秋みたいな霧の景色が撮れました。しかし確かに水鏡です。そろそろ稲が生長してくるのと毎日5時は流石に参るので今年の水鏡のこの場所は打ち止めにして来年にしようと思います。P1506-3

昼前になりましたのでまた出掛けます。休日は同業者がベターッと判でついたように必ず何人か張り付いていて、乗ってきた車が線路横の田圃に停まっています。ただ必ず皆下り貨物に対し上り方向線路側にいます。居るのは大抵この時間だけですが、そこでは水鏡は撮れません。朝の場所に行って待ちます。だんだん草が成長してきて長い生き物がにょろーッと出てくるのではないか、と心配しながら待ちます。何しろサンダルで来ていますので場所としては気色の良いものではありません。朝みたいに遠くからの音は聞こえてきません。モータ音が通過し、ここでまた1押し。(最初の写真とは日付けの順序が逆ですが、ま、良いか)P1506-4

次の日は土手の坂を下る前の高いところからの1枚。意外とこんな風景があります。突然列車が飛び出してくるので踏切が鳴り出すとシャッタを半押しにして構えていないといけません。こちら側からは逆光になりますが、いざと言うときは補正したらええ、それより雰囲気が大事ということでこれはこれでええではないですか。ここを成田エクスプレスが通ると絵にはなりますね。田圃沿いの写真と合わせて3枚載せます。P1506-5P1506-6P1506-7

次は13時45分頃です。早朝の列車の帰り便です。これも土手の上からです。朝サイドで撮った場所から帰りの貨物を撮ります。休日は荷が少ないので、単機ということが多いのです。これはこれで完全な水鏡ではないですが晩春の風景になったと思います。合わせて2枚。P1506-8P1506-9

さて、お昼の列車の帰りは16時15分頃に通過します。この時間は殆ど上り線を下り快速が遮ります。反対側からの水鏡です。この時期、田圃で快速と重ならなかったのは2回しかありませんでした。日本のダイヤの正確さに感心すると同時に、もうちょいと時間に遊びがあると色んな撮り方が出来るのにといつも思います。コキの向こうに電車が顔を出してどうにもサマになりません。仕方がありません。2回のうちの1回は旨く決まったのですがまた別の機会にUPすることとします。P1506-10

自宅の祠廻りの田圃の水鏡でしたが、宝塚線のは夜景もあるので、付録にひとつ。自宅横の田圃は足場がなく中々全景が撮れないので、自宅とは反対側、チャリで15分ほどの京成本線での水鏡です。田圃が程よくマッチする場所は中々ありませんが、佐倉駅→大佐倉のいわゆる京成の秘境には夜になると水鏡が現出する場所が1箇所だけあります。昼は景色が良くありませんが、暗いとすべて闇の中。街灯のポツポツがアクセントになって、イブニングライナーがお客を家路に運びます。20時45分頃の写真です。P1800637

詰まらない、祠の廻りを1日4回(場合によっては5回)、ふらっと出て撮ってくるだけですが、これでも貯まれば相当の数になりました。夏は暑いのでちょいと休んで、秋のコスモス、ススキあたりでまた再開します。桜もそうですが春先のツクシンボ、梅、タンポポなども風情があって、何でもない沿線ですが日本の風景はええなあと思うのです。また、お目に掛かります。

 

5 thoughts on “千葉からも田圃は水鏡

  1. KAWANAKA様

    デカンショまつり号です。

    いつぞや、お散歩中に偶然お会いしたあたりですね。
    私個人的には、KAWANAKAさんのご自宅の下あたりですから、勝手に「KAWANAKA下」と呼んでいる撮影場所です。
    私の自宅からも車で30分くらいです。

    最近は、お訪れていませんが、以前は、
    「休日は同業者がベターッと判でついたように必ず何人か張り付いていて、乗ってきた車が線路横の田圃に停まっています。ただ必ず皆下り貨物に対し上り方向線路側にいます。居るのは大抵この時間だけですが、そこでは水鏡は撮れません。」
    の通り、反対側から成田線・総武本線を挟んで、撮影してました。
    こんな写真が撮影できるとは、知りませんでした。

    最近は、専ら土曜日上りのEF65の鹿島貨物を成田線の大戸~下総神崎の重田踏切で撮影しています。

    先週の土曜日は、EF652119国鉄色が久々に運用に入り、大盛況でした。

  2. デカンショまつり号さま、そうでしたね。あのときはワン公の散歩の後、ぶらりと線路脇を彷徨しておりました。
    あの辺りはまだ幾つかあるので、そのうちUPしてみてやろうと思っています。田圃の水鏡は終わっていますがまた行ってみようかと思ったら訪れてください。雄大な景色はあんまりありませんが、身を屈めて狙うと色んなものが撮れるかも・・。
    KAWANAKA

  3. KAWANAKAさん、久しぶりの登場で御元気な様で安堵しました。2年前でしたでしょうか、体調がおかしい、関西に来る用事がなくなった、高槻の絶好のロケーションでの早朝撮影が当分出来なくなったとか、ぶつぶつ言ってましたが、祠の傍にも貴兄の心を沸き立たせる場所ありとは、ビックリしております。ただ車種が限定されるようで欲求不満になるかな?
    関東圏にいかれると旧友との付き合いが出来なくなると老人の息子はぼやいておりますが、その点は近くにデカンショまつり君がいらっしゃるようで安心しました。またお会いする日を楽しみにしております。
    一つ驚いたことがあります。田舎だと思っていたところ「ゴメン!」を、重量級のELが往来している姿です。老人は千葉といえば湾岸西方しか知らないのです。銚子は別格官幣社だと思っていたのです。

  4. 『田圃は水鏡』前線北上す。

    5月5日、INUMUSEさん『北勢線』
    6月13日、兵庫ふるさと通信員、『宝塚線』
    6月**日、KAWANAKAさん、『千葉からも』
    と、前線は刻々北上しているようです。次にどなたか、東北の『・・・線』を待っています。

    とここまで来て、気が付いたのが、『田圃は水鏡』前線は南下が普通でした。
    2008年栃木県益子の真岡鉄道は5月3日。近畿地方は6月に入ってから、静岡大井川鉄道も6月からでした。桜前線と違い、これは南下です。従って次は四国、九州です。でも、その地もさすがに田植えは終わり、苗が大きく育っていますね。

    大井川も今年は確認のみで、撮影は来年以降です、楽しみにお待ち下さい。

  5. 兵庫・静岡・和歌山・各地ふるさと各地通信員(長いねえ)さま、乙訓のご老人様
    まず、田圃の水鏡ですが千葉県はえらい早く桜が終わればすぐに水が入る状態になり、早ければ20日には水鏡になります。田植えも早いので、千葉と撮ってから関西の水鏡も余裕で間に合います。今年は軸重が重すぎてピットに寝ていますので関西は行けていませんが確かに実感として南下かも。
    ご老人様、総武線は祠の前は貨物は2往復だけです。デカンショ祭り号様のコメントを加えても大したことはなく、大阪の拙宅でしょっちゅうロコのモータ音が響いているのと大違いです。この点は本当に飽き飽きします。カミさんには、毎日おんなじもんばっかり撮って何が面白いのん?と。確かに・・。
    調子に乗って、季節特集をUPしようかと思ったり(軸重問題が解決したらのはなしですが)・・。

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