東西から、ここデジ青にもサクラの便りが届いています。で、日本のヘソ兵庫県からも一通。 武庫川を河口から源流まで66kmを徒破の途中、サクラ回廊にたくさん出合いました。瀬戸内から日本海まで兵庫県を縦断する花の回廊です。篠山市までは武庫川沿いです。両岸に続くサクラ並木はそれはそれは見事な光景です。しかも嬉しい事に、広野辺りから北には『人』がいません。カメラマンたった一名の贅沢な花見です。
残念ながら4月2、3日両日は天気がいまいちでして、『サクラと青空』とは行きませんでしたが、それでも3日午前中は薄日差す空模様でまずまずでした。2日は新三田-三田間で、3日は広野-相野間で花見を楽しみました。三田、広野駅付近を除き、武庫川は福知山線とは遠く離れてしまいます。ここでは鉄道と寄り添うサクラです。なお、武庫川サクラ回廊は拙著ブログでご覧頂ければ幸いです。
▼4月2日 新三田-三田間 下り1179B 各停高槻発新三田行き 空に黒雲漂う
▼同日、同区間、上り1188B 各停新三田発高槻行き
▼広野駅に停車中の上り各停3008M『丹波路快速』
手前の川が武庫川 両岸と川中にサクラ
▼待機3008Mと上り『こうのとり8号』 広野駅
広野駅手前、巨大な第二武庫川橋梁とサクラ
サクラがメインで、電車の姿は小さ目でした。
兵庫・ふるさと通信員様
JR,阪神電車、阪急電車、それぞれの車窓から眺める武庫川は両岸の見事な松並木の印象が強く、桜は頭の中にありませんでした。上流に行くほど桜が多く見られそれも自然と調和して綺麗ですね。広野駅手前の巨大橋梁と川幅の狭い上流の武庫川を懐かしく拝見させていただきました。こちらは土日月と連続曇天でアウトです。北にある福島や仙台でも相当咲いていますのでもう撮影は無理と諦めており今年は鉄・桜は不作の年になりそうです。それにしても歩くことはいいことですね。お元気でお続け下さい。
準特急様
武庫川の桜、下流域では準特急様の故郷に近い西宮市側が綺麗です。中流域では阪急武庫之荘駅が有名ですが、9日においでになる時は散り始めかも知れませんね。阪急電車より上流では、尼崎市側の西昆陽が、4列縦隊に木が並び、見物人が少なく隠れ名所です。
ここから上流で、川沿いに桜並木を探しますと、宝塚市内はありません。三田市川除付近からですね。両岸に並木があります。新三田を越え、広野まではJR線と並行して続きます。広野を過ぎると、JRが武庫川から離れてしまいますが、実はここからが凄い並木が見れるのです。両岸に5m位の間隔でほとんど無限に近い位に連続します。そして武庫川はこの辺から物凄い蛇行を始めます。大井川に劣らぬくらいの蛇行で、三田市井ノ草、本庄、須磨田、藍の里、藍本と。最初北向きが、西、北、東、北、西、南、西、北と全方向を向きます。
そして藍本駅の北、湾曲部の丁子淵では流れが止まり緑の鏡ですから、桜を見事な色で映します。日本の風景、一幅の絵です。さらに北へ、草野、古森、当野を通り、準特急さんご存知の南矢代です。日本海まで続く桜並木全行程を歩破したいですが、時期が限られるので難しいですね。これで武庫川探訪はしばらくお休みです。4月17日から町石道を辿り、高野山に登ります。
準特急さんも東海道を歩いておられるとか。お元気に続けてください。